2015-07-06 Mon
各地のゆるキャライベントに顔を出していると、ちょくちょく会う人がでてきて話すようになる。そこから遠征費の話になるのですが、旅人の流れの私と違って多くが割引切符を知らない。私が「お先にトクだ値50で行く"ご当地キャラこども夢フェスタinしらかわ"」という題名で書いたものの、そもそもJR東日本の「トクだ値」ってのを知らなかった。片道を普通電車で行ったと言ってたから閑散期特別企画の「お先にトクだ値50」を買ってたら同じ値段で新幹線に乗れたことになる。先日の「ふっかちゃんのバースデイぱーちぃ」で、どこまで帰るのか深くは尋ねてないが、赤羽から湘南新宿ラインに乗り換えた方は深谷からSUICAを使っていたが、もし新宿から中央線で阿佐ヶ谷より西から来てるなら損している。片道1,335円を越えれば「休日おでかけパス」(2,670円)のほうが安い。
「休日おでかけパス」は北は埼玉県ギリギリの神保原駅まで新幹線だと本庄早稲田駅まですが、高崎に行くときに神保原→高崎と予め切符を買っておけば楽だ。乗り越し処理はできないので自動改札は通過できません。範囲中心からだと倹約金額は小さいが、範囲内の大移動では片道で元を取ることもある。富士山方面に行くのに、君津(千葉県)から大月(山梨県)は片道乗車券が3,020円ですから当日に帰らなくても使う価値がある。
深谷から高円寺で1,320円(IC 1,317)、次の駅の阿佐ヶ谷だと1,490円に上がってしまう。高円寺で降りて買い物して、また1駅乗ったほうが安い。こういうとき自然な行動が倹約につながる事があるのは、新宿とか近くの大きな駅で降りてから帰宅すること。自宅の最寄り駅の手前で料金が跳ね上がる場合は、だいたい途中で降りても損しない。伊豆で例にしたことがあるが、東京山手線内くらいから伊東まで買う場合、通しで買うと途中下車が許されず2,270円(IC 2,268円)だが、熱海で途中下車する場合1,940円(1,944)+320円(324)となり1円も損しない。伊東駅より先は伊豆急行線で別料金だからもっと先に行くのにも通用する。
「休日おでかけパス」は東京を中心とした近くだが、JR東日本の管轄内でも、仙台など個別の地域に似たフリー切符が存在している。JR東海の場合は「休日乗り放題きっぷ」という名前、JR西日本は「関西1デイパス」。
国鉄時代からあった「~周遊券」が廃止され、似た要素の切符も次々と廃止されてきた。営業区分の分割が原因であろう。旅行者目線から分割民営化は欠点だらけかどうかは自分で払う頃には既にJRになってたから完全には判断できない。大部分が廃止されても最近まであった「伊豆フリーQきっぷ」なんて便利なところもあるのに宣伝不足か廃止されてしまった。
会話の中から感じてきたは旅費の正しい倹約方法を知らないことばかりのよう。私も損をして旅を重ねるごとに知ってきたことなので、知ってる限りの事は伝えたい。
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