2016-12-29 Thu
フラッシュメモリーは書き換え回数による寿命のほうが気にされたが、大きな問題は長く放置すると蒸発するかのように記録内容が消えてしまい長期保存に対応してない。SDカードを多数入れて保存するケースなんてのが被害を拡大させた。数年前だか登場してから長く経過してないのに早くも騒がれたことからフロッピーディスクなど磁力が劣化するより早い。価格比較はするがフラッシュメモリーは保存としては対象外...使い切るまで価格動向を確認してなかったが、撤退したThat's BD-R DL 50GB(中身はPanasonic)の30枚組が6000円弱だったが、先日あきばお~(秋葉原)でPanasonicの見たら20枚組で5000円弱で、すぐ使うから買ったものの通信販売のほうが安いぞってなった。50GBタイプは通販か時期が悪かったか?
価格COMだとソニーのBD-R 25GB 4倍速 50枚組が2720円と安い。重要ファイルは個人的にソニーかパナと決めてるが、バックアップ用途なら Verbatim VBR130RP50V4 が1980円と安い。いつか50GBでも入らない日が来るでしょうが100GBなBD-R XLは事実上 売ってなく BD-RE XLとなってる。1枚650円くらい。
既にハイビジョンから4K ビデオ録画で面積比4倍、25Mbpsから100Mbpsへと増えて1ファイル50GBを超えることがある。カメラ内蔵64GBメモリーで録画時間表示は1時間19分、128GBカードで2時間46分と表示されるように1時間で50GBを超えてしまう。通常は1時間も録画しっぱなしはないが、予備の据え置き撮影や花火大会なら有り得る。
1ファイルが大きくなくても必要なときがある。コンピューターのシステムディスクのバックアップだ。OS再インストールして、多くのソフトを入れる前にバックアップと思ったが既に起動ディスクのバックアップが25GBを超えてしまってる。OSに内蔵のBD焼き込みは多層に対応してるのか謎のままUSB接続の外部ハードディスクにバックアップした。
単純な記録メディア比較 (2016年12月29日調べ参考価格)
BD-R 25GB 20枚 / 2180円 / @109.0(1枚) / 4.36円/GB(1GBあたりの値段)
BR-R DL 50GB 20枚 / 5500円 / @275.0 / 5.50円/GB
BD-RE XL 100GB 5枚 3240円 / @648.0 / 6.48円/GB
HDD WD30EZRZ-RT 3TB / 7800円 / 2.60円/GB
HDD ST8000AS0002 8TB / 28000円 / 3.50円/GB
USBメモリー SDCZ48-256G-U46 256GB / 6580円 / 25.70円/GB
SDカードメモリー LSD256CBJPR633 256GB / 11660円 / 45.55円/GB
SDカードメモリー LSD512CBJP633 512GB / 26200円 / 51.12円/GB
ハードディスクは高耐久型を使っても壊れるときは壊れるし容量が多いから壊れたときの被害が大きい。DVD/BDも太陽光など危険はあるがハードディスクよりは安全。それでも書き換え可能型へ信頼は置けない。光ディスクは焼き込み時間がかかるし、選べないように信頼できる記録媒体の登場にはほど遠い感じ。
あ!歴史ある信頼性の高い記録は石に彫るだった:P
実は10年もすると価値は著しく下がるのでそれほど重要ではないと聞いたことがある。家族の記録写真ならともかく、たとえばテレビ録画なんて二十歳の頃は友人間で老後の楽しみとか笑い話にしてたが、老後どころか既にビデオテープは再生すらままならない。
儲かってた時代だから小僧のくせにW-VHS(アナログ ハイビジョン録画機一式)を買ったんだが、ビデオテープ数本しかないのに修理費見積もり最低15万円で粗大ゴミとなった。1080i じゃなく 1035i だから現在で映るテレビがあるかとか、そもそもアナログ入出力は撤廃に向かってる。
テレビはともかく自分で撮影したものまで何年かごとに社会的に抹殺されてしまうのであった。
この記事に対するコメントの受付は終了しています。
コメント
先頭へ △