2020-07-30 Thu
電子体温計の販売に届出(許可)は不要となっているためコンビニでも販売できるわけ。→ 厚生労働省 > 平成17年3月18日 厚生労働省告示第82号
そもそも薬事法での規制は医療対象者向けの規制と考えられるわけだから医療機器でクラス分けされる品を見ても一般人が使う代物ではない。以前からある体温計であると「水銀」が使われていたりするからだが、電子体温計の販売が規制されると社会的に利便性を欠く。一部の医薬品が規制から外されてるのも利便性だろう。たかが絆創膏をコンビニで買えなかったら困る。
だが、景品表示法などで規制すべき商品がある。猫も杓子も無知のまま使い出した放射温度計だ。
ずっと怒ってるのに改善の兆しがない。繰り返し問題にしたい。
大多数の放射温度計は認可が必要な「体温計」ではないため体温は計測できない。表面温度のため計測前の状況や色黒色白など赤外線放射率が異なると結果が狂う。ごくごく一部に体温計として認可された製品があるが、それは販売できる旧来の接触型体温計より信頼性が低い。
放射温度計をあたかも文字で記載せずとも体温を測るよう誤認させる業者を取り締まって欲しいが、楽天市場もアマゾンも誰が出品してるのか日本語がおかしいページもあり野放しである。なぜなら体温計でないのに人間の標準的な体温によって青・黄・赤なる警告を出す放射温度計は体温を測るべく販売しているのが明白ではなかろうか。
ばらまいているのは無自覚感染者が大部分ってのに体温測ってもしょうがない。それで防げるのは、まれに登場する確信犯だけだ。14日隔離したのちにPCR検査して入店許可しましょう(嫌味)。
例えば青・黄・赤が油の温度を測るためのものであるはずがなく明らかに体温狙いだ。「温度計」を謳うのならば摂氏36.X度ではなく200度なる画面表示にすべきが、楽天市場で検索して10ページくらい掘っても全てが人間の体温に一致した画面になっていた。勝手に使えばよいって違法ではなくとも強欲にまみれた低俗ではなかろうか。
放射温度計に関しては数年前から個人的に欲しかったので調べてあった。生活環境では、浮かべたり突き刺す温度計を使わなくても熱した油の温度を知ることができるし、趣味としてはコンピューター部品の発熱や夏場にカメラの温度を測りたくなるから。だから体温計じゃない放射温度計を使うなら、一般的に設定されてる放射率0.95ではなく、人体向けに変更でき、熱伝導率が恐ろしく高い黒いシールを貼らせてその上から計測することである。そうまでしても解るのは表面温度でしかない。
無知のくせに流行で使うのだけはやめろ。体温計として認可された製品は何千円では買えない。
正しく体温が測れないのに使いやがって、あらぬ疑いをかけられたことあるだけに捨て置けない。
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