サイト内 移動
NEW ENTRIES
Search Box
CALENDAR
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
<<  2024 - 11  >>


2024 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2023 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2022 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2021 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2020 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2019 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2018 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2017 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2016 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2015 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2014 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2013 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2012 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2011 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2010 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
COMMENTS
    小田原~大涌谷通行止め~箱根園~関所
  • emisaki >07.10
  • 秋菜 >07.10
CATEGORIES
ARCHIVES
Status
現在: ゲストモード
PROFILE
OTHERS
POWERED BY
ぶろぐん

動画撮影用外付けモニターの選定?
 カメラ本体の液晶モニターでは小さすぎてピントの確認すらままならないため、知り合いを含めて多くが5~7インチの液晶モニターを買っている。最近まで特機だと米国企業品が日本製より割安でB&Hという販売店から輸入するのもお決まりコースとしてあった。私が買ってた頃は英語との格闘が大変だったが、今ではネット通販だし購入解説ページまでできてる。一般市場だと中国製が氾濫していたが、彼らのこったから機能が中途半端だった...

 過去のエレクトロニクスショー以来、部品から市場を予測するのは当たり前だった。スマホやタブレットPCの進化から外付け液晶モニターがハイビジョン解像度になるお膳立ては完了してたが、中国製品にはその兆しが全く見えなかった。そうしたところから、いまだに新製品がでてくるのだが搭載液晶の解像度は800x480から1024x576と旧来のもので、国内4万円じゃ全く買う気がおこらない。性能差で言えば1~2万円程度の価値しかない。

 今年のNABの発表で9月発売(当初7月予定 64,778円)でBlackmagic Design(BMD)の外付け液晶モニター市場参入によりコストパーフォーマンスが劇的に上がった。ソニーもハイビジョン解像度の製品(2015年8月7日発売予定 75,600円)になったが、BMD社製のはソニーより1万円ほど安いのに業務用の機能、入出力端子(6G-SDI)を含んでいるし、それ自体がレコーダーとなるからバックアップ記録に使えると機能差が激しい。

ユーザーインターフェースは、BMDがタッチパネル、SONYはジョイスティックとボタン


 BMDの電源はキヤノンの LP-E6 バッテリーだけなのでちょっと残念だが、ソニーは自社のビデオカメラで家庭用に類するバッテリーに対応、だが小規模業務からハイクラスアマチュアが使うカメラのバッテリーには対応していない。中国製品だと別売の装着器具によって数社のバッテリーに対応していることが多い。

 自社にしか対応しない囲い込みが災いして購買威力を失わせたところ。αとビデオカメラのアクセサリーシュー変更時点で理解したと思ったのだが、自社でカメラを販売してるから他社に対応させないのが大間違いなところ。放送用で考えてみなよ。ソニーのビデオカメラに付いてるのはキヤノンとかフジノンレンズだろ。民生のほうが市場規模が大きいから阻止するんじゃなく、ソニーは何かと内に篭もって消費者に迷惑をかけるから売り上げが伸びないのではないか!


 発売前だから現行製品を使った感覚で語ると、HDMI接続には危険性がある。端子部分の接点に確実性がなく、端子およびケーブルが大きく重たいため、動かすことによって瞬間的に接点が浮き上がって接続が切れてしてしまうことがある。
 表示としてだけ使っているなら一瞬見えなくなるだけで障害はないが、HDMI入出力を使って外部レコーダーで録画している場合には大問題となる。普通の平行に飛びしているようなケーブルを使うのはもってのほかで、端子部分が垂直に曲がってるようなケーブルを使って動かないように固定するなど対策が必要。外部レコーダーが BMD HyperDeck Shuttle ならSDI(同軸ケーブル)で接続できるが、HDMI入力からSDI出力へのコンバーター機能を持っているとは思えないので、これは確認しなければ。
過去の仕事からこんな考え方になってしまった。

 10万円ぐらいのビデオカメラを使ってる奴が何をいうかってことだが、カメラ本体にカネをかけたがるのは素人考えで、見苦しいかどうかって周辺機器による影響が大きい(画質ならレンズ)。ファミリービデオが見苦しいのはカメラが安いからじゃなく撮影環境が疎かだから。1980円より3万円、3万円より10万円の三脚って感じだが、小型カメラ専用の高性能なビデオ三脚が製品として存在してないのが超割高になってしまう。

 デジイチ4K動画で被写界深度が浅くなると、本体の3型から5型程度に大きくしたくらいでは小さすぎてピンボケの認識ができない。だからカメラ側の10倍拡大機能の意義は大きい。撮影中にはこれが行えないため、外部モニターが拡大機能を持っている必要性が出てくる。大型モニターは持ち歩けませんから。

 テレビ局のプロカメラマンがピンボケに全く気づかず世間に失態をさらしているのは、カメラマンからサブまでちいちゃい画面でしか見てないからで、それが見えてるのは大型テレビで見ている視聴者。朝の生放送の野外映像で出演者を撮影しているのに背景のコントラストが強くなるとピントが合ったと誤認識するのだが、プロのくせにいつまで経っても学習しない。こっちは気づいてるから対処したいわけ。ハイビジョンになってから被写界深度の深い小型ビデオカメラでもピンボケに気づきにくいほどシビアになってる。

そんなことだが、私が買ったのは撮影中に出力端子から映像が出力されない なんてこったい!

Blackmagic DesignBlackmagic Video Assist 液晶パネル1920x1080 実売 62,800円
SONYクリップオンLCDモニター CLM-FHD5 液晶パネル1920x1080 実売 58,000円
アドテクノ55HA 液晶パネル800x480 実売 39,800円
| emisaki | 20:43 | comments (0) | 映像音声::周辺機器 |
コメント