2016-04-28 Thu
ビジネスホテルが取れない取れないって毎度のように言ってるが、都落ちしたり、ギリギリのキャンセル待ちして難を逃れてきた。僻地の旅館なら電話の効力もあるだろうが、いまやキャンセル処理と連動しているからネットもリアルタイムだ(これはホテルで何度も尋ねた)。むしろ小さなホテルのほうが従業員を減らして機械化されてるから大手と差はなく、電話のほうが取りやすいなどと言う奴は本当に泊まってるのか疑う。報道もいいことを教えてくれた。許容範囲の値下げ競争は合法でも既に申請してある料金より値上げするには国土交通省に再申請が必要だから違法だというのだ...
確かに正規[基本料金]9,000円(例)、本日6,000円と平均相場くらい安くなっていることが平穏な過去の普通だったのだが、今や休日前ともなると15,000円とか20,000円とかになっているところもある。シングル10,000円くらいの設定(申請)だと予測しても20,000円は有り得ない。
私が名古屋の某ホテルで同じクラスの部屋に泊まった料金の範囲は 日曜3,700円から土曜14,700円であった。いつしか正規料金が消えてしまい責められない状態にあるが、過去の平均価格からして正規料金のはずがないところまで高騰している。きっと懲罰もなく役所も見て見ぬふりをしているのではないか。観光地で外国人が多いところだと平日でも値段が下がらず、年金生活者などお年寄りが排除されることに。
このようにビジネスホテル料金高騰につき、大型連休中に新幹線で3往復した私のお馬鹿伝説も、今やまんざら馬鹿ではなくなってしまったのだ。もっと近場からなら帰って出直したほうが確実に安上がり。帰らなくても1つ都市を移動すれば宿はある。
知り合いの有名電気メーカーの人が東京に来たとき、上限は15,000円だと言ってたが、そこまで使うと顰蹙を買うと言ってたのを思い出した。ところが今の東京はそれでも泊まれないことがある。
ホテルが料金申請しないのが違法だとすれば、ビジネスマンの違法の疑いはQUOカード付きプランによる横領だな。領収書は宿泊費としか掲載されないって堂々と書いているから幇助の疑いが濃厚なのだが、この件、パチンコ屋が事実上の賭博と同等のように犯罪を断定できない脱法要素ばかり。サラリーマンの小銭稼ぎ、昔は新幹線回数券だったが今はホテル。
・長野オリンピックのときのタクシー会社の件 (テレビ東京カンブリア宮殿より)
今でも地元民が好んで使う長野中央タクシーは、長野オリンピックのとき他社が特需に乗っかって地元を見捨てたが長野中央だけ地元を優先させたと。特需はすぐに終わるわけだが地元民は覚えていて後の業績につながっている。
ホテル業界にも、これと同じようなことが起きるのではないだろうか。
確かにオリンピックより長い期間で外国人客の特需が続いているが、金融不安などいつ突然襲ってくるかわからない。そのとき、私たちは誰を覚えているかだ。あそこは値段を吊り上げ、迷惑な客をも受け入れた。でも、あそこは私たちを大切にしてくれたよねって思い出すに違いない。そして外国人は何度も来て同じホテルに泊まってくれるのだろうか…。
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