2020-11-14 Sat
ニコンが赤字転落との報道があった。事実上は、もっと前からだと思う。別の事業では収益があったのだろうがカメラでは我々をワクワクさせることがなかった。その程度で高いのを出してきて、その程度で新製品にするのかってね。カメラって消費者にはメーカー信仰があるのだが、私は必要な性能が選択肢となってきたため、あっちこっちに転んできた。そうなるのもメーカーが優柔不断になって何が優位(性能が高い)か不明になったから。
解像度が上がってもニコンの10年前のレンズは通用するけど、小出しのキヤノンだと新しいのに買い換えないといけないし、カメラ本体のほうだとニコンは性能がおぼつかないがキヤノンだと先進的に取り入れる。ニコンは過去に画素数を上げずにいて、ごちゃごちゃ言ってたくせにソニーα7Sのような製品も作れなかった。だからミラーレスでは低ノイズ高感度、高画素、高速追尾高速連写と個別の製品を作ってるのはソニーだけ。ミラーレスで最初に先が無い機種で消費者を実験台にしやがったキヤノンとニコンは互換性のない新たな製品でも欲しいと思う機種がない。先がないNikon 1 とかEOS Mとか買った人はどうしてくれんの?
ソニーも動画のソニーだったのにデジカメ動画ではお話にならず業務用ビデオカメラのような動画向けズームレンズを発売しても宝の持ち腐れ。動画ならパナソニックのほうが上になってしまった。だからってビデオカメラもロクなのが出てこない。ソニーがすごいと思ったのは空間光学手ぶれ補正機能だけで、それ以外に何かと言われても何も思い浮かばない。開催されるか知らんがCESで(仮)HandyCam 8K 999ドルなんて発表すれば話も変わるだろうがね。
儲け話ならなんでもやるマネシタデンキならまだしも、過去の得意が通用しなくなった。
| emisaki | 2020-11-14 Sat 22:12 | 交通::情報・考察・計画 |
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