2016-04-16 Sat
ワイドコンバージョンレンズですが現在主力で使用中のビデオカメラに純正品がなく、上位製品で代用するなら本体ごと買い直したほうが安いという謎の商売を展開したソニー。引けない、寄れないくせにコンバージョンレンズなし。保険かけてるし1年じゃ買い換えたくない。花火撮ればブルーミング現象が激しいし、次に買うなら4K動画対応のデジタル一眼カメラにしますよ...いまさらソニーAX100か今年のモデルを買うならパナのDMC-GH4にコーワかフォトクレンダーのレンズのほうがよっぽどいい。「ビデオカメラです」ってならHC-X1000でしょうか。ソニーは2013年にハイクラスアマチュア用を発売しただけで止まってる。パナのも1年ちょっと前のモデルだからソニーのほうがなにか動きがあってもよいくらいだが業務用だけで噂も出ない。HC-X1000の名を出したが、あれも広角29.5mm(35mmカメラ換算)と今やちっとも広角じゃないので使えない。20倍ズームなら24mmくらいからにして欲しいものだ。広角20mmなら素晴らしいが、レンズ交換ができないなら高倍率化じゃなく、エクステンダー(テレコン)内蔵のほうがよろしいのではないか。もちろん実売20~30万円の機種での話。
余談だが自社宣伝のようにはならずHC-X1000もローリングシャッター現象が盛大に出てる。知り合いが電車や飛行機を撮っているが離陸シーンくらいの速度でも背景の建物はひん曲がっている。
創設者の「他社と別の方法」のような言葉を間違って捉えてしまったソニーは別の選択肢によって「客に迷惑をかける」だけとなったが、フォーサーズはオリンパスとパナソニック以上に市場が広い。真似しない方針は固有の突出した機能を付けるかもしれないが他がダメすぎた(使用リポート済み)。ところがけなす意味で使ってたマネシタデンキのほうが利用者の不満、要望を取り入れ、市場製品のいいとこ取りをしている。彼らの問題は言われないとわからないところだ。だから新機種になれば解決していることが多い。消費者としては怒りだが、儲けの手段としてはすごいし、他社はデジタル一眼の動画モードがビデオカメラ市場を食わないように制約をかけたりするがパナはそういうことはしないらしい。
<販売元 ワイコン取り扱い>
ところで、トダ精光さん生きてますか? DIGITAL KINGが見当たらないので貴社のウェブサイトのリンクから行ってみようかと思ったら販売サイト自体が消滅しているものがちらほら。ほかのリンクは大手の販売店で、同じく全て販売終了となっていた。いい加減なところがあるアマゾンだけが取り扱い中。本国にアクセスしてみると、どうやら DIGITAL KING がなくなったらしい。 ということで、まだ売ってるのを買ってハズレ引いても交換できないだろうから買わないほうがよさそうだ。
レイノックスの光学性能がダメだから、私がリコーので実験台になって失敗…値段の割りに真っ当なレンズでも光学的に不適合と1万数千円をなくしてしまったから、もう他を試す気になれない。カメラメーカーが個別に発売してるが、どれが合うなんてわからないし。4Kだとケチるわけにはいかないし、それでワイコンが数万~10万円にもなったら本体ごと買い換える。ならば上位機種を狙えると意味のない構図だ。
<情報源>
各社のワイコンを付けてのテストってビデオ雑誌がなぜやらないんだ!昔はやってたでしょ。 クロマはとっくのとうになく、ビデオαもなくなり、ビデオサロンが特機かぶれしまくってる。だから本来のインターネットみたいに誰かが投じた費用の情報がネットに出回るという流れになり、提灯記事のかわりにYouTuberがTV通販みたいに腹立つ宣伝動画を作ってる。
そういう意味じゃビデオ雑誌はもっと前にそっぽを向いてたんだ。なぜなら有益部分より日本特有の宣伝記事ばかりになったから。それで読みとりにくいけどズバズバ書いてくれる洋雑誌を選択していたのだった。
インターネットによって紙媒体は潰れるのだろうが、それ以前に昔から思ってたのが無駄に上質紙で千数百円なんてどうしてだと思ってた。洋雑誌はアメリカから送料のほうが高くなっても年間購読で数千円しかかからなかったが今や電子化されて本国と同じ値段だ。電子化は良くも悪くも紙の問題を解決した。
