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片側にしか改札口がない駅で
 2年に1度だし毎回行ってるわけでもないが伊佐沼から真っ直ぐ南へ田んぼを抜けバテバテの状態で駅の反対側に辿り着くと言えば小江戸川越花火の帰りJR川越線 南古谷駅なんだが南口しかない。辿り着いたと思ったら500メートル迂回になる。北口ができそうな雰囲気を出しながらも未だに北口ができるって話を聞かないのも住民が少ないからだろう。もう何年かあいてしまったので、どうなってるだろうか。

 花火の話ならトラウマになりすぎた上諏訪駅も自由通路は名前負けする歩道橋があるだけだが、花火大会の日だけ仮設の入口ができてしまう。無事に花火が終わっただけで何時間もの大行列になってしまうし上下線を分けても大行列は変わらないから。

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 別会社の路線と接してる駅の場合、共有プラットホームまたは隣り合わせの条件に加えて駅構内で自由に行き来できるか改札口があるかによって違う。やっかいなのが専用の改札口がある場合と接してるが改札口で分断されてる場合。

 やっかいなほうではJR三島駅に対する伊豆箱根鉄道 駿豆線 三島駅。改札口は以前から内部で繋がってるにしても直通口で別、JR三島駅にJRの切符なしで入ることはできない。JR三島駅の北口から駿豆線に通れるなんて話は聞いたことがない。対応は簡単だとしても、たいして利用する人がいるとは思えないため伊豆箱根鉄道とローカル線側がカネを出せるはずがない。
 
 三島駅の北口側も回ったことがあるが、南口から自由通路がないため道路を使ってガード下をくぐり東側を回ってから帰るとなって北口に入る。片側にしか出入口がない駅は東京駅から1時間で普通に存在するため別段気になってはいなかった。沼津も自由通路なく西側に限って三島より近いってだけ。そんなの新宿駅や東京駅で反対側へ行くより近いのにブツブツ言うんだよ。

 JR(旧国鉄)の駅に寄生してるようなローカル線の駅が全国にいくつかあるが、それだとJR線の複数の改札口を利用できるところが良い。JRの改札口を通らずして辿り着けないから仕方がない。だから大垣駅で樽見鉄道へはJRのどちらの出入口からでも入ることも出ることもできるが、隣り合わせに駅があっても改札口が別な養老鉄道はダメ。調べると樽見鉄道は元々は国鉄だったから線路とプラットホームがJR東海に取り囲まれる状態になったため新たに改札口を作ることができない。

こんな駅は日本中にある。

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| emisaki | 2020-07-02 Thu 21:36 | 交通::情報・考察・計画 |