2015-04-15 Wed
兼ねてより報道されてたグルジアの国名がジョージアへの改名が承認されたようだ。アメリカのジョージア州と紛らわしい。過去に企業名では音響メーカーの「電音 DENON」 を 「でんおん」などと読めるはずもなく、読み通りの「デノン」に改名している。日本語だから改名の必要はなく、アルファベット表記の失態の結末。カロチンがカロテンへと変わったのは単にドイツ語から英語。おのおのにれっきとした理由がある。ところが表記がダサイだけの写真屋は頑なに、Canon , FUJIFILM と表記しているくせに キヤノン、フジフイルム (小さい文字使わず)。バランスが悪いと言ってる理由こそが時代遅れ。なぜなら私には今のほうがバランスが悪い。平成っ子が言い出したのではなく昭和の少年時代から引き続き思ってきたこと。それは同じく小さい頃から「どぜう」と「うふぎ」の文字に文句があったのと同じである。
NIKKORと書かれてはナイコーとしか発音できないし(NIKKORをやめるならニッコールに文句なし)、NIKEはニケではなくナイキだろ。この点はコンピューター会社名で問題になった。台湾の ASUS がそれで、米国法人に習ってエーサスと発音してたが、日本法人ができたときにアスースとされて目が点に。アススならまだしもアサスと中途半端に言ってる人もいた。
テレビ番組で、にーてんぜろ(2.0) とか言った直後に、れいてんに(0.2) とか言う不思議な人もいた。もちろん後者が日本語で、前者はルー大柴語であり、藪からスティックと言ってるのも同じだ。この気持ち悪さに気づかないほうが怖い。
富士系列と言えば富士写真光機が「フジノン」に商号改名済み。「ノン」が被ってるのは意味があるのか、ちゃっかり寄せただけなのか? キヤノンの命名に「観音」を思い起こしたからとは有名な話だが、「かんのん(株)」ではないので「電音」と同列では語れない。
この表記問題によって単純な間違いでもないのに小学生レベルの苦情を申し立てる人が多くて、Canonの読みとおりに キャノン と書いてしまうと関係ない外野から文句が出る。キヤノンと書いてキャノンと読むなんて、訳がわからん。Canonと書くなら話は違うがキヤノンと書いたら き・や・の・ん。なぜなら、それが正しい日本語だから。
むしろ、なんでもかんでもカタカナにしやがってと思うほうが強く、漢字の社名を言い張ってくれたのなら誰も文句は言わなかった。ほかにも リポビタンD ディーじゃなくデーだと言い張られるから紛らわしい。じゃあ D とか書くなって。
日本人の英語の無知さをさらけ出したおかげで、外国にとんでもない間違いを広めてしまったのが「ジャパニーズオンリー」ってやつだ。もちろんこれを正しい意味で使って問題を起こした件もあるが、99%は「日本語だけ(日本語しか話せない)」だと思って書いたつもりが日本人だけって差別語に間違えただけで差別的な意味を持たない。こういうことを引き起こすからゲームに負けたくらいで「リベンジ」と言ってるアホが許せないんだ。
飲料なのに「超乾いてる」、「全て無料」、「汗」とか名づけたり、「ガムシロップ」とか恐怖する名前を堂々と英語で書いてる。そもそも日本人はガムなしでシロップだけの意味すら間違えてる。これらが大企業の連中の程度だ。(ガムシロップを英語で書くとすればLiquid sugar)
命名は重要だがアホはやめていただきたいものです。
これに比べたらキヤノンかキャノンかなんて大したことないことなのかもしれない・・・。
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