2015-07-12 Sun
JRでは「夏の臨時列車」というのが発表されるのだが、その書類で発表されたり、時刻表に掲載されている臨時便と掲載されない臨時便の基準がわかりません。なんとなくわかってるのが長距離の臨時じゃないと掲載されないのだと。だから運賃が1000~1500円かかる距離だろうと花火大会のときに走る臨時便は花火大会の主催が発表してくれないと当日現地に行くまでわからないのです。更にローカル線ともなるとインターネット上で発表されないことが多い。ローカル鉄道が宣伝するのはインターネットしかないのにウェブサイトをおろそかにするという悪の相乗効果は鉄道に限らずローカル企業の得意技だ。
最近、銚子電鉄のウェブサイトが一変したのだが、今年正月までであると初日の出の臨時電車なんて毎年走ってるのに何年に一度しか発表されてなかった。私が前回行ったときは例年のようJRからの接続便があるに決まってるだろうという不確かなもで、過去の時刻表を資料として保存してたから参考にできただけ。
諏訪湖の花火だって通常ダイヤだけ確認は取れていたが、臨時便の事前情報は全くなし。駅を降りたときに配られていた臨時電車のチラシで知る。JRの時刻表に掲載されるのは夜行便のムーンライト信州(全席指定)だけ。実際には長野方面や甲府方面に在来線の臨時電車が走る。諏訪湖近くに宿が取れなくても場所を変えれば宿が取れるから臨時電車で移動することになるのだが、大行列を目の前にして初めての人だと乗れるのか不安になるはず。
有名な花火大会なら電車はあるだろうが1万発規模でも臨時便が全くないところもあるから怖い。特に車社会な方面だと電車のほうは許容量があるってことなのでしょうが、臨時がないから花火が終わってからの最終電車まで1時間待たされた上でのぎゅうぎゅう詰めも。場所の確保から始まって帰るまでの時間、効率を気にするのに最も効率が悪いのが花火大会だったりする。
それでも、終電の恐怖と戦うよりも豪雨のほうが怖い。諏訪湖みたいなら中止になる前の夕方から雨に敗れて退却だが、相模湖では最初からゴロゴロと雷雨だったのに危険覚悟で粘ってしまったから早期に撤退する勇気も必要でしょう。臨時があっても電車止まったらどうしようもないから…。
→ JR東日本 時刻表
この記事に対するコメントの受付は終了しています。
コメント
先頭へ △