2020-03-16 Mon
パナソニックがCESで発表して3月19日発売予定の HC-X1500, HC-X2000, AG-CX10 はどう見てもカメラとしては同じ。型番からして昔からAGが業務用系列で、HCは最近で個人で楽に買える値段のものに付けられてきたが、個人ではほぼ使わない仕様があるのはDV方式時代から家庭用モデルも業務で利用してきたからと考えられるか。趣味の人ほうが突き進めるが 6G/12G じゃあるまいし 3G-SDI (1080p)なんて用は無い。ネット配信の業務なら4Kよりもっと安い機種を買えばいい。4KにてATMOSやBlackmagicの外部レコーダーを使うにしても HDMI 接続できるがBNCプラグの同軸ケーブルより面倒で危険だ。
XLRマイク付きのキャリングハンドルは別売で付けられるし、私が花火を想定したら音は外部記録するからXLR端子なんぞ邪魔なものに興味はない。どうせ業務で使ってる連中だってほとんどが「平衡」電送が何かも知らないんだから、断線しにくく、抜けない端子の意味しかない。
Blackmagic Video Assist 5” 12G HDRが税込みで10万円だって言うのにマジに高額な業務用カメラしか 12G-SDI に対応してないから屋外環境では端子の接触部の怪しい HDMI2.0 が現実となる。HDMIケーブルは太く重たいためデジタル一眼カメラで撮影中にカメラを動かして通信が断裂(瞬断)したことがあった。三脚使用にガムテでケーブル固定じゃ小型機使ってる意味ないもんな。
AG-CX10 はNDI対応、USB端子から変換器を通しLANに接続できるようだからストリーミング配信やネット転送の利用者向けなのか。NDIって無料かと聞いてたけど別途ライセンス購入が必要とか書いてあるが買えば使用料を取らないって意味か? そこら必要ない/関係ないからどうでもいいや。
HC-X1500 と HC-X2000 なんだがパナソニックのウェブサイトで「個人向け商品」の下にあるんだよ。本物の素人に問い合わせられると困りそうな内容ばかり。私も金持ちの爺さんを相手にして困ったことがある。使い方が料金に入ってる訳がないし、古い製品と違うに決まってるのに説明書も読まなくて動かなくなったとか呼び出す。そういうことを理解しない人に売ると大損するから「うちでは無理ですので頼みますから返品してください」ってことになる。こっちは小売店じゃなく専門企業相手なのに買われてしまって悲劇があったよ。
コンピューターもだがサポートっていうのは物(ブツ)のことであり付属品のOS、ソフトだろうと使い方を教えるまでは料金に入ってない。「教えるのが当たり前だ」ヅラしてくる爺さんにはとことん困った最悪を思い出しちゃったな。自動車買って運転の仕方は教えてくれるのかいってね。免許取ってもそこから先は別だろ。
このあたりが企業じゃなく無知な個人を相手にすると困る。取引数量じゃない部分でも「素人お断り」を掲げる問屋の気持ちがわかる。個人相手だって有能なら何の問題もない。素人とプロとの機材に垣根がない一眼レフカメラでそんな頭おかしい話は聞いたことがないだがなぁ。なんでだろ?
解って使ってる人にとっては「個人向け」に分類されると修理費の利点がある。業務用の場合は修理費が高いので、こうした安価な機材ほど短期間で減価償却して壊れたら買い直したほうが安上がり。
価格コムを見たら HC-X1500が205,920円、HC-X2000が273,240円だった。3G-SDI不要ならXLRマイク端子は別売で44,000円だった。差額が小さいって問題じゃなく、X1500は4K60Pで最長5時間20分だが、X2000は最長4時間35分となってる。XLRマイク系統はキャリングハンドルを取り外せば良いが、3G-SDIは物理的に電力を切れるよう設計してるとは思えないね。
レンズ仕様としては焦点距離が35mmカメラ換算で 25mm~600mmの光学24倍、私が使っていたのが約30mmでワイコンを付けてるが、ソニー最大の利点である空間光学手ぶれ補正を使用時はレンズが動くためワイドコンバージョンレンズ(ワイコン)が使えない。後から発売になったのが26mmであるが上位機種のほうは29mmだからワイコンが必要になる。
パナの手ぶれ補正は光学とセンサーの併用型。ソニーAXP35を買ったとき「引けない、寄れない」と書いたが、25mmならほぼワイコンいらないし600mmあればテレコンも不要でしょう。テレコンのほうが画質劣化が目立たないためズーム比を抑えてもワイド側に寄って欲しいものだ。純正のワイコンが0.83倍とのことだから21mm相当にできる。初期費用を抑えるにしても予備バッテリーの次に買うならワイコン。
発売後に売価がこなれてきて別売で買うより安いってなったとしても 3G-SDI部分の消費電力のほうを気にすべきだな。HC-X2000でXLRマイク端子部を取り外した際の録画時間については掲載されてないのでパナソニックに回答していただかないと困る。
今はメモリーが大容量化して問題なくなり、連続稼働時間はバッテリー次第。だからバッテリーの残量のほうが気になる。4K 60Pか4K 30Pか、またエンコード方式に HEVC(H.265)とH.264 と MPEG-4 AVC を選択した場合には消費電力はどう違うか?
