2015-06-03 Wed
東京カメラ部2015写真展「0.0045%奇跡」に行ってきた(2015年5月27日~6月14日 渋谷ヒカリエ8階)いつもながら太刀打ちできない写真ばかりであった。だからこそ入選者のカメラマンとお話ができる良い場でもある。芸術センスもあるが、やはり撮影技術より、いかにしてその場にいるかのほうが重要であった。
(※この写真展は撮影および投稿が許可されております)
岩と花火で一発でわかった。これは熊野だね。日程と宿が取れずに行きたくても行けない。これ以外にも私が狙っているのと同じような花火写真があったが、カメラマンと話し込んでしまったから写真を撮るの忘れてしまった。
ローカル線が駅に止まって、その後ろに天の川って写真もすごかった。地球の動きで毎日大幅に星空が変わるわけだから電車が走ってる時間帯に天の川が後ろにこないといけない。場所探しには天体ソフトを使ってるのだと思う。
下の花火写真は私の写真だが、オリオン座が見えたから狙ったものの確証なくまぐれ。星が見えにくくて成功とは言えない。写真展で見たのは半切くらいの大きさであったが花火と星空が綺麗に写ってた。合成したら作品と呼べても写真にはならないから許せず1枚として撮影テクニックで収めようとしてるから条件が厳しい。
星と花火の露出が違いすぎることが最大の難関、天候や星の配置もある。私は感度アップで星、いったん遮蔽後にNDフィルターで花火という方法で乗り切ってるが星が暗すぎたため画像処理で輪郭強調をしまくってる。
これを多重露出同等と言われたら一発の露光で同時に映しこむのは無理でしょう。熱海の場合は周囲が明るすぎて、この狙いには適しておらず星と花火でカメラの向きを少し上下させる必要があった。そうしないと下が明るすぎて写り込むし、12月だと電飾付きの船という「光害」が出ることも。もっと田舎の花火大会で暗闇待機できる場所を探さないと。天候がよければ何度も挑戦してみるつもり。
写真セミナー。
司会はいつもの右八重歯ちゃん。
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