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カメ?サツマイモ?長年キヤノンだからエプソンに戸惑う
 それにしてもエプソンとキヤノンの紙とインクで儲けるビジネスモデルの大顰蹙に世間が気づくのが遅すぎた。早くから気づいてた一部が騒いだところで、どうしようもなかった。それだけじゃなく、その昔、会社にあったパナソニックのFAXが感熱式からインクジェット方式となり、小さいインクカートリッジが6千円もしたようにインクジェット全体がボッタクリ市場になっていた。

 ネット全盛時代となり海外の情報も入ってくるようになったため、外国に細い管で外部からインクを供給する器具があることを知って、日本への販路があればなと、よだれを垂らして画面を見てた。プリンター自体が使い捨て価格ならば保証もへったくりもなく改造くらい何の問題もない。

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3年ほど前にやっと終わりを迎えると思ったのだが、そうもならなかった。

 エプソンが自分たちがやってきたことに相反するインクタンク付きプリンターを販売。遅れてキヤノンも追従したが、写真じゃないビジネス向けプリンターのみ。写真用プリンターで大型インクタンクが搭載された機種は今も発売には至ってない。だからプリンターが7、8万円のハイエンドモデルだとインクがセットで1万円を超えるため数回の交換で本体を越える。

 「カメ」とか「サツマイモ」だが調べてみると現在掲載されていたもので60種類もあった。それはインクジェットプリンター市場における既得権益を守るため仕掛けてきた消費者への不利益の果て。プリンターが発売されるごとにインクカートリッジを変えたから種類が増えすぎた。デジカメなんかでバッテリーの形状を毎回のよう変えていたのと同じだが、最近は市場が飽和状態になり馬鹿なコストを掛けることをやめたようだからプリンター市場も同じだろう。部品と見なすことができ、修理における最低保有期間は在庫しておかねばならない。

( サツマイモに ® マークついてる。そんな実在名詞に登録商標を許す役所も酷いな)

 プリンター自体を激安の使い捨て構造にしたのが原因なのではなかろうか。市場の拡大以上に低価格化と壊れやすくなってしまった。私がエプソンの日本語5書体PostScript レーザープリンターを買ったとき定価は120万円、Macintoshは何も増設しなくて160万円だった。値段的に高級車を買うかパソコンを揃えるかだったからパソコン関連の普及による値下がりは嬉しい反面、手抜きな作りになりすぎてしまったのも多くて残念だ。

 過去にエプソンにしなくなった理由はキヤノンのプリンターのほうがインクの詰め替えが楽だったから。選ぼうとしたときインクカートリッジの構造が複雑になり、電子回路で認識するようになったが、キヤノンは緩いところが選びどころ。

 それ以外にもエプソンは「メンテナンスボックス」という名の捨てインク吸い取り箱を定期的に交換しないと動作しなくなる。だから業務用途なら在庫しておかないと危険。そこはまた別会社が交換用の中身を売ってたりする。キヤノンのは過去の機種なら内部に大型の吸収材が入っていたが薄型化してからインクの行き場がなくなった。よって自主的にティッシュペーパーで吸い出しているが、放置すると内部で飛び散るようになる。エプソンのメンテナンスボックスとやらは1個1000円程度だから内部が汚れるよりは良い。

 型落ちでもさほど性能に違いはなく初値より1万円以上も安くなり用紙とインク代金のほうが重くのしかかってくる。プリンターの価格よりランニングコストが低いほうが結果的に得だった。

 会社にあったIBMのオフィスコンピューターの付属プリンターのインクリボンを買いに走らされていたのを思い出すが、ドットインパクトプリンター時代は詰め替えが純正品だったんだ。

→ エプソン > インクカートリッジ/インクリボン
→ 参考文献:複写機及び複合機の表示基準[PDF] 2010.11.10

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| emisaki | 2020-10-31 Sat 21:59 | 生活::電化製品 |