2015-06-27 Sat
モラハラ、パワハラなどなどあるにしても、現在、訴訟を起こして報道をにぎわせているのがマタニティーハラスメントだが、世の中って差別を受けてるとか言ってる側が差別に参加していることが多々ある。特に「優遇」という当事者にだけ良い差別を捨て去らなければ何か言う権利を失うのに、自分に都合の良い差別なら何事もなく受け入れるのだ。いわゆる子供料金ってのは理由があるし、誕生日割引とか固有すぎなら特別サービスとして受け止めることもできるが、真っ当な理由なく年齢とか性別で分けてるのはサービスなどと呼べるのか...
過去の文化的思想は置いといて、いまでも母親が「男の子のくせに泣かないの」と言うことがあるのだから、いったい誰が問題な子から大人へと作ってるのかと思ったりする。差別という言葉の脅迫意識から男の子が「君」で、女の子が「ちゃん」がおかしく全員「さん」で呼ぶとかバカな対応をしている学校があるが単なる敬称じゃないか。ここまでケチを付けるのは異常です。そうした異常な大人は男女(女男)という単語の順番にもケチがついてるが、だったら50音順って何だよってことになる。
正しい対応を含むものの、この病的にまで達した発想はアメリカから始まって「 political correctness 」と言うようだ。英語で、なになにman というときの man は「人」という意味だと辞書に掲載されてるが、woman/manとして自国の言語にすらケチが付いたようだ。それで敬称たる Miss(ミス) と Mrs.(ミセス) という呼び方が差別だと言い出して Ms.(ミズ) となったわけか。
「ミズ○○コンテスト」というのがあった。ミズという言葉は日本で浸透してないから次の年からコンテスト名は変更になった。この場合は当事者だけの問題であるが、どの国でも関係ない外野からの文句に左右されてしまう。そのコンテスト時点で男女を分けちゃってるが、それはいいんですから、まったく頭のおかしな人たちです。さすが牛は食ってもいいが鯨は食ったらダメと言うわけだ。
差別問題から病的発想をしてはいけない。
若干視点が外れるが、マタニティーハラスメントとは違って少子化問題として女性に子供を産んでもらうしか子を増やす道がないわけで、子供を産んでもらわないととくらい言っただけでセクハラだと世間を巻き込んでまで騒ぎ立てるのは異常だ! では、人工授精して機械の中で赤ん坊を育てろとでも?
マスコミって何かあると一方的に、やりすぎ総攻撃を開始するから恐ろしい。これが世間に間違った思想を浸透させ、セクハラという言葉が出たときも範囲を超えて使われるように根付かせた。多くの世間は「木を見て森を見ず」だからマスコミの論調に流されて一緒に攻撃を開始する。全体を見渡して考えて同じ論調ならば文句はないが。
私は少食なので、テレビに出てくる大食いの10分の1も食べられない。そんなフードファイターは極端にしても飲食店における食べ放題とかでの強制的な値段差には根拠がない。仕方なく分けられるのは大人と子供くらいだ。
オフィス街では呼び込み宣伝にて女性のみデザート付きなんて掲げてる店がいまだある。こっちは酒・たばこ・ギャンブルなんて用はねぇ~、アイス・チョコ・ケーキとか好きで何が悪いって感じだが、スイーツ男子とか「思い」次第では差別的用語で普通の男じゃねーって具合に最初に呼びやがった奴は誰なのか?別に自分から言うくらいだから差別とは思ってないが、それより主夫は主婦から差別的に見られるのが現実だ。
統計的に偏りがあるものの個別の能力の違いだから性別だけで分けると“差別”となるが、能力による差で“区別”は正当でしょう。 そこまで差別に含めるから恐ろしい。
(「区別」と「差別」をお待ちがえないよう)
時代遅れ企業のクソジジイどもへ言うが何の理由もない男女差別をやめろ!
(年寄りになるほど昔の思想から自覚症状がない)
これに伴い女性だと言うだけで受ける優遇も捨て去らないといけない。そして、芸人の出川さんが殿堂入りした抱かれたくないタレントランキングとか笑ってみているようでは同じ穴の狢なのです。
特に関西方面で女性が男性トイレに堂々と入る「今だけ男」なるわがままルールが定常化してきたようだが、反対に、漏れそうだったと正当であっても男が女性トイレに入ったらどうなると思います?警察に連れて行かれる。でも「今だけ男」な違法行動は怒られる程度で済んでしまう。この根底には何らか事件を起こすのに限ってバカ男だってことがあるでしょうが、思い込みが根底にある。思い込みの判断は何の証拠も理由もないのだから差別にほかならない。
所用時間!?および当人から聞くところ我慢にも差があるわけだから女性トイレを多くするのが正しい。こうした設計ミスってのも解消されてきてるのだろうか?それとも同数が差別ないとか筋違いな発想でもしてるのだろうか? 余談だが私の場合は変に並びができてると「そこに落ち度あり」と思ってしまう。先日もイベント会場にて女性トイレに行列ができてたのだが、ちょっと歩けば別にトイレがあるが、そうした指示がない。地方の方々は日々の生活上から大勢集まるときの考え方ができないと感じる。
何かと問題になるのは考え方が狭すぎるからではないのか。
前にも例にしたが、アレルギー反応のごとく過敏症になってる人たちがいるわけで、言葉の順番、使い方にすら噛み付いてくる病気レベルな人までいる。震災後に「放射“脳”」と呼ばれた変な人が現れたように過敏症になるのも危険。そして、差別されたと騒ぎながら、片側で自分も差別してることに気をつけよう。「被害妄想」を議論に混ぜてはいけない!
現実、長期休暇したら裏では一生休んでろと言われるに違いないし、それで主夫をやったら主婦からよからぬ噂を立てられるのが現実だ。中小企業で長期休暇なんてとれない。
なんだかんだ、じゃあ、どうすればいいんだって騒ぎたくなる。
<国鉄時代からもある JR 差別疑惑のサービス> (終了したものを含む)
・フルムーン夫婦グリーンパス (年齢および婚姻関係が条件)
・ナイスミディパス (中年女性グループが条件)
・大人の休日倶楽部 (中高年および男女年齢差ありの条件)
・若トク早特きっぷ (29歳以下が条件 JR西日本)
など
これらは日本だから誰も文句をつけないだけである。
そして理解してたら最初からこんなサービスは行えない。
個人的に上記サービスで、年齢ならもっと前だったら使えたなぁ~とか、もっと待てば使えるようになるとか、プラス思考すぎな考えをしてしまうが、世界的にはそれで済む問題じゃない。誕生日サービスとかいう平等のものではなく、もしアメリカで上記のような理由で分け隔てた割引を行ったらどうなるか? それを知るのが先でしょう。外国のほうが厳しいのかと言うと、あからさまな差別が酷いからにほかならない。日本の場合は固有の人が優遇される差別には噛み付かず、潔癖のよう他愛もない断片には騒ぐ異常な大声が通るのだが、「小さな大声」に反応せず、論理的かつ民主主義的に考えることでしょう。
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