H.264 に比べて H.265 は更に演算が複雑化するが、その割には圧縮率は上がらないとはコンピューター上でフリーソフトの x.264 と x.265 を利用してみた時の感じだがリアルタイムエンコーダーではそれほど複雑な処理はしないからデータが膨らむ。それで今まで4K30p H.264 100Mbps録画をコンピューター上の圧縮ソフトにて適切な設定をし20~25Mbpsへ再圧縮しても遜色ない画質が得られた。
パナがHC-X1000を発売したときもだが、どうしてソニーってこういうのが作れなくなってしまったのだろうか? 電気自動車なんて作ってる場合じゃねーんだよ#(←怒りマーク) キヤノンも XA40 / XF405 で止まってるけど60Pにマイナーチェンジしてくるだろう。
そんな時代、過去にソニー通だった人もキヤノンやパナソニックなど他社に鞍替えしてる。静止画ミラーレス市場にてαではシェアを奪ったものの動画系では放送業務用ですらソニーの知名度は下がる一方。時代が変わったのに会社が大きすぎるんだろうね。だから同じ商品が倍の値段でしか売れない。そうじゃなくても、ここで考えてる実売20~30万円の製品でソニーは魅力のある製品が全くない。
開発中のキヤノンEOS R5 ではシステム価格はビデオカメラの何倍にもなりデジタル一眼のカメラワークはビデオカメラより桁違いに劣るから置き換えることができずビデオ専用機は切り捨てられない。
そんな感じで未だ見えないソニーとキヤノンのビデオカメラの動向が気になる。
→ パナソニック > デジタルビデオカメラ > HC-X1500 | HC-X2000
≪ 続きを隠す
Blackmagic Video Assist 5” 12G HDRが税込みで10万円だって言うのにマジに高額な業務用カメラしか 12G-SDI に対応してないから屋外環境では端子の接触部の怪しい HDMI2.0 が現実となる。HDMIケーブルは太く重たいためデジタル一眼カメラで撮影中にカメラを動かして通信が断裂(瞬断)したことがあった。三脚使用にガムテでケーブル固定じゃ小型機使ってる意味ないもんな。
AG-CX10 はNDI対応、USB端子から変換器を通しLANに接続できるようだからストリーミング配信やネット転送の利用者向けなのか。NDIって無料かと聞いてたけど別途ライセンス購入が必要とか書いてあるが買えば使用料を取らないって意味か? そこら必要ない/関係ないからどうでもいいや。
HC-X1500 と HC-X2000 なんだがパナソニックのウェブサイトで「個人向け商品」の下にあるんだよ。本物の素人に問い合わせられると困りそうな内容ばかり。私も金持ちの爺さんを相手にして困ったことがある。使い方が料金に入ってる訳がないし、古い製品と違うに決まってるのに説明書も読まなくて動かなくなったとか呼び出す。そういうことを理解しない人に売ると大損するから「うちでは無理ですので頼みますから返品してください」ってことになる。こっちは小売店じゃなく専門企業相手なのに買われてしまって悲劇があったよ。
コンピューターもだがサポートっていうのは物(ブツ)のことであり付属品のOS、ソフトだろうと使い方を教えるまでは料金に入ってない。「教えるのが当たり前だ」ヅラしてくる爺さんにはとことん困った最悪を思い出しちゃったな。自動車買って運転の仕方は教えてくれるのかいってね。免許取ってもそこから先は別だろ。
このあたりが企業じゃなく無知な個人を相手にすると困る。取引数量じゃない部分でも「素人お断り」を掲げる問屋の気持ちがわかる。個人相手だって有能なら何の問題もない。素人とプロとの機材に垣根がない一眼レフカメラでそんな頭おかしい話は聞いたことがないだがなぁ。なんでだろ?
