2021-05-29 Sat
私が産まれる前に「終わりの始まり」だったかもしれないが、サンダーバード(英国)が玩具を売るため出動(発進)シーンを盛り込んだとは、そんなスポンサー(広告代理店)に支配されてるテレビ番組が伝えたのだが、そこから自分たちの失態に気づきもしなかったわけだ。溢れかえった宣伝で腐ってたのは欧米が先だからな。おもちゃ屋ごときが内容に口を挟むからワンパターン番組しか作れなくなった。俗に言う戦隊ヒーローものなんて全部同じだと言っても過言ではない。秘密戦隊ゴレンジャーから何が変わったんだ?
知らないをいいことに外国番組のパクリがすごく多いのではなかろうか。
「あっちが先」って思ったら「もっと前」があったなんてパクリ連鎖と言うと責められなくなるため、ドラマ作品などを除いて形式が似通ってるのは放送年代が被ってる場合で考えてみよう。
・1vs.100(米国NBC/GSN 2006年~) → 99人の壁(フジテレビ)
まだそんな堂々とパクリをやってるのかとネット上で騒ぎになった丸パクリでは「超逆境クイズバトル!! 99人の壁」があった。「クイズ100人に聞きました」「クイズダービー」みたいに買っていれば問題なかった。あそこまで真似してパクリでは今時は済まされない。多人数を出演させられない状況を利用して99秒とか変えてやがるが、そんなことでは払拭できない。
米国ドラマ「FREQENCY」を韓国がパクったとしか思えない酷似作品「シグナル」に筋違いな使用料を払ったくせに、米国のクイズ番組にはフォーマット使用料を払わず違うと言い張るわけで、このような節操のなさはどこから来るのか?
・にっぽん横断 こころ旅(NHK BS 2011年~) → 出川哲朗の充電させてもらえませんか?(テレビ東京 2014年~)
これをパクリと言ったらキリがないのだが、形式のパクリ番組は膨大にある。わざわざ自転車、充電バイクを使う必要があるのかって点からして形式(枠組み)のパクリと言えよう。
視聴者から想い出の場所の手紙を受け取って行くのが「こころ旅」で、テレビ東京の場合はバッテリーが切れて充電させてもらうことで交流することを利用。高齢者向けと小さい子がいる家族向けかな。ふんだくられてるから見るべき番組を探そうにも滅多にNHKを見ないため後になって「充電させて…」と「こころ旅」の関連性に気づいた。
NHKだって作品を買いまくって日本語ナレーションを付けたら自分で作ったようなツラをするのが得意じゃないかな。それをクソ高い値段でDVD販売してたりする。
・ローカル路線バス乗り継ぎ旅(テレビ東京 2007年~) → 路線バスで寄り道の旅(テレビ朝日 2013年~)
路線バス/司令塔(進行)/マジボケの賭博師/ゲストの構成。蛭子さんは引退したけど。
上記に示す例も同じだが、形式(枠組み)はパクリ=同じなのに、番組の趣旨が違えば別物だからパクってもよいって異様な風潮がテレビ業界に流れているのではないか?
形式をパクっても視聴率を上げれば勝ちだってのはテレビ朝日が得意である。NHK同様にテレビ朝日は高齢者層を掴んだ。各局がテレビの将来のために若返りを狙ってるのに高齢者を狙ってる。これを うまい と見るか、汚いと見るか。
そしてテレビ局って戦争と同じ異常なのが、勝った勝ったとは吹聴するが、負け戦には一切触れない。
・特定番組ではなく、進行、聞き手、解説者など連鎖的に酷似した多数の番組
アイデアに著作権は生じなくても見たいと思えるかって言われたら内容による。「パペポTV(読売テレビ)」があっての「きらきらアフロ(テレビ東京)」「にけつッ!!(読売テレビ)」じゃないか。こんな感じで一つから真似され同じ見た目の番組がありすぎる。
例えば、マツコ・デラックスと、もう一人のトーク番組、いったいいくつあるのか!
・逃走中(BSフジ→フジテレビ 2004年~) → THE鬼タイジ(TBS 2020年~)
これには呆れた。そのまんまじゃんって。
・某東大卒が告発してたがクイズ出題のパクリ
クイズのパクリを検索すると、業界はそうして成り立ってるから何を言うかってクズ記事に遭遇。そんな奴らが制作側にいるからテレビはオワコンと言われるのである。クイズ作家なる阿呆どもの存在が悪いとは何年も前から指摘してきた。改革できるものならして欲しいが、事業収益を考えたら同じ穴の狢になるんだよ。
既に指摘したが、フジテレビでは毎週火曜日19時「今夜はナゾトレ」20時「潜在能力テスト」と並んでいるが、開始当初はともかく、今じゃ見る気にもならない。19時に出た内容が20時からの答えに繋がってたことも何度もあった。各局を通じてパクリすぎ。
過度なスポンサー寄りも糞番組しか作れない理由。それで某有識者が「テレビは宣伝しかしない」とまで言ったが事実だ。
・夕方ワイドショーで繰り返されるネタかぶり
パクリもあるでしょうがパクリで解決できない点に、旬なネタでもないのに前後日や同日に同じネタや同じ店が紹介されること何十回と繰り返されてきた。
通常の番組ですらあるのだが、私の推察では、固有の下請け制作会社が複数の放送局に同じ企画を提出して同時に通ってしまってきたからじゃないかと考えている。全く同じじゃいけないから少し変えたつもりなんだろうが視聴者としては同じである。
報道でも言えるが、朝から晩まで街頭インタビューは同じ奴の映像。そんなの世間の意見じゃねぇ!
ワンポイント英会話でウイッキーさんから逃げる真実はどこへいったのか?
とっくに終わってる放送法を盾にして国民からふんだくって訳のわからない報道を繰り返すNHKは大改革が必須であるが、広告に頼る民法も無料放送をやめたら良くなるならお金を払いたい。いい加減な計算をしてみたが今の世帯数があれば5~6局あってもNHKより安く済む。ネットに移行できれば放送設備すら不要になる。これら実現すればカネで支配する広告代理店なるロクでもない奴らとおさらばできる。
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| emisaki | 2021-05-29 Sat 09:28 | 大衆媒体::テレビ全般 |
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