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えきねっと乗換運賃検索を使ってみて
えきねっとの検索がくせ者だ。 時代遅れのよう変な結果を示す。

私が知る限り乗り換え案内のアプリケーションは学生時代から見てるので20年以上になる。その会社のノウハウは別としても本家が未だに機械式のような検索結果しか表示しないのは非常に残念。いわば初期のカーナビみたいな感じだ。

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親切なシステム提供のはずが不親切に作られている。 利便性などの条件に“重み”が付いてるのか不明だが、へんてこなルートが第一に出てくることは多い。例えば、亀戸→東京とした場合、時間にもよるだろうが以下と出た

 1.亀戸→(総武線)→御茶ノ水→(中央線)→東京
 2.亀戸→(総武線)→秋葉原→(山手線)→東京
 3.亀戸→(総武線)→錦糸町→(総武快速)→東京

普通の人なら、御茶ノ水に行って階段を上り下りして乗り換える発想はしない。秋葉原なら階段を下りるだけですむ。東京駅が目的地なら東京駅地下5階ホームに到着しても意味が薄いから錦糸町で乗り換えて総武快速でショートカットする利点は少ない。最初から総武快速の停車駅から乗るなら話は変わってくるし、選び方は人によって違ってくる。

乗り換え検索の設計に問題がある。無理矢理にも経路を探すようにしか作られていない。だから突拍子もない経路や遠回りでも探して表示してしまう。選ぶルートがないと戻る方法まで表示される。こうなるのは検索前に与えてやる条件が少なすぎるから。検索条件を提示すると面倒と考える節もあるだろうが、誰も全員に選択させろとは言ってない。何もしなければ初期値でいいわけで、何も選択できないほうが問題なのである。料金とか時間とか楽とか、条件なんていくらでもある。

ちょっと余談として、都市圏ならどう乗っても経路が重複しなければ最短の運賃らしいから、上記なら西船橋に行って武蔵野線でグルっと回るなんて表示したら逆にオタク向きで賞賛されるかもよ。私鉄や地下鉄を使ってでも無理矢理表示するくせに、そういう楽しいのは表示しない。遠回り駅ナカ買い物ツアーみたいなのがね。


実用的利用からすると無駄な経路をいくつも表示されるよりか、指定時刻より前とか次の電車がすぐに探せるようにしてくれたほうが嬉しい。時間の設定を変更して再検索では間抜けすぎる。

東京→小山もすごい結果。新幹線を使うにしてしまうと第一経路に直通が表示されるものの、第二第三は宇都宮で運賃も特急料金も分割の選択肢が出てくる。これは3千円以上も高くなるため見たときはびっくりした。この点は注釈で「料金が異なる場合があります」と表示されているが、経路が選択されるほうが問題ではなかろうかと思う。検索前に何らか選択肢を設けるべき。

乗り換えにおいても時間のデータは持っているのかもしれないが、楽かどうかは含まれてないようだ。だから時代遅れの機械式と称することに。 東海道線で湘南方面から横須賀線乗り換えの場合、大船駅が乗換駅に指定されてしまうのも乗り換え情報が含まれてないから。戸塚なら同じホームだから階段使わなくて済むのは沿線利用者ならほとんど知ってる。同様の場所が各地にある。

例えば東京駅→日本橋は人間的には「すぐそこだ。電車乗るより歩いたほうが早い」が第一選択肢なのだが、こちらの検索では丸ノ内線東京駅から大手町を経由して東西線日本橋駅に行くのが第一に表示される。車イス利用等において電車の必要性もあるだろうが、使ってる人なら丸ノ内線の大手町から東西線への移動ルートが許されるべきものか承知しているだろう。このルートなら電車を使わないほうが平地なのである。

乗換のみならず、運賃を調べるものであるが、このシステムでは割引キップや往復キップなどお得なキップは検索できない。出てくるのはモバイルSuicaとえきねっと割引だけ。出発地と目的地によっての親切なことはやってくれないので、江ノ島に行く前に検索したときもフリーきっぷに気づきもしなかった。

JR各会社としての分割によって会社をまたぐ路線に関しても怒りたいくらいの不親切ぶりも目立つ。これらのように現段階では人間性にかなり欠けたシステムであると評価した。これは改良の余地ありすぎ。

旅人としては時刻表とにらめっこが終わりそうもない。ページの間に指を何本も入れて探るのは面倒くさいのだが、よく考えたらそんな芸当はコンピューターの平面ではできない。だから人間が考えることを一発で検索してくれないと困るのであった。
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| emisaki | 2010-12-03 Fri 06:40 | 交通::その他 |