解って使ってる人にとっては「個人向け」に分類されると修理費の利点がある。業務用の場合は修理費が高いので、こうした安価な機材ほど短期間で減価償却して壊れたら買い直したほうが安上がり。
価格コムを見たら HC-X1500が205,920円、HC-X2000が273,240円だった。3G-SDI不要ならXLRマイク端子は別売で44,000円だった。差額が小さいって問題じゃなく、X1500は4K60Pで最長5時間20分だが、X2000は最長4時間35分となってる。XLRマイク系統はキャリングハンドルを取り外せば良いが、3G-SDIは物理的に電力を切れるよう設計してるとは思えないね。
レンズ仕様としては焦点距離が35mmカメラ換算で 25mm~600mmの光学24倍、私が使っていたのが約30mmでワイコンを付けてるが、ソニー最大の利点である空間光学手ぶれ補正を使用時はレンズが動くためワイドコンバージョンレンズ(ワイコン)が使えない。後から発売になったのが26mmであるが上位機種のほうは29mmだからワイコンが必要になる。
パナの手ぶれ補正は光学とセンサーの併用型。ソニーAXP35を買ったとき「引けない、寄れない」と書いたが、25mmならほぼワイコンいらないし600mmあればテレコンも不要でしょう。テレコンのほうが画質劣化が目立たないためズーム比を抑えてもワイド側に寄って欲しいものだ。純正のワイコンが0.83倍とのことだから21mm相当にできる。初期費用を抑えるにしても予備バッテリーの次に買うならワイコン。
発売後に売価がこなれてきて別売で買うより安いってなったとしても 3G-SDI部分の消費電力のほうを気にすべきだな。HC-X2000でXLRマイク端子部を取り外した際の録画時間については掲載されてないのでパナソニックに回答していただかないと困る。
今はメモリーが大容量化して問題なくなり、連続稼働時間はバッテリー次第。だからバッテリーの残量のほうが気になる。4K 60Pか4K 30Pか、またエンコード方式に HEVC(H.265)とH.264 と MPEG-4 AVC を選択した場合には消費電力はどう違うか?
H.264 に比べて H.265 は更に演算が複雑化するが、その割には圧縮率は上がらないとはコンピューター上でフリーソフトの x.264 と x.265 を利用してみた時の感じだがリアルタイムエンコーダーではそれほど複雑な処理はしないからデータが膨らむ。それで今まで4K30p H.264 100Mbps録画をコンピューター上の圧縮ソフトにて適切な設定をし20~25Mbpsへ再圧縮しても遜色ない画質が得られた。
パナがHC-X1000を発売したときもだが、どうしてソニーってこういうのが作れなくなってしまったのだろうか? 電気自動車なんて作ってる場合じゃねーんだよ#(←怒りマーク) キヤノンも XA40 / XF405 で止まってるけど60Pにマイナーチェンジしてくるだろう。
そんな時代、過去にソニー通だった人もキヤノンやパナソニックなど他社に鞍替えしてる。静止画ミラーレス市場にてαではシェアを奪ったものの動画系では放送業務用ですらソニーの知名度は下がる一方。時代が変わったのに会社が大きすぎるんだろうね。だから同じ商品が倍の値段でしか売れない。そうじゃなくても、ここで考えてる実売20~30万円の製品でソニーは魅力のある製品が全くない。
開発中のキヤノンEOS R5 ではシステム価格はビデオカメラの何倍にもなりデジタル一眼のカメラワークはビデオカメラより桁違いに劣るから置き換えることができずビデオ専用機は切り捨てられない。
そんな感じで未だ見えないソニーとキヤノンのビデオカメラの動向が気になる。
→ パナソニック > デジタルビデオカメラ > HC-X1500 | HC-X2000
≪ 続きを隠す
| emisaki | 2020-03-16 Mon 20:33 | 映像音声::情報・考察 |
先頭へ △