2015-06-05 Fri
突発的な天候不良は仕方がないことですが、近年は予測できそうな雨に見舞われることが多くなった。これは1年だけおかしいということではなく気候が変化してきたわけで、ゲリラ豪雨はヒートアイランドな都市部が原因かと思ったら田舎の平野でも山間部でも関係なく見舞われた。「暦(こよみ)の上では~」と季節感を語ることが無意味であるよう、時代遅れな気象概念まま予定が決められてはいないだろうか?もはや今年の見解が来年は正しいとも限らない...毎年、同じ日に行ってるわけではないが、花火大会で毎年3~4回も豪雨となるのは気象が変動した証拠ではないか。もしこれを偶然だと片付けると、日時と場所だけでも天文学的確率な偶然となるでしょう。
記憶には残る。ずぶ濡れや撮影機材に被害が出た諏訪湖、隅田川、葛飾区、足立区、相模湖など。ほかにも濡れてないが雨がやむまで待機ってのはいくつもあるから多くなって記憶に残らない。諏訪湖は8月15日だし強烈なゲリラ豪雨とも呼べるが、7月末まで梅雨のような気がしてならない。でも、7月末と8月初旬の土曜日が集中日。観覧客側として天候予報と経験から臨機応変に場所を変えるようになってた。
都会だと開催日が固定日であるか隣の区域とかぶらない程度の調整であって決定的に開催日をずらすようなことをしてない。商業的な思惑が強いのもあるが、何ヶ月も前に開催日を決定しなければならない。花火業者もあって変動型の開催日ってのができない。
ならば、なぜ現在の気象条件に合わせた開催日を設定できないのか?
同じ催しを観覧していると理由は定かではないが近年に開催日が変わってるのもある。物産展ならデパートとか展示会場が関わってくるが花火となると場所が関係するとは思えない。近隣で同日でもなければ警察、消防がらみでその日はやめてくれってこともないだろう。
岐阜県で開催日が8月中旬だったのが下旬に変わったのがある。勘ぐってはみたものの決定的な理由には辿り着けない。お盆休みで出かける人が多いからとか考えると、むしろ帰ってくる人のほうが多いんじゃないかと思ったり。私が愛知(名古屋)から遠のいて行かなくなったから理由はわからずじまい。 おん祭MINOKAMOなんて8月1日から下旬まで開催日が毎年ころころ変わってる。
順延可能な場合の早期の中止判断を!
天候だけに判断ミスもあるわけですが、事前に雨が予測されている場合でも上記の汚い理由などにもとに強行して興行として失敗に終わることが増えてきた。強行してしまえば中止になっても有料席の返金にも至らない購入契約が交わされているのが大部分である。有料席は寄付・協賛金みたいなもので、順延なき中止でも返金されないことになっていることが多い。規約を読んだところで変わりようがなく、こうしてネットで騒ぐしかない。だからこそ普通に開催されないと誰も得しないので天候判断は最重要。都会ならば曜日も、お盆休みも関係なく観客が集まるから延期くらい問題ないさ。
某所にて町のためじゃなく宿と宿泊者の都合で開催と文句をつけてるわけですが、それは固有企業が経費を出すと言っても税金ゼロで行われてないから怒ってるわけ。だから周辺は厳しい条件下での便乗商売しかできない。
税金投入ともなると役所の好きな言葉の「公平」っての重く考えなくてはならない。
防災以外で税金投入の少ない花火大会であると企業協賛金の金額で左右されるのだろうが、小玉しか打ち上げられないのに規模が巨大な隅田川花火大会みたいにテレビ放映と裏のう○こビルの大人の事情を思い浮かべた。隅田川も一部が牛耳ってると言っても過言ではなかろう。こういうのは地方へゆくほど減ってゆく。
普通はテレビ中継なんて関係ない。直接商売になる地元商店も協賛金を出しているが、だいたい大口のスポンサーって工場とか。工場としては大きくても名前としては一般が知らない部品工場だったりするから直接な宣伝ではなく地元貢献、雇用など間接的でしかない。自動車部品だとすると各社に使われてると固有な宣伝になっておらず、花火の大きさで個々の企業の力を誇示しているかのよう。この競争が私たちに良いものを見せてくれる。希少価値がある大きな花火であるがゆえに江戸っ子の末裔でありながら隅田川なんぞより魅力的に感じるから地方へ足が向いてしまうのだ。
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