2020-02-20 Thu
おトクなきっぷ「鎌倉・江ノ島パス」が2020年3月31日利用分をもってして終了と発表された。またも最強の周遊券が消されることになる。JR 藤沢~大船~鎌倉の区間、湘南モノレール、江ノ電に1日乗り放題。 消費税とか小刻みに値上げを繰り返し710円になったが、10年くらい前は680円、それ以前は各駅から往復と鎌倉地域フリーきっぷとして販売されていた。江ノ島へ行くだけなら大船から湘南モノレールが片道320円(フリーきっぷ610円)だが、江ノ電も使って廻ってくれば安くなるため、「大船→藤沢→江ノ島→鎌倉→大船」もしくは「大船→江ノ島→鎌倉→大船」で使ってきた。
江ノ電「のりおりくん」は自社のみ。小田急のは藤沢まで往復に藤沢~片瀬江ノ島と江ノ電がフリー区間。鎌倉市が行う「鎌倉フリー環境手形A頼朝きっぷ」は江ノ電が長谷~鎌倉のみで江ノ島は除外(江ノ島は藤沢市、直前までは鎌倉市)、あとは鎌倉駅前から路線バスで北鎌倉駅・大塔宮・浄明寺・大仏前・名越までの路線。自家用車の流入へ料金を徴収の話が出てる鎌倉だが、だったら鎌倉駅じゃなく駐車施設のある場所からのフリーきっぷを用意すべき。
特にJRは観光地の複数箇所で次々と おトクなきっぷ が抹殺されてきた感じがある。今回のように競合路線があるところでの廃止は他社と戦う気がないと言うよりも、たどり着くまでJR線を使うから他路線へ誘導せずとも儲けられる。統計出せるほど割引切符がないため思い込みかもしれないが、JRだけの割引は続くが、他の路線も含んでおり他社とも競合してる観光地のがなくなる。
「鎌倉・江ノ島パス」 こっちは意味があるから使ってきた。
都内某所→鎌倉駅や藤沢駅より大船駅のほうが1段階料金が安くなった。都内じゃなく熱海へ向かったことも何度かあったが、鎌倉、 北鎌倉 からは1170円だが大船や藤沢からなら990円。JR線のみで鎌倉しか行かないなら意味はないが最初から江ノ島なども行く予定なら周遊券以上の価値が出た。東京→鎌倉 940円、東京→大船 820円ですから「鎌倉・江ノ島パス」を使うなら既に往復240円分が浮くため、江ノ電で鎌倉~江ノ島の往復だけでも損しない。
湘南モノレールだけなら接点は大船駅だが、江ノ電を使うなら藤沢駅か鎌倉駅になる。途中下車せずとも、大船→江ノ島(湘南モノレール320円)+江ノ島→鎌倉(江ノ電260円)+鎌倉→大船(JR 160円)=740円と単純に廻るだけでも、ちょっとお得。利用者が少ないならば、微々たるトクが割引きっぷを買う面倒くささを上回ることがなかったのかもしれない。
これっぽっちのお得は関係ないほど鎌倉や江ノ島の「観光地価格」に費やしているに違いないと踏めば、なくしたほうがトクをするJRに廃止を躊躇するところは何もない。そもそもが客寄せとして発売したのだろうが客が来すぎてしまって割り引く必要がない。それで廃止を決めたとすると、中国が原因のコロナウイルスが日本に伝わって外国人観光客が激減してしまったのが長期化したらどうするのだろう?
