2020-09-13 Sun
販売店のミスで入荷を待たされるならばと購入を保留したため調査を深めてる。その昔、AC100Vと115Vや100-120と220-230Vあたりの切り替えスイッチが付いてたのを思い出すが、整流回路の進化にて90-230Vなんてのが普通になった。販売側としては端子形状以外は世界対応で楽になったわけだが、仕様書をよく読むと入力の電源電圧が230Vと115Vでは230Vのほうが効率が1~2%高い。50%負荷で230Vだと効率は93%だが、115Vでは92%を下回る。100Vだとかろうじて80PLUS GOLD規格を満たすのではないか。
80PLUS規格でSTANDARD~BRONZE、そしてBRONZEとGOLDは大きく違いGOLDまでと効率が10%も違うが、GOLD~PLATINUM~TITANIUMの間は2%ずつと大差ない。一部のメーカーが公表している負荷率と効率を示すグラフによると低負荷時の効率がガクンと落ち込むためアイドリング時の消費電力が気になった。製造の当事者は知ってるわけで、値段が高めの電源になると低負荷時に無駄な電力を喰わない機構を組み込んであると宣伝している商品がある。
GOLDかPLATINUM規格かより部品の質や機能を追及するもメーカーの宣伝を信じるしかない。電源からケーブルが直に出ていると交換は不可能だし、プラグイン方式も規格じゃないから別途購入することができない。よって最初から付いているケーブルの品質に左右される。邪魔でも導線が太いのが欲しい。
850Wクラスで、GOLDが1万5千円、PLATINUMが2万円、TITANIUMだと4万円を越えるため、選択肢としてGOLDかPLATINUMになる。
私の要望は連続動作時の安全性と電気代である。差額が生まれた場合に実際に使用する年数で元が取れるのかどうか。80PLUS GOLDは最低ラインとして、電気代が年間1000円安くなるなら上位製品を買うんだが、指標がまるで見えない。
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