掘り返すが、なぜ熱海の湯らっくすマラソンは廃止なのか？そして伊東の開催のしやすさは？　東日本大地震によって津波アレルギー症状が発生したのは言うまでもないが、地震の危険はそれだけじゃない。湘南国際マラソンは西湘バイパスという高架線を使うため数百メートルにわたって逃げ道がない区間があるから多人数が走るなら逃げ道がどうのでは問えない。

　伊東周辺は片側２車線となってる国道135号線が宇佐美駅近くから伊東の漁港まで片道5kmちょっと続くから10キロコースが設定しやすい。一部の500メートル程度を除いて旧道が並走しているため更に条件がよい。どうせ前後は片側１車線なのだから片側をマラソンコースにしても国道135号線は車道として機能する。熱海の場合は港の前を除いて片側２車線の道路がないから有料道路を使うしかなかった。

　運営者側の決定も理解できる。それは東日本大震災にて個々の行動を束縛されたわけでもないのに事業者が逃げろと指示しなかったと法的責任を押し付けられてきたからだ。幼稚園とか学校の児童ならわかるが、判断のできる大人に対してアメリカみたいな判決が次々と出ているため訴訟対策が先という悲惨な結果をもたらした。当事者には悪いが裁判所の決定は別の負の遺産すら作り出してしまってる。良くも悪くも裁判ってやつは人間が決めるから間違った判決がよくある。

　想定？　アホか！　何かと想定外できてるのに話がおかしい。それに地球、宇宙の自然に対して無能な人間が挑むのも無理なものは無理。想定外なら相模湾で直下型がおきても不思議じゃない。過去に起きてないと称して、もっと高い確率と思えるなら伊豆半島というか箱根一体の火山がどうかなる確率のほうが高そうだ。ということで、湘南も伊東も安全だってことではないのだ。

ここにきて再度、開催できる、できないの本当の理由は・・・。