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2021年も横浜パレード中止 そこで新潟の制服を追ってみた(2)
 長らく見てきた制服(衣装)に似て非なるのを見た。それは2008~2011年に愛しの八重歯ちゃんたちが着ていた夏服だからよく知ってる。希にデザインをちょっと変えて新製品にするが、これはカタログには無い。

 その第7代にいがた観光親善大使の春夏用が チクマ UF A40400、A50400、A90400 のデザインを変更したものだったことから新潟市の観光協会が採用した制服を調べてみた。

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2014年7月~
第5代にいがた観光親善大使 春夏
第5代にいがた観光親善大使 秋冬



2015年7月~

第6代にいがた観光親善大使 春夏用

 これはチクマ製だと見当たらないのだが、模様に関しては C41480・C51480・C41485 と一致しており、ジャケットも似たようなのはあり、既存の生地を使って作れるが大がかりな変更。

第6代にいがた観光親善大使 秋冬用 春夏カタログに掲載品

 似た商品番号は C41421、C31421。上下共に生地を使って別のデザインで作られている。野外では更に上着を着るにしても雪国の人だからってことになるのか秋冬用途も春夏カタログに掲載されてるのがベースになってる。




2016年7月~ (任期2016年7月1日から1年)

第7代にいがた観光親善大使 春夏用

 ワンピースは胸の白い線が1本から2本へ。ジャケットは襟がなくなり袖の長さが五分から七分に長くなり着丈も長くなってる。袖も白で胸の白い線が2本になってるのは生地が足りなくなるのを補ってるのだろうか?

 そんな細かく生地を縫ってつなげるとも思えないため白い線は水色の生地の上に縫い付けてると考えるのが妥当だがどうだろう。もし縫い繋げてるなら水色の生地調整と考えられる。

 オリジナルデザインである A50400, A40400, A90400 は、ミス熱海(2008-2011)、とやま豊かな海づくり大使(2014-2015)、瀬戸内しまなみ大使(2018-2019)、ミス駒子(2015第55代 ジャケットなし)、2011みやぎライシーレディ、とちぎやすらぎメイツ2011、2008年のとかち帯広レディ、小林コスモスレディ(2011-2013)で確認したが、ワンピースがハイウエストでジャケットが短いため、くびれの逆をいってると非常に目立つ。それに、キャンペーンレディより受付嬢的な要素を強めるにはジャケットの着丈は長いほうが良い。

 帽子は、つばの部分が下に反ってるのが上向きになってる。A90410の帽子にA90400の服と同じ生地の帯を巻いたものになってる。こうした帽子の変更は他所でも見かける。

 つばが上向きは深くかぶれるが、下向きだと顔を見えるようにするため額が全て出るくらい上向きの角度でかぶるから風に飛ばされやすい。

それでも個人的に帽子のつばは下向きのほうが圧倒的に可愛いと思ってる。


第7代にいがた観光親善大使 秋冬用

 これは見当たらない。細々と寄せ集めれば可能であるからチクマだったら相当な独自注文になる。ジャケットだと C46490 のような感じがしても色は違うし、襟も違う。




2017年7月~

第8代にいがた観光親善大使 春夏用

 ジャケット A40670、スカート A30670、ブラウス A10670、ベルト A80115、スカーフ A80746、帽子 A90491 だと思われる。

第8代にいがた観光親善大使 秋冬用

 ワンピースは A55411 のままだと思われるが、ジャケット A45411 のデザインが違う。既製品は、みぞおち部分が分かれて隙間ができてるが、新潟のは角は円形だが既製品よりもっと直線的。縁の内側に沿って線が入ってる。




2018年7月~

第9代にいがた観光親善大使 春夏用

 ワンピース A50541、ジャケット A40541、帽子 C91371。デザインの違いは見当たらない。あとはカタログと写真の色味の違いかもしれないが、カタログでは青が強いが、写真では水色に近い。観光協会による投稿写真でも色味が違ってるため色は同じで撮影時の色温度設定が狂ってるのだろう。ということは既製品のままか。

第9代にいがた観光親善大使 秋冬用

 ワンピース C56570、ジャケット C46570。帽子はC96342だと思う。デザインに違いは見当たらず、ジャケットのボタンが黒から銀色になってる違いだけ。




2019年7月~

第10代にいがた観光親善大使 春夏用

 ワンピース A50680、ジャケット A40680、帽子 C90370。ジャケットの首元に赤いボタン状のが左右2個ずつ付いてるが、既製品には無い。

第10代にいがた観光親善大使 秋冬用

 ワンピース A55520、ジャケット A45520、帽子 A95560。袖の先端2cmくらいが紺色になってる。




2020年7月~

第11代にいがた観光親善大使 春夏用

 ワンピース A50690、ジャケット A40690、帽子 C91371、コサージュ A80200。特に既製品から変わったところは見当たらない。新型コロナウイルスの蔓延にて出動がないためか投稿写真が1枚もないため細かい検証ができない。

