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商業偏り報道
 広告や事業で行ってる報道機関に公平だとか客観性だとかできるわけがないので求める気はないのだが、大手新聞の「色」丸出しのようわかりやすくもない地方はよくわからない。更に問題なのはインターネットで名乗れば報道だって運営しているところだ。放送や出版のように免許やら申請という流れが必要ではなく、私だって客をやめて記者や報道だって名乗れば明日からそうなってしまうのではないか。というわけで、胡散臭い、怪しい内容には批評するのが客の務めだろう...

 大部分の報道としての問題は事の断片しか見ずに語ることだ。速報性を大事にしているのはわかるが、先日の梅まつり初日だって系列局のあるテレビ局のほうが、さっさと消える。新聞社だって客の動向を探るべくインタビューしてるのを見ない。むしろFM熱海・湯河原のほうが客にインタビューしてるところを何度も見かけたことがある。数年間は熱海の大きな祭りごとに張り付いてきたと思うが、テレビ関係はただ撮ってるだけ。ビデオジャーナリストなら一人で撮りながらインタビューもして記者の役割を果たすが、伊豆界隈の撮影クルーには無理なようだ。最初から私が考えるような情報を求めてないからね。

 それでも新聞やテレビならそれなりに責任があるわけだから尋ねてもない事は言わないし書かない。ところがネット報道ともなると、誰のカネでメシを食ってるのか?の疑問から始まって、内容の客観性が非常に疑わしくなってくる。商業内容になると後ろに誰か見えてきて、そこに対して有益な記事を書いているとしか思えない。そんなのマスメディアを装った固有業界紙ではないのか?


例えば、たまたま聞いた話があたかも誰もが思ってるかのように書いたとしたら、それは兼ねてより私が指摘してきた

  断片の事実は、事の真相ではない!

ってやつになる。スポンサーや関係商業者の都合がよいよう意図的であったとしたら歪曲報道である。これは報道機関の規模に関係なく、スポンサーあって活動している報道すべてに言える問題。これを言い始めると収益を得て活動するマトモな報道機関なんて存在しない。新聞は購読料があるから少しマシなだけだが、広告まみれだ。

 ネット上のみで報道記事を出しているところは私が感じ、見聞きしてきたことと違う論調が多数みられるから疑問に思ったわけ。経営収入母体=スポンサーということになると、誰かの利益で物書きをしていると思われても不思議ではない。

 我々と違って報道を名乗るのなら、少なくとも単なる客である私の10倍、数十倍の人から得た話を総合して語っていただきたい、いや、そうしなければ報道を名乗る資格がない。私は嘘は書かないが結果的に間違うこともあるだろうし、行動の限界があり報道でもなく個人ですから無保証を掲げてますよ。納得できる段階までやりたくても、資金や時間からできないから身分相応。だから私が批評するような方々も身分相応なことをしていただけませんか。ただでさえ大手テレビや新聞社が裏どりを怠ってばかりいるんですから…。





 某メディアが筋違いのことを言い始めてるから、それは大間違いだと言っておきたい。どうやら彼らが客の立場をわかるようになるのは無理なようだ。いまの時代、商店側の都合で客が動くわけがない。客の都合、要望に合わせて商売をするのが基本だ。客の わがまま は分けて考えられるが、自己中すぎて応じられない事を除いて要望に対応するとなれば、それがサービス業である。商売を勘違いしてないか?


・梅園を有料にするだけで客が増えるのか?

有料と関係があるのは客が減ることだけ。 咲いてて無料なら増えそうだが即効性はない。
例えるなら、「まだ青くて食えないのに、みかん狩りに行くやつはいねぇ~」

 梅園だけを目的とした観光客は、ほぼいない。よって時期外れであってもやってくるのである。梅の花が咲いているわけもない元日に客が来ている理由を考えよ! それは単に正月の宿泊客である。このように周辺観光の流れから時期外れに客が増えることがある。バスツアー客であると会社が調査して状況に応じて行き先を変えたりするが、行動が自由なはずの個人は調査のほうが甘くて対処できないことが多い。

 ちなみに、1月10日の時点では私が尋ねた誰も無料であることを知らず、1月18日の段階でも多数が知らない。そして、開花状況のほうは誰も知らなかったよ。住んでたり、商売してる側は市役所や観光協会のウェブサイトなんて見てないってことだな。熱海駅や来宮駅を使って通ってる人なら看板を見れば書いてあるが、いちいち見てないかも。それに役所(観光協会?)が出している「1.08分咲き」とか、この算出方法が謎。元から概算値でしかないのが、小数点以下まで出てる。細かく出すなら木ごとに咲き方が違うのを、正しく伝える方法を考えよ。

 全体から平均化した数値であると、個々によって捉え方に違いが出ると思われる。多くの人は全体からして咲いてないと考えるだろうが、反対に一部だけを見て咲いてると思う人も出てくるということだ。客観性をもたせるはずが、余計にわからなくしてしまった。

 過去に良い開花情報として語ったが、個人運営の河津桜情報局では複数の地点、毎日の写真がカレンダー状に掲載されているからこそ、その情報を見る側によって個々に判断することができた。過去のデータから開花日の予測があることも嬉しい。予測は自己責任となるため公式サイトじゃやれないと思う。なぜならお役所的な組織は苦情が1件でも入ることを嫌うから。観測網の発達した天気予報ですらハズレが出るって言うのに100%支持を求めるのが役所的な発想。