狭い区域用としては「湯河原・真鶴パス」は2012年から3年程度で廃止されてしまった。JR線が小田原~熱海、路線バスが真鶴~ケープ真鶴と湯河原~奥湯河原に乗れるきっぷで、「休日おでかけパス」との組み合わせにて使っていた。当日限りだがその組み合わせで東海道線で言うなら東京~熱海が乗り降り自由となった。小田原~熱海の往復だけでは損だが1度でも途中下車すればバスを使わずともよかったし、朝に熱海、昼に小田原、夜に熱海で帰宅と小田原~熱海を2往復したこともあった。
毎日のことじゃなくても大きな違いはあるもので、何百円の違いを出していれば連日1円でも安い野菜を探すほうが時間と労力の無駄なのだが、世の中そんな考えている人はいない感じ。
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江ノ電「のりおりくん」は自社のみ。小田急のは藤沢まで往復に藤沢~片瀬江ノ島と江ノ電がフリー区間。鎌倉市が行う「鎌倉フリー環境手形A頼朝きっぷ」は江ノ電が長谷~鎌倉のみで江ノ島は除外(江ノ島は藤沢市、直前までは鎌倉市)、あとは鎌倉駅前から路線バスで北鎌倉駅・大塔宮・浄明寺・大仏前・名越までの路線。自家用車の流入へ料金を徴収の話が出てる鎌倉だが、だったら鎌倉駅じゃなく駐車施設のある場所からのフリーきっぷを用意すべき。
特にJRは観光地の複数箇所で次々と おトクなきっぷ が抹殺されてきた感じがある。今回のように競合路線があるところでの廃止は他社と戦う気がないと言うよりも、たどり着くまでJR線を使うから他路線へ誘導せずとも儲けられる。統計出せるほど割引切符がないため思い込みかもしれないが、JRだけの割引は続くが、他の路線も含んでおり他社とも競合してる観光地のがなくなる。
「鎌倉・江ノ島パス」 こっちは意味があるから使ってきた。
都内某所→鎌倉駅や藤沢駅より大船駅のほうが1段階料金が安くなった。都内じゃなく熱海へ向かったことも何度かあったが、鎌倉、 北鎌倉 からは1170円だが大船や藤沢からなら990円。JR線のみで鎌倉しか行かないなら意味はないが最初から江ノ島なども行く予定なら周遊券以上の価値が出た。東京→鎌倉 940円、東京→大船 820円ですから「鎌倉・江ノ島パス」を使うなら既に往復240円分が浮くため、江ノ電で鎌倉~江ノ島の往復だけでも損しない。
湘南モノレールだけなら接点は大船駅だが、江ノ電を使うなら藤沢駅か鎌倉駅になる。途中下車せずとも、大船→江ノ島(湘南モノレール320円)+江ノ島→鎌倉(江ノ電260円)+鎌倉→大船(JR 160円)=740円と単純に廻るだけでも、ちょっとお得。利用者が少ないならば、微々たるトクが割引きっぷを買う面倒くささを上回ることがなかったのかもしれない。
これっぽっちのお得は関係ないほど鎌倉や江ノ島の「観光地価格」に費やしているに違いないと踏めば、なくしたほうがトクをするJRに廃止を躊躇するところは何もない。そもそもが客寄せとして発売したのだろうが客が来すぎてしまって割り引く必要がない。それで廃止を決めたとすると、中国が原因のコロナウイルスが日本に伝わって外国人観光客が激減してしまったのが長期化したらどうするのだろう?
狭い区域用としては「湯河原・真鶴パス」は2012年から3年程度で廃止されてしまった。JR線が小田原~熱海、路線バスが真鶴~ケープ真鶴と湯河原~奥湯河原に乗れるきっぷで、「休日おでかけパス」との組み合わせにて使っていた。当日限りだがその組み合わせで東海道線で言うなら東京~熱海が乗り降り自由となった。小田原~熱海の往復だけでは損だが1度でも途中下車すればバスを使わずともよかったし、朝に熱海、昼に小田原、夜に熱海で帰宅と小田原~熱海を2往復したこともあった。
毎日のことじゃなくても大きな違いはあるもので、何百円の違いを出していれば連日1円でも安い野菜を探すほうが時間と労力の無駄なのだが、世の中そんな考えている人はいない感じ。
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| emisaki | 2020-02-20 Thu 19:33 | 交通::情報・考察・計画 |
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