2014-07-27 Sun
先日、事前調査として花火大会を調べてたら「穴場はどこ」「穴場スポット」「穴場ポイント」ような自らが経験したとは到底思えないサイトに出くわした。まだ行ったことがない場所だから、その時点で内容に不信感はなかったが、それ一つで信用しないのが私。よく見ると他に全国各地やたらと情報が掲載されている。ところが花火見学者でも何でもなかった。もし当人が行ったのなら、どこかから転用したように見える写真しか掲載されてないわけがなく、個々の情報ごとに別人の投稿動画が貼り付けられてるはずもないから深く掘り下げることにした...
花火以外の情報からも文体からしてアフェリエイト稼ぎのようだ。書き方は「営業」そのもので逆効果、これを親切などと勘違いして引っかかるのは免疫がない人だけ。
更にその手のサイトに探りを入れると、別のドメインだが似たようなのがいくつか出てきた。その中でも更に類似2つを調べると、情報が異なるため同じ人ではないと思うが、内容の薄さは同じであった。そこで私が行ったことがある花火大会だけの情報を拾って読んでみると、現地で見学したことがあるなら書くはずないことが書いてあった。
「知りもしないから間違えが正せない」
間違った情報が堂々と書かれてるが、時期を変えれば正しくもあったため、のらりくらりで日付だけ更新して変わってる部分も知らず何年もネタを使いまわしているのだろう。もし、花火好きなら、規模より内容だから「穴場」という言葉を使うとしたら、有名大会だけでなく穴場な花火大会を紹介する。そのウェブサイトが金儲けだったら人数が多いイベントを紹介すると読み取って当たり前だろう。イオンやイトーヨーカドーの屋上?そう書いてあるところを調べたが離れすぎだ。穴場になりうる場所なら規制がかかる。現実に見たことがあるなら、もっと良い場所が示せるし、場所を探すことはあるが無駄な場所は行かないので、多くの地点のことを書いてるのは怪しい。
古河で低い花火が見えづらいと書いてあったが、有料席だってゴルフ場のいたるところにある木が邪魔にならないわけではない。だから有料の価値は場所取り不要と正面であり、斜めや横の土手からでもゴルフ場だから視界は開けて低い花火が見えづらいなんてことはありません。豊田おいでん祭のような矢作川の大木ではないが、ゴルフ場だからコースを囲うように木だらけである。離れて見えづらいのは地面から噴射型のだけで、あれは障害物があったら見えないので、それだけは有料特権だ。
ですから古河で語れば河川敷で横か裏側から見る場所も、正面横の無料な場所から斜めで見るのも、「木々」によって遮られる部分はある。有料席の前は開けてるから有料なわけで、他に周囲も広いから場所によって多少の良し悪しがある。
<追記 2014年8月2日: 今回の観覧場所は開始15分前に到着した。そこで三脚なし無謀に撮影した写真を見ていただければ、2キロ以上離れた商業施設の屋上が穴場とか言える状態にないことがわかるでしょう。穴場って、普通に見るより良いとっておきの場所か、もしくは、どうしようもないから使う場所ですよね。その体をなさないなら穴場ではない>
木々に遮られる似たような開催場所はいくらでもあって、河川敷花火にある問題の一つ。河川敷花火は近くより土手の上が特等席。低い花火が見えないなんてのは悲劇的な場所で見た場合に限られるから別に土手の上じゃなくても見える。それとも低い花火ってのは数メートルくらいの高さのことでも言ってるのだろうか、打上花火なら問題ない。
見たこともないくせに “まとめ” たところで、そんな情報は使い物にならない。転がってる情報は別に嘘を書いているわけではないが、自分で見たことがないから正しい認識をすることもできず、間違った情報や状況の変化の選別もできない…現地で見てないから。
東海まつり花火大会(愛知県東海市)も、私が名古屋時代に何度か見に行ったところであるが、ここは見学環境の悪い部類に入る。打ち上げ場所の大池公園(市役所の横)が木々に取り囲まれていることであり、木がない見通せる場所は一部に限られてる。良い角度の前方に場所が確保できないと、木か電柱、電線を挟んで見ることになる。それも避けようとすると、かなり離れることになってしまい、せっかく見に行ってる意味がない。離れると言っても地形を考える必要があるが、行ったこともない奴にわかるはずがない。フェイクで質問を仕掛けたとしても語れず、また他人の情報を仕入れて答えるわけだ。