さておき、なぜ梅園を有料にしたほうが客が来るとか訳のわからない理論になるのか?
それは商売人のご都合主義ですよね? 商店側に偏ってる論調に呆れた。




・観光地側の市場調査がなってない

 客として開花状況を確認したとして、有料だとか無料状態なんだとか把握してる人がどれだけか。私はほとんどいないと感じてる。この件に関して一部ではあるが、こっそり調査を行った。いつものようタクシー運転手、店舗、何気ない街中での会話からであるが、熱海で商業に関わってるのに梅園の状況を把握してなかった。一応、客である私だから調査サンプル数は少ないにしても複数が対象であり、ある程度の実態を示してると思うよ。たまたま、出遭った固有の人だけの話じゃないからね。

 前から指摘しているが、商売が下手な奴らって街の情勢や動向って何も調査しない。自らが販売もしくは提供しているサービスがどれほどなのかも把握してない。例えば都市部でも、スーパーマーケットが安売りするから商店街が潰れるとは被害妄想であって、商店が提供するもののコストパーフォーマンスが悪すぎるから買う気がおきないだけである。旨い店なら潰れないよ。客として当然の反応。買い物 難民となる地域では仕方なく買ってるにすぎない。都会でダメな商店街が生き残っているのは単に人口が多いからで、商業的敗者はいくらでも生き残ってる。彼らを生かすために、まずいものを高い金で買えってのは日本のとる主義としておかしいだろ。商店側が努力するのが筋ってものじゃないか。やってもダメじゃなく、それを怠ってるから怒ってるんだ。

客が多く集まる店と 観光地価格と言われて客が来なくなる店の違いを重く見よ


・河津桜開花状況報道の件を彷彿させる

 商店側でしか物事を推し量れないようなネット報道ごときが現実を正しく見極めることなどできるはずもないが、これは河津桜の一件と同じに思えてきた。伊豆新聞が客のために、まだ咲いてないと“正しい”情報を流したら、余計なことを書くなと苦情をつけられた件である。地元の誰かが騙してでも客を呼べみたいな、この捻じ曲がった根性が客を遠ざけているのである。

  客として咲いてもないのに騙されて行ったら、あとがどうなると思っているのか!

 このように熱海梅園が有料で入園客が減ったとしても、咲いてようが咲いてなかろうが定めた期間を有料にしたら人が来るとか訳のわからない理論、アホか。早期に有料にして人が来ると思ってるのは、いい加減なことを吹き込まれてる商店だけだ。客をバカにするのもいい加減にしろって感じ。そんな集客のやり方は「今、客を集めても、大部分が怒って来年から来なくなる」 そんな方法だよ。流れの露天商なら別の場所に行くからバカな要望を言いそうだがね。

  自然を食い扶持にしてるなら自然に従うのが筋


 河津桜はバラ撒いたおかげで各所で見える。神奈川県の三浦海岸でも松田町、小出川(茅ヶ崎市)などでも数百本~千本が豪勢に咲いているから、わざわざ行かなくてもよくなった。そこで見てからの率的に本家を見たくなるとか期待してる場合じゃなく、行かなくて済むという確率のほうが桁違いに高いに決まってる。

  あたみざくらを売るなどという馬鹿な発想はどこから来るのか?
  ナンバーワンになれないのに、オンリーワンすら捨てる気なのか!

目先しか見えてない間抜けな発想をしてる奴らは、桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿…自分で腹切る馬鹿。

 三浦半島なら京浜急行の「みさきまぐろきっぷ」ってお得なセット切符で行けるんだ。電車、バス、食べ物だけじゃなく、立ち寄り湯や遊覧船までの選択肢がある。どのくらいのお得さか、おわかりか? 似た企画のマネはしてるよ。でも是非とも行きたいと思えるレベルじゃないんだよ。




・戦力外通告

 高齢化社会はそれとして「時代の流れに乗ってこられなかったのなら、さっさと引退すべき」が当方の見解である。そうじゃないと、せっかく上昇傾向になる観光経済の骨を折ることになる。仕切ってる側の頭の時代遅れのことを言ってるのだが、そんな彼らが牛耳ってるようなら未来が暗い。

 このままだと時代の流れがわかってる組織化された観光業と頭脳プレーができる一部の業者を除いて事業が成り立たなくなるだろうし、外部事業者には去るという選択肢もある。念のため、時代遅れとは概念のことであり、古いから新しい建物にするとかいう意味ではない。

 なぜ、これが言えるかだが、うちの爺さんやら周辺を見てるとハッキリ見える。現代の同じ時間を共有しても同じニュースを見てても、彼らの脳の時間は昔で止まっているからだ。親なんてすぐ子供に追い越されるのだが、古い時代の人間ほど、これが理解できない。いや、たちが悪いのは認めようとしない。だから過去の功績にしがみついて指揮権を渡そうとせず、いつまでも自分がトップかのように “お山の大将” へと成り下がってしまう。生活がかかっている以上、これを老害だと捨て置くことはできない。

 私は中学生の頃からコンピュータープログラミングをやってて二十歳そこそこから職業化したが、それでも界隈で言われてたよう女子アナ同様に三十歳定年説ってのがあり、それが正しいものだと能力減退を自覚することができた。江戸時代から何世代で寿命が約2倍になったが、追いつけない部分は多々ある。還暦が赤ん坊に戻るって意味は自己中(自分勝手)に戻るって意味でも実に的を射た表現である。引退に金持ちも貧乏の関係ないと思うが、上岡龍太郎師匠とかジャパネットの高田社長、反対に頭の病気を患っても権力を渡そうとしない奴の違いってなんだろうか。戦力外通告ができない事業体であるほど困ったもの。

これは事業者より先に政治家に言うべきことだが、
長い歴史による経験は大切なものだが、いつまでも指揮権と決定権を持ってはいけない・・・。



例によって話が脱線したが、筋の通らない策略にはまらず

我々、旅行者は、正しく開花状況を見極め、好きなときに行こうではないか


→ 参考:開花情報のあるべき姿

| emisaki | 21:09 | comments (0) | 大衆媒体::インターネット |
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