2015-07-23 Thu
固有の写真データがアイコンは表示されるものの読み込めなくなったため、先日のハードディスク傷害の兼ね合いで破壊されたのかと思い、バックアップからコピーしたところそれも読み込めずで焦った...読み込めなくなったのはニコンのRAW画像の.NEF。探ろうと思ったが、手持ちのDirectXフィルターを表示するソフトウェアが動画用のため表示の流れを追えなかったが、インストールしているソフトに問題があると思ったため意外にも簡単に謎が解けた。
ニコンのNEF Codecをインストールしているのだが、その説明に、
4.Capture NX 2 バージョン2.3.0以降で編集/保存したNEF画像をWindows フォトギャラリー、Windows Live フォトギャラリー、またはWindows フォト ビューアーで使用すると、以下の状況が発生する可能性があります。
? NEF画像を表示しようとすると、ファイルが破損しているため画像を開けない旨のメッセージが表示される場合があります。
出典: ニコン NEF Codec
提供されてる NEF Codec のほうが新しいにも関わらず、以前のソフトで編集してる画像が読み込めないのであった。ファイルの更新日付を確認すると、読み込めなくなったのは中期に編集しなおした画像であって、もっと前に古いソフトで編集した画像は読み込めるという変な状況。
この状況は、画像をダブルクリックして起動するWindowsフォトビューワーでは表示するものの、NEF対応の画像編集ソフトだと「ファイル形式が違う」と拒否されてしまうこと。だからって NEF Codec をアンインストールすると該当ファイルにてWindowsのデスクトップ上でアイコンが消滅してしまい、そのほかのWindowsフォトビューワーで表示できていたファイルが表示できなくなってしまうため NEF Codec の責任ではなく、過去のニコン製のソフトで編集・保存したのが原因となる。
AdobeのCameraRAWでも拒絶されるため、特殊なNEF構造となっていて、その構造までが開示されてないから他社ソフトでは読み込めないと。読み込めなくなったファイルの情報を見ると、他のファイルよりサイズが大きいことがわかった。Windowsのデスクトップ上でアイコンが表示されなくなったNEFでも他社製のソフトで読み込めるものがあるため、何らかの方法で保存してしまうとダメのようだ。
これは古いソフトで読み込むしかないのだが、現在のOSにはインストールできない。古いパソコンや古いOSがなくなってしまった人はどうするのかと思ってしまう。メーカー側の仕様作りが甘いんじゃないの。
コンピューター歴の長い私はこの事態を予測していた。過去には耐久性のあるMO(光ディスク)を使用してたが、今、それはどこにある?半永久なんて話は現実社会で役に立たない。過去にブラックな笑い話があって、人類が滅亡した後にやってくる宇宙人が見つけるのはピラミッドやら石に刻まれた文字だけ。後は鉄はすぐに錆び、コンクリートだろうとなんだろうと朽ち果ててしまって痕跡すら残らず古代文明があった程度に思われるだろうと (宇宙人から見れば現在も5千年前もたいして進化はしてない)。これが海豚・鯨がどうのと上から目線な高度文明と勘違いしてる人類の成れの果てだから>変な思想の団体。
人間の寿命範囲の保存すら怪しいわけ。たかが10年守るために他の画像方式に変換したデータも保存しているのですが、ファイルサイズが肥大化するため行っているのは重要かつベストショットなやつだけだった。1200万画素カメラでの NEF(RAW)画像で18~20MBが、TIFF(.TIF)およびPhotoshop(.PSD)にすると35MBにもなってしまう。JPEGでは全画像を保存しているが不可逆圧縮(劣化)した画像だ。BD-R(Blu-ray Disc)では容量の問題は減ったがディスク自体の信頼性の問題が浮上してしまったため、BD-Rを併用しつつもDVD-Rから抜け出せない。
誰かにデータを渡す際、何年かしたらデータを書き移すよう注意文書を入れてるのですが、読まれてるかどうか?
→ 参考: 光学メディアの長期保存および被災時のための耐久性実験
この記事に対するコメントの受付は終了しています。
コメント
先頭へ △