そして、愛知県の車社会を表すような場所であり、裏道は渋滞してるのかと見間違うほどの路上駐車が四方八方と直線上に並ぶ。公園周辺の路上が通行止めになって観覧席となるが、場所を間違えると木や建物が近くのため上しか見えない。ベストは場所は打ち上げの安全規制で立入禁止だから、早く場所取りするなら場所はおのずと決まってくる。
その他、館山(千葉県)も伊東(静岡県)正面は混雑するが、ちょっと斜めなら直前にやってきても十分に見られるため、1~2キロ離れて穴場と称する意味がわからない。花火撮影側なら風向きや背景画像の関係で離れることもあるが超有名じゃない限り地方での離れすぎは無駄。
もっと続けられるが既にうざったすぎるほど書きすぎたのでやめておく。
「全てが他人の情報」
ひとのふんどしで相撲とってるから いい加減な内容になるわけです。よって、
「誰かが書いた以上のものは何もない」
そうしたウェブサイトは、たいがい同じ構成をしている。画像は大部分がフリー素材かパクリだ。違う花火大会の写真が貼り付けてあることもよくある。ホテルの紹介も広告収入目的だ。
私だって初めてのは全て他人からの情報であるが、それは自分が行くための情報収集であり、他人様(ひとさま)の情報を自分の情報のようにして出して金儲けを企むほど 恥知らず ではない。金儲けでネットをやってない私にとってアクセス数なんて関係ないが、自分の足で稼ぐことを知らない アフェリエイト(広告料収入)狙いな野郎どもはアクセス数が多いほうが広告収入が入る確立が上がるため “釣り”、“引っ掛け” 内容を織り交ぜてくる。
私なら自分で見たか、信頼のおける仲間以外の情報は書けない。見に行ってたとしても何度も行かずに各所の状況などわかるはずがない。更に普通のひとは私みたいに、ついでに市場調査なんて趣味は持ってないですから駐車場だって見つけて入ったら終わり。あそこは満車だったとか当日限り有効の情報にしかならない。長年行っててこそ、あそこなら入りやすいとかなるのである。
見に行ったことがないと他人の情報すら読み違える。“百聞は一見にしかず” が現れる部分で、普通のネット掲載は他人にわかりやすいように考えてまで書かないのだから、そんな情報を集めたところで見に行ったことがある経験の足もとにも及ばない!
現地に足を運んでいれば現実が見えているはずで、観客数 十数万人と発表されてるところでさえ開催時間直前でも観覧場所に空き部分があるから、穴場と称して異常に離れた場所まで紹介している意味がわかりません。地図を見て妄想でもしているのでしょうか。
ネットの地図はいい加減で、車どころか人も通れないのが書いてあることもあるし、書いてない道もある。自分で使うために参考にしたら通れなかったとか何度も騙されたことか。大きな道じゃないと信用度はぐっと下がる。それに長期的な工事であっても地図に反映されない。行ってれば知ってることですら、バーチャル空間ではわからない。
例えば小見川(千葉県)だったら正面部分以外での堤防の斜面が草刈りされてないだけで人がいない(単なる雑草だから踏み潰しOK)。だからズラーっと堤防上の遠くまで場所取りしてるが、斜面ならいくらでも場所がある。こんなの現場を見りゃわかるんですよ。ただし、虫がいっぱいで三脚、レンズの前にまで何匹もとまられるがね。同じ開催地でも場所によって状況が異なるから誰かが書いたのは、その人の真実であって万人には通用しない。
場所取りが激しいのは都会と中途半端な田舎の大会。本格的な田舎は地元の人は早くから確保できるが、周辺から来る人はあまり早くからこない。ほかに何もありませんし、場所取りが激しくないため早く行く必要がなく当然と言えば当然。
長々ときたが、当人が内容を把握もしてなく、他人の情報を集めて再投稿をやってる時点で怪しい別の意図があるに違いないし、パクリ情報なんてどこが信用できるのか!? 私だって活動を充実させるためには資金が欲しいが、そのために自分で内容を充実させ、広告費で活動費を稼いでいるのを非難することはないが、俺たちの好意な情報を使いまわして稼ぐのは下衆の極みだと言ってるだけ。
後ろで糸を引いてるのが一人じゃないかと思えるほど似たサイトをいくつか見つけた。
内容の薄っぺらい小銭稼ぎサイトには引っかからないようにしよう。
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