2015-02-15 Sun
きのうに続き晴天のため出動! 現地でお金を使うため小田急株主優待券を使って移動してるためJRより30分くらい時間がかかってるが、その甲斐あって運賃は往復で千円くらい安くなった。最寄り駅な伊豆多賀駅は乗客が多いと思われる時期・時間帯だけ有人な駅だが、周辺4駅が2015年3月中に終日無人化する。いままでも無人駅みたいなもんだから別段困ることはない。SUICAの精算機がないので残高不足なら外の券売機を使うことになる。もしも券売機内部で紙幣詰まりとか発生したら?それは考えたくない…
昨年は見頃と思えた土日の2週とも大雪に見舞われて行くことができなかった。熱海より東京のほうが大雪でマヒ状態だから行くに行けない。もし、行くとしたら氷な山道を歩くための靴が必要だった。残雪が凍ってたら登れないし、雪でも急坂だから恐ろしくて行けない場所。
今年は晴天であるが、心臓破りの急坂は存在しているので辿り着くのが大変であることに変わりはない。ここの段階で、あと少しなのだが、ここから傾斜が更に強くなる。横の民家の平行線と道路を比べれば写真ではわかりにくい急斜面を感じることができるはず。この写真で見えなくなるあたりからが最後の強い傾斜。
この写真は水準器で水平にして撮影しました(誤差±0.5度)
これは急斜面によって自重に耐えられなくなったアスファルトが滑ってきて波打っているとしか思えない。この場所は人造だけどね。
こちらの写真は下向きで撮影しましたが、この道ではここが最大の急斜面ではなかろうか。車道は手前で迂回(蛇行)するから車は通らないと思う。この程度の坂なら日本中に存在してるから珍しくはありませんが、駅から徒歩で行くには厳しいところであります。
車のCMに登場した通称ベタ踏み坂(橋)なんて日本中に存在する急坂と比べたらお笑いなくらい普通の坂。東京で急坂だと私が通ってすぐに思いつくのは赤坂見附と青山一丁目の間で246号に入る路地だが、20~30メートル区間だから何百メートルも続くことがない。信濃町駅の近くで昔ソニーのレコーディングスタジオがあった隣の路地も急坂。
このくらいの坂道でも既に600メートル以上は続いてる。きょうは三脚を持ってないだけ軽いにしても6Kgのカメラ機材というお荷物付きだからバテバテ。それでも毎年のぼってるのは「そこに花が咲いているから」と、山に登る人の理由に近いかもしれない。
【さくらの名所散策路】
引いて見ればよさそうだが、赤い色が強い。赤は花びらが散った部分の色。
つぼみの時期は暗い赤茶色に見えて、花びらはピンク色で河津桜よりは白っぽい。
工事期間中なのでかなり手前までしか入っていない。
ここの工事(第二期)は2015年3月20日までとなっているが、まだ伊豆多賀駅まで通じるようにならないから桜の時期が終わったら来年まで用がない場所となってしまう。最終的な工事が完了しない限り、伊豆多賀駅から急坂を降りて海岸線まで出て、また急坂を登ることとなる。それが、この場所を守っているとも言える。だから、ほとんど誰も来ない。また、過去(第一期工事後)に人間の頭くらいの落石を発見したが、道を作っても安全性が確保されてないようなら危険で他人に勧められない。道だけ作るってことでは困る。完成すれば熱海高校への通学路となるのだから。
【長浜海浜公園】
長浜海浜公園(海水浴場)パノラマ画像 大型画像につきクリック注意! 4096×1080ピクセル
足湯。入ってた人が「ぬるい」と言ってたので、手を突っ込んだら確かにぬるかった。あたりを見渡すとお湯の供給源がない!入れっぱなしで冷めっぱなしだったのだ。人が少ない伊豆山神社の特設足湯だって温泉タンク車から掛け流しだったのに。
リーズナブル価格の干物屋さんが出店してなかった。というより干物をサービスで配ってるところ以外に干物屋は出てない。よって干物は買わずに、生絞りのみかんジュースを買った。
味は変わらなくても観光用には出せないのが安く出てるのを期待したんだが・・・
観光地価格じゃなく住民が行く店が閉まっていたため結局、干物は買えず。土産はその観光地に自ら飛び込んで熱海駅前「まる天」のさつま揚げとなった。だから6個で2千円突破! うまいけどさ、東京下町の2倍以上の値段だから…。
干物は3月の「わかめまつり」に期待することにして、糸川へ向かう
時刻表のチェックを怠ったため大失態。急坂を上って、伊豆多賀駅に到着したのが13:13。踏み切りの音からヤバイと思ってたが、ちょうど電車が出たところだった。
階段を上って時刻表を見ると、な、なんと次は13時59分!
ちょっと待てよ、あと45分もあるじゃねーか!!
また坂道を下る。運賃高いけどバスで行くぜ~
バスが13:16 にあった。こんなことなら伊豆多賀駅まで上らなければよかった。
(ネットで調べろって俺はガラケーだから大変なんだよ)
次のバス 13:46 まで、また うみえーる長浜をうろうろすることになった。
電車は13:59だし、来宮駅か熱海駅から糸川まで行くことを考えたらバスのほうが絶対に早い。
咲見町経由だったので、銀座(熱海)じゃなく本町商店街で降りるが、料金メーターが上がりそうな気配がしたから手前の清水町で下りる。お宮の松経由(国道135号沿い)を走ってれば銀座で降りても長浜(海水浴場)から380円なのは経験済み。咲見町経由は糸川あたりだと距離が長くなるが、熱海駅まで行くとなるとお宮の松経由より距離が短くなって料金も1段階くらい安くなる。30円ケチってどうするかだが、坂道じゃないので実験だった。清水町で降りたから芸妓見番の前の枝垂れ桜のツボミの確認もできた。
伊豆多賀から電車なら半額の190円で済んだはずだが、来宮駅から坂道を下って糸川遊歩道までの時間を考えるとバスのほうが早い。料金の支払いに手間取っている人がいたが、それでも14時頃に着いた。私の場合は例の回数券を車内でちぎってスタンバイ完了してるから、料金箱に突っ込むだけ。
住民でもないのに1年に1回くらい回数券を買ってますが、旅行者だから使う区間が不定であるのに、必ず50円券、10円券の順になくなるんですよね。そして100円券ばっかり残る。だから結局は小銭が必要になってくる。券の配分が悪かろうとも、期間を気にせず2000円回数券で2400円分使えるのが最大のメリット。
(平行して走る伊豆箱根バスで東海バスの回数券を使おうとするボケもお約束;)
客の利便性と誤魔化し事業者側のメリットでしかないのがICプリペイドカードだ。カードだけでお金が使えないって怒るなら当然だが、SUICA使えないって怒る奴は某大学の頭のご不自由な特別教授くらいなもんです。
今のところ東海バスさんは導入するとは言っておりませんが、当方はICカード対応 反対します (ICカード機器導入費用の転化として回数券に相当するものを廃止する悪夢の現実が全国共通だから)。ICカード払い対応しない交通機関なんて日本にいくらでもあります。
熱海市は高齢者(対象は非課税者のみ)向けにバス回数券の補助金を出しているが、東京みたいに半年や1年利用のシルバー定期券は発行してない。だから回数券は残して欲しいものだ。
伊豆多賀駅から長浜海浜公園への途中にある大きな梅の木
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