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素人目に見て飯田線は地図で見ただけでも謎が多い
 国鉄時代に新幹線が開通いたからかもしれないが、JR東日本やJR北海道に比べて廃線を聞かないのがJR東海。もしコロナ収束後にも赤字で廃線になるなら東海道線 豊橋から中央本線 辰野駅までの秘境路線な飯田線だろうなと思って地図を見ていると謎が多かった。

 まず、豊橋から北へ向かって新東名高速道路との交差あたり、三河東郷駅大海駅鳥居駅は地形的に大きく蛇行する必要がない。集落のほうに、わざわざ線路を回しているかのよう。通常は電車の駅を中心に新たな街が形成されるのだが、地方都市は電車が通っても駅から離れた場所が発展しているのをよく見てきた。

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 次は、佐久間駅から急にトンネルで東へ山越えして隣の谷間に出る。確かにそっちには集落があるのだが、だったら他にも似たような場所はいくらでもあるため、なぜそこだけであり、集落が終わるとまたトンネルで天竜川沿いに戻り大嵐駅となる。先には飯田市があるためだが、なぜそこだけ「コ」の字型なのか。

 そのままもう少し北へ線路が向かってたらカタクリの里(見頃3月下旬~4月中旬)に電車で行けたかもしれない。今は水窪駅から徒歩8km 高低差480m。

 飯田市に入ってからも下山村駅から大きく曲がり、飯田駅となって伊那上郷駅と、今度は逆「コ」の字型。更に伊那大島駅 から 伊那福岡駅 までも意味不明な蛇行を繰り返す。蛇行が土地収用問題だとしてもバカすぎるほど遠回りしている箇所がみられる。

 どこだか忘れてしまったが、駅で降りて突っ走って先の駅で同じ電車に乗るって、ここだったような気がする。鼎駅から桜町駅だとしても最短2.3kmで電車の最短は9分だが飯田駅に停車時間が長い最長は始発で26分(飯田18分停車)で平均的な所要時間は15分だから小走りし続けないと間に合わない。

 飯田線の Wikipedia も大部分が鉄オタ話であって何を言ってるのかわからないが謎の一つが解けた。長いトンネルまで作ってわざわざ「コ」の字型に迂回してる部分はダム建設だった。確かに佐久間ダムがある。ほかにも平岡ダム建設によっても変わっていた。

 下山村駅から伊那上郷駅まで走って同じ電車に追いつくって記事は見つけたのだが山間部でもないのに蛇行している理由までは解らなかった。

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| emisaki | 2020-10-31 Sat 19:38 | 交通::情報・考察・計画 |