2015-08-10 Mon
按針祭 海の花火大会2015年8月10日 20:00-21:00(実際の終了時間21:04)
静岡県伊東市
打上場所:伊東港、岸壁および船
観覧場所:伊東オレンジビーチ北西部 伊東駅入口信号前の海岸
風: 北からの風
予報を信じていれば、大会本部、および、なぎさ公園(有料観覧所)が悲劇的な場所であることがわかる。よって時間があっても、近くであっても風下だとシャッターを押す気力もなくなるから行かない。毎回だが、なぜか海のほうが風下になってくれない。
残念なことに以前より私の写真の腕が落ちている。あ、その残念じゃなかった。相変わらず花火の打ち上げが雑である。クライマックス部分はそこそこ決まってるのだが、ほかの長い時間がね。
熱海も同じだが、「なぜそんなところで邪魔する汚らしい小玉を打ち上げるんだ」ってのが多々あるし、笛を使っておきながら何も起こらない。笛はなんのために付けてるのかわかってんのか! 悪いが釈迦に説法してやろうかと思った。
花火写真歴は短いし、肉眼で見ることにしてるからカメラは向きすら適当。失敗してそうだと向きを変えてみる。
全体的には何年か前より質は落ちてるし、打ち上げ場所も大部分が伊東港側になってしまった。前はオレンジビーチの全体の幅で水上花火をやってたし、玉も大きかったが、今年は近くに寄ったにも関わらず大玉打ち上げ以外で大きく見えたのは客船の飛鳥IIだけだった。
熱海より良い部分は、何度か煙が消えるまで打ち上げを待ったこと。これによって21時よりちょい前に終わるのが21時過ぎて、ダッシュすれば間に合う21時11分頃の電車に乗れなかった(本当は間に合わないが毎回出発時刻が遅れるから間に合う)。煙が消えるの待つのは観覧側のことを考えてだから当然の措置である。熱海は煙が残ってようとも構わず時間通りに進行するから困るわけ。打ち上げればいいってもんじゃないですから。
写真を撮るなら離れないといけないので、かめや旅館の前より更に離れる伊東マリンタウン寄りのオレンジビーチ(海水浴場)。打ち上げ場所に近いオレンジビーチの伊東港寄りだと焦点距離20mmでも収まらないと思う。今回の距離でHDビデオは35ミリカメラ換算22mmだったのに中途半端な画角でしか入らなかった。
伊東港のほうで打ち上げてる小さいのは最大広角じゃ小さすぎる距離だったが、大玉のほうは収まらない。オレンジビーチの端っこの、お決まりの位置じゃつまらないが、そのほうが離れてて収まりはよかったかもしれない。マリンタウンは遠すぎ、途中の道沿いだと真横になってしまう。離れるにしても伊東って横からの良い位置がなく、逆側だと遠い初島しかない。正面は街中が広くて民家がある高台で1.5~2km、山だとそれ以上の距離がある。入れない場所には良いポイントはあるが、それは無いも同然で、一部の数階建てホテルに泊まったところで屋上を使わせるはずがなく、部屋の窓から見えなかったら価値は出ない。
熱海ほどではないが伊東も周囲は高くなっているため、始まるまで上空の風が読めないのですが、例年通り、好都合なのがいてくれる。大型客船「飛鳥II」だ。
伊東は入港できる港がなく、乗客が降りる場合はボートが使われるため沖合いに停泊している。これによって早めに行っても飛鳥IIの煙突からの煙はよく見える。日没から南のほうへ煙は流れていた。
ウェザーニューズの風向き予報が北東の風であったため従来通り伊東駅から近い海岸線に陣取った。なぜか人がいないポイントがあり、そこは雨のときか排水が流れる場所で、当日は何ら水もなかったため、その若干のくぼみにした。失敗は海の干満がわからず陸地に入りすぎた場所にしてしまい、宿泊客か、うるさいオヤジ連中(たぶん酔っ払い)の近くになってしまったことだ。
どっかのおっさん: 「ひゅー、 ドーーーン」と数回
頭の中で : 「お前の花火のマネを聞きにきたんじゃねーよ!」
幸いにも子供の敵がいなかったのに。こういう人たちは直前に来て隙間に入り込むため場所取り時点で回避策がない。酒瓶持ってたら避けるけど、開催時間が20時と遅く暗くてわからない。打ち上げ場所から離れた場所だから問題があれば移動できるくらい空間があるが、始まってからは迷惑で動けない。