日本人ってやつは媒体がからむとカネを払うが、情報だけにカネを払いたがらない人種だからなぁ。テレビで言えば放送協会の半ば強制的料金徴収の悪法!なんか災いしているのではないか。情報量が根付くには、「必要だから払う、不要なら払わない」という明確性が絶対に必要。無理なら税金でやれよって。そうしたら俺たちのカネからのクソ高い給料も止めらる。
昔からCS通信衛星(今のCS放送ではない)で契約していた側からすると全チャンネルセットなんて見られるわけもなくナンセンスで、必要なのを選んでリーズナブル価格というのがよかったわけ。残念ながら今はケーブルテレビに月額6000円も取られて、いらないチャンネルが多数付いてくる選択の余地がない。CS用パラボラ付けられたらスカパーのほうがマシ。スマホTVになるのもわかる。ぼったくらないと運営できない放送業者に未来はないでしょう。
情報、知識ってのはカネになるものなのだが、インターネット時代の商売ってのを考えてくれないと時代に逆行してしまうのではないか? 使い方もわからないのに黒電話を発売したところで意味はない。現に雑誌が廃刊しまくって、本屋もつぶれまくり、インターネットは大部分がくだらない情報に埋もれているというのが現実である。素早く調べられるはずが、ゴミの山から宝を探すように時間をかけて本当の情報を探す必要があるところのどこが便利なのか? 時間の無駄ならクソ高い雑誌のほうがまだマシだ。
<朗報>
KIPONがまたやってくれた。キヤノンEFレンズをマイクロフォーサーズに変換するばかりか、AF(オートフォーカス)とIS(光学手ブレ補正)も利用可能だ。心配は画質だけである。なぜなら知り合いが比較した動画を見せてもらったが、パナソニックの純正品のマウントアダプター(フォーサーズ→マイクロフォーサーズ)を使用したにも関わらず画質が残念なくらい低下していたからだ。ハイビジョン動画で残念なのだから、写真なら等倍では見れたもんじゃないだろう。値段が安いほうでも専用のレンズのほうが画質が高く、マウントアダプターは過去の資産が使えるくらいでしかなかった。
ニコンを主力で使ってると良いか悪いか、光学的にニコンのカメラに他社のレンズは取り付けられないが、ニコンのレンズはマウントアダプターを通して他社のカメラで使うことができる。ただ、現状の市場・利用者の大部分がニコン「Gタイプ」レンズまでで絞りがメカ駆動のためマウントアダプターがあっても手動操作となる。宝の持ち腐れになるが、キヤノンのEFレンズが使えるなら少しは救いだ。こうやって使うユーザー市場が少ないと無視するかどうかは企業方針次第だ。
ニコンの大失敗はD40の頃にレンズ内モーターの「AF-S」専用化して古い「Dタイプ」からのAF駆動レンズの使用を切り捨てたにも関わらず、絞りは機械式のままだったこと。今は微々たる数の「Eタイプ」レンズが登場しているが、このような非互換を段階的に切り替えるのは被害者が増えるだけなので経営陣の大失敗だと言える。
機械式なら全てが機械式、電子式ならすべて電子式じゃないと使いにくいのだ。
私が小さい頃、まだビデオカメラとレコーダー(VTR)が分離されてたが、他社と変換接続するケーブルがあったという。どうして今の日本ってそういうことができなくなっちゃったんだろうね。そして写真市場はマウントアダプターとか、他社製レンズがあるとか業者間での市場は開けているほうだが、他の製品となると閉ざされてるも等しい。
最も開かれているのはコンピューター市場でしょうね。マザーボード、CPU、メモリー、ビデオカードなどなど対応の範疇で好き勝手に組み合わせられ、しばらくは資産の継承もできて安価ときている。
民生ビデオカメラで一時、XLマウントなるものがあったがキヤノンだけで交換できるレンズも1つくらいで終わってしまった。写真機も放送用ビデオカメラくらいの互換性があったらと思ったりする。それを事実上の標準として担っているのがフォーサーズ(マイクロフォーサーズ)なんだろうか。それにしてはソニーの業務用機のような動画に特化した操作性を持つレンズが一つもないのが悲しい。
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