いつもの市町村ウェブサイトの通称ローラー作戦にて引っかかったのが埼玉県児玉郡美里町（みさとまち）。休日おでかけパスの大雑把な範囲内で埼玉県から探っていたためローラー作戦になる前に目に留まった。今回は地図を見ながら町名で探ってましたから場所はわかってるのですが、別の題材で探していた場合には場所がわからないことが実に多い。

　だいたい市町村ウェブサイトは町民しか考えてなくて、観光と書きつつ「何県のどこだよ」と突っ込みたくなるもの。そこで、場所を知らないという前提で見てゆくと、トップページの一番下に住所は書かれており探すのに必要。

　後から探って「町のプロフィール」というページに書かれてたから先に見ればよかったのだが、町民ではないため「三里町観光協会」が先に目に入りポチっとしてしまった。観光協会では、一番下の「アクセス」で googleマップ が表示されました。埼玉県児玉郡は省略されていたが、電話番号は市外局番付きであった。ちなみに、観光協会より三里町による「町へのアクセス」ページのほうが使える。



　今回、グっときたキーワードは「ブルーベリー」。これで掘り下げることになったが、個人的に困ったのが公共交通機関の情報がなかったこと。駅からタクシーとは書いてあるので、もしかして路線バスなし！？

　美里町のサイトに戻ると時刻表があった。それを見ると１日５往復（寄居駅～本庄駅）。バス停の名前ではどこを通るのか確証がないため、路線図を得るべく武蔵観光を探そうとしたら・・・ない！　Wikipediaによると公式サイトは開設されてないと。

　だいたい住所とバス停名に繋がりはあるから、それで探してゆくと、寄居駅から本庄駅へ横道には反れず通るだけのようだ。ブルーベリー農園なら電車より良いが問題はバスの時刻だけ。

　ブルーベリーは6月下旬から8月下旬で、7月中旬からが遅い時期の晩生種になるとか。8月15日には花火大会があり、打ち上げ場所とJAの直売店（万葉の里 埼玉県児玉郡美里町猪俣2321）とは国道沿い600メートル、当日に入れる農園を紹介しているとのこと。

農園での摘み取り料金の表記が意味不明で、

　入園料（3歳以上）　300円
　摘み取り　1,300円/Kg
　摘み取りパック料金 30分入園料込み 200gパック付 500円
　摘み取りパック料金 30分入園料込み 500gパック付 1,000円

とあり、予想はできるが確実性がない。入園料ってのが、いわゆるブルーベリー狩りってやつで／1kg 1,300円で売ってて／ブルーベリー狩りと500gお持ち帰りが1,000円でいいのかな？

　都内の地域ショップで薄いイチゴパックくらいなの500円で買ったんだよ。あっても200gだと思うから、1キロ買って花火大会を見ればお得ですね…持ち帰りを考えてないが。


　花火大会は公共交通での往復は厳しい。帰り、最寄り駅はJR八高線の用土ってところなのだが駅へ最短の道は何もない畑の中だから方向感覚を失いかねない。そして八高線の本数が少なすぎて、いつものよう東京方面に戻れるのは高麗川行き 21:26 と、撤収時間を含めると私の歩く速度ですら普通に歩いてたら間に合わず、遠回りな高崎方面では 22:09 の最終で高崎線の上野行き最終への乗り換えもギリギリ。個人的に帰宅は可能だが、これで帰れる地域が限定される。

　安全なのは事前に寄居駅までのタクシーを呼んでおくことでしょう（推定2000円と呼び出し料金）。渋滞状況は不明。個人的に寄居駅なら東武東上線22:35 が最終。荷物を考えると通常の速度が出ないため徒歩は危険。

花火が21時終了を前提に考えており、それより早く終わったら用土駅に向かう余裕ができる。
タクシー使うくらいなら、荷物は配送するが、それができるコンビニが・・・ない！
花火の帰りに機材は送れませんが、ブルーベリーなら農園から送れる。


→ 埼玉県児玉郡三里町
→ 三里町観光協会