まあ文句たれてますが、中途半端な都会の花火よりよっぽどマシだから行ってるのである。
発車番線が変わってた。過去には、1番線(改札入って正面)が21:12熱海行き、2番線が21:31小田原行き臨時、3番線が21:24伊豆急下田行きだった。だから花火大会のときだけできる臨時の出入口から入って、階段をおりる事を想定してたのだが、臨時の小田原行きが1番線で下田行きが3番線だった。今年は花火の終了時刻が遅れたため、21:12熱海行きは歩いてる途中で出発してしまい何番線だか不明。小田原行きが出る前に、21:41品川行きが2番線に入ってきた。鉄っちゃんじゃないから、帰る方向のが何番線だけがこの話の焦点。
何年か前にできた臨時の全席指定な臨時快速(グリーンおよび普通車全席指定 伊東按針祭花火大会号)が伊東駅21:54発、品川23:45着だが、臨時の小田原行きに乗って小田原で乗り換えたほうが早く東京駅には着く。伊東按針祭花火大会号でも最終の総武横須賀快速の千葉行きに乗り継げる。上野東京ラインは品川22:39が最終のため、これより遅いのは従来通り品川から山手線か京浜東北線となる。
伊東按針祭花火大会号が有用となるのは観覧場所が伊東駅から遠い場合。なぎさ公園、松川のほうが混雑しているため駅までの時間がかかる。私なら大通りは避けるが伊東の町をよくは知らない人たちが、帰り支度して、歩いて、伊東駅大混雑で21時半に間に合うかどうか。今年は機材の帰り支度にもたついて伊東駅には21時15分くらいになったが、それでも南側からは続々と人がやってきてた。すると21:41発(熱海で先発に乗り換え)か、この臨時便21:54かになる。全席指定は予め買っておく必要があるから現場での選択は難しい。先に帰るからこの電車の乗車率は知らないが、ほとんど近隣の客で東京(品川)までのが満員になるとは思えない。
小田原行き臨時便では推定3分の1が宇佐美で降りた。網代、伊豆多賀で降りた人は確認できず、来宮で結構降りて、次が熱海だが三島方面へのほうが多い感じがした。熱海からは乗る人がいるため、この先は区別つかず。過去に乗ってきたのは、21:10頃(実際は遅れる)と21:25~30頃の臨時便が半々で他の電車の状況はわからず。今年は終了時間が遅れたから状況は不明だが21:10頃のは東急の車両でラッシュアワー並みの乗車率になるから、既に入線している次の臨時便にすると座れるくらいだった。今年は臨時便が混雑してたから、終了時間が遅れた影響が出てたと推測できる。
伊東駅のプラットホーム上にSuica普通車グリーン券売機はなかったと思う。改札前の券売機で購入しなければならない。残高が足りない場合には先にチャージしておかねばならない。乗り継ぎで使えるから長距離は断然お得な普通車グリーンですが、平日東京までなら1000円を越えたはずだし、指定席でもないし、品川(東京)までなら臨時便の普通車指定席が520円だと思うので、そっちのほうが着席は確実。
伊東按針祭花火大会号は品川から往復だから上りもあり、今年の運行は品川16:22発→(途中停車駅あり)→伊東18:17着。過去より出発時刻が遅くなったが到着時間はほぼ同じ。18時過ぎじゃ、ちょっと遅めの到着だから有料席じゃないと場所の選択肢は縮まる。
別件で書いているが、花火大会の情報を集めてる人たちが引っかからないためにも記載しておく。
花火大会の情報で検索すると、ちょくちょく見つかる情報掲載ブログがある。そんな広告料稼ぎの下劣サイトに情報を盗まれるのもしゃくにさわるが、生の情報を書ける側からすると、来たこともない奴が嘘を書くなと言いたい。このように私が見てきた花火なら全部で情報の程度の低さを指摘できる。仮想空間で情報を集めてるだけのサイトに価値がないので見破りましょう。
→ 役に立たない情報サイトにご注意を (その件を書いた当方の記事)
当方は、動画の投稿先であるYouTubeを含めて一切の広告設定はしていない。
インターネットは汚い金儲けの場じゃなく、ギブ アンド テイクが基本だ。
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