2015-08-30 Sun
2015年8月30日放送 テレビ朝日「日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越感 2時間SP」より
「ゼロとレイでは意味が違う」と全く同じ話(*)がなされたが、前回と下記で示す矛盾点について何ら説明がなくTBSで放送された内容の繰り返しだった(説明の題材もほぼ同じ)。制作会社か放送作家が同じなのか、もしくはパクリの可能性も含まれる。テレビ業界って狭いのでテレビっ子だと近い日時に同じネタやクイズの問題を何度も見るものだ。今回は3ヶ月と間をおいたが、当日から数日での合いすぎるネタかぶりは日常茶飯事である。もちろんニュースじゃなくてだよ...
ゼロとレイの意味の違いを金田一先生が偉そうに言ってたことだが、英英辞書を調べると zero の項目には「数字」と「無」の両方の意味が説明されている。辞書の例には温度とか気圧も含まれていたから「ゼロが無」では筋が通らなくなる。ということで、やはり番組は言う「ゼロ」ってのは「zero」じゃない和製なカタカナ言葉でないとつじつまが合わない。だが、英語のzeroを元にゼロなら意味が違うのはおかしい。勝手に外国語の意味を変えるなよ。
これじゃ阿呆な日本人がゲームに負けて再挑戦と軽々しく使ってる リベンジ が revenge(憎悪を伴う復讐。または、強烈な負け方をした場合の怒りの報復戦)と意味合いが全然違うのと同じじゃないか! こちらも英英辞書によると日本人がよく使ってるような軽々しい「負けたからもう一回」みたいな意味は含まれてなかった。日本の辞書は日本人が間違えてる意味のまま記載するから勉強する側として迷惑だ。過去に書いたでしょダビングの意味が大違いだって。今回もだが、英英辞書で調べないといけないって英和辞書の価値ないだろ!
だから番組内で有田氏が言ってた 零戦(戦闘機)は存在するが、ゼロ戦は無い(存在しない)って疑問はごもっとも。ゼロが有るなら今回の番組説明は崩れる。そもそも戦時中に敵国の英語を使うわけがないので、西洋かぶれが出始めた後世(戦後)にゼロ戦とか言い始めたのではないのだろうか? この点の確証は、まだ生きてる爺さん婆さん方にお願いしたいね。
反対にゼロとかいう学校の先生が、0 (れい)点というが、それじゃ何かい。これは全問不正解じゃなく、“わずか”とでも? それじゃ完全な全問不正解と境界線がない。ようするに、番組の解答が矛盾している。
双方の番組で訂正すべきじゃないのか。それとも何か私が間違ってるか、番組解説は「zero」と「ゼロ」は違うとでも言い張る気か? 大きな疑惑が生まれてる限り無責任ですよ。説明が足りないだけか?日本でzeroの解釈を間違ってゼロにしたとでも言わないと筋が通らないぞ。
(*)→ 零がZEROじゃないなら (2015年5月10日放送 TBS「林先生が驚く 初耳学!」に対して)
そもそも、ゼロは日本語じゃねーよ!
教わるほうとしていい加減にして欲しい
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