第11代にいがた観光親善大使 秋冬用

 ワンピース C56550、ジャケット C46550、帽子 A95341。ジャケットの袖の先が黒で折り返しあり。既製品の袖をまくったとは思えずデザイン変更してるでしょう。




上記は画像に直接リンクを張ってるためトップページは、
facebookにいがた観光親善大使
新潟市観光情報サイトにいがた観光親善大使(現役)

※ リンク先は投稿時点のもので時間経過にて削除や移動して読めなくなることがある

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| emisaki | 2021-04-04 Sun 17:38 | 催し・行事::ご当地キャラ・観光大使 |
2021年も横浜パレード中止 そこで新潟の制服を追ってみた(1)
今年も「ザよこはまパレード」は中止と2021年4月1日付けで発表されていた。
横浜は5月3日だが5月5日の銀座柳まつりも情報なしってことは中止だな。

 学生時代に既製品では足の長さが短すぎてミズノのテニスウェアを特別注文したのだが、大量生産の既製品ですら裾伸ばしで定価の1.5倍になった。本件のような特殊用途にてデザイン変更を指示したら、いったいいくらになってしまうのだろうか気になった。

独自性を強めるためのデザイン変更ならまだしも細かい変更の費用対効果はあるのか?

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 他に考えられるのが太さの変更。なぜならチクマでも事務服と違ってコンパニオン衣装はモデル体型じゃないと着ることができない。通常より1~2サイズ違う可能性があり、太ってると衣装から拒絶される。

 男で細腕のほうな私が近くで見ても手の先すら入らないくらい、かなり細い子供サイズに見えてるのだから、採用されてから二の腕なんか太くなってしまうと、ウエストが許しても腕が入らない可能性がある。念のため、私の体は大きいから小さく見えて当然でした。



 新潟ではないがクビでも引退でもないのに消えたお方を知ってて、かなりデラックスになっていたってことは、そういう意味なんじゃないかと。合うサイズが販売されていたとしても買い直すと数万円にはなってしまい1年で終了なら戦力外通告したほうがいい。

 バレーボールの選手のような相対的に大きな人だと合うサイズがない。古くは細い人しか着られない最大13号だったが最近は奇抜なデザインなら15、17号サイズがあるようだが、それだとコンパニオンじゃなく会社の受付って感じ。それで、いわゆる日本人体型の人が多いからサイズが豊富で多少の変化なら問題ないバスガイド衣装のようなメーカーが選ばれることがある。

採用している側からしたら、太るなと言えなくて、太られては困るわけだ。



 チクマでもALPHAPIERなら事務服だから最初から余裕がある作りに加えてサイズ豊富だがU-FACTORYはモデル体型専用。私が過去に「ショムニの法則」と呼んでることは既製品では長身だと結果的にミニスカになり、チビが着るとババくさい長さになってしまうこと。
(例)→2013年7月7日 湘南ひらつか七夕まつり
 その衣装は標準がミニスカなので、膝丈・ミニスカ・超ミニスカの三段階なってる。日本人女性(17歳)の平均身長が158cmだから、そのあたりが一番可愛くなるようになってる。

 新潟の場合は入らないってほど太った方は見られなかったため、大きく変えてるは別として、ちょっとだけ変える費用対効果は何か?一般的に少量では作れないから3名×2着としても新潟は予算があるみたいですね。それとも、細かい直しだと大金を要求されないのでしょうか?または新潟に専門業者の存在か?




 ほかに地元の服飾企業が衣装を作ってる地域がある。例えば尾張一宮は織物の町ってこともあり独自デザインの衣装だから他の地域と被ることがない。

 地域振興の割引かもしれないが衣装代は6名でドレスが約80万円、浴衣が約10万円。コンテスト、日当、賞金、経費で400万円であり七夕まつりの経費が2000万円なのだから占める割合が高く観光大使(ミスコン)やめるって話はちょくちょく出てる。

 そうした決定は当然かと思うが、報道に取り上げられやすい→広告宣伝費となる。例にした地域が悪かったが、他所では年中行事の宣伝要員として動くが一宮は七夕まつりのためだけ。

 それでコストパーフォーマンスが悪いってことになる。ところが都道府県、市町村や観光地で宣伝マンである観光大使が異なるのも地域を広がるほど融通が利かなくなる。特定の宣伝で動くと不公平って話になるのだろう。都合を考えたら効率が悪く経費がかかるのも当然。

そんなことがあって分身の術も使える ご当地キャラ が観光大使として重宝されたのだ。

 経費の資料は役所の補助金を受けているからなのか収支の詳細や議事録が公開されてるから推測じゃない。義務じゃないのか公開しないのが多いが税金を使うなら公開すべき。

 一宮の衣装代は独自デザインのため安いと言える。本件で語ってる小売価格でも上下、帽子、手袋、靴、アクセサリー(スカーフ、ベルト)、バッグなど1名につき10万円くらいかかるから。

新潟が同等の予算組みなら既製品のデザイン変更に投じても同額ってことか。

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| emisaki | 2021-04-04 Sun 16:03 | 催し・行事::ご当地キャラ・観光大使 |