2016-06-24 Fri
ハードディスクの故障だが、それだけでテレビすら映らなくなる。ディスク修復中から進まないのだ。壊れるとき、どのメーカーも同じで不良セクターを除外する機能すら付いてないようだ。製造時のみならず使用中の不良セクターの発生もハードディスクのお約束であるのに。いままで使ってきた機種で、不良セクタを処理した機種に出会ったことはない。不良セクターで動作が固まるか、読み取れないためノイズになるか。別のメーカーのときもDVDドライブが壊れただけで動作しなくなっただけに、いかに日本メーカーの基本設計が変なのかを示してる。例えば世界的に日本の中古車は好まれているが、もし窓の開け閉めの故障だけで走らなかったら呆れられるに決まってる。自動車はそうではないが当方が使ってきたテレビ録画機は「完全」でないと動かない作りだった...
十数年で同時に複数の機種を使ってると累積10台くらいになり故障は定期的にある。新しいのを買うごとにハードディスクの容量が増え、内蔵チューナーが増えたため使用台数が減り1台が故障すると痛手。すぐ新しいのを買わないと。
時間を効率よく使うために「早送り」、「早聞き」機能は最重要。デジタル放送になって「早送り」は楽だから手抜き設計の温床となっている。ビデオテープ時代と異なり、可能な限りのフレームを表示させようとはしない。
1~3段階くらいで選べる早送りの速度とは、人間が考える早回しとは異なり、コマ(フレーム)飛ばしの量でしかなくなった。どこまですっ飛ばして表示するかが速度となったから見逃しではなく見えないシーンが多発。
30秒間の映像を30倍速だとすると、30秒間の1コマが1秒間映ってるような感じに近い。1秒ごとの1枚(フレーム)を30秒分30フレームで1秒として30倍速とはしてくれない。だから30秒のCM1本の1フレームたりとも表示されないことがある。
そしてビデオテープをシミュレーションするような早送り時の音が出る機種も私が知る限り存在しないから音で認識することもできなくなった。ビデオテープとハードディスク記録に一長一短があるわけだが、対応できる問題に、いつまで経っても向き合ってない。
真っ当な予約システムを構築できないから全部録画なんて手に出る。
間抜けすぎるのが週間予約で、私としては呆れてものが言えないのだが、25時とか入力が可能な機種のくせに、火曜~金曜、火曜~土曜と言った予約ができないのである。入力できるだけで25時は翌日の01時に換算されるだけ。火~土ってのは月~金の深夜番組の週間予約の実時間でそのような曜日になる。
どうせ間抜けな製品しか作れないなら、キーワード録画の数を充実させて欲しいものだが、これまたメモリーの容量が増えたってのに予約数がちっとも増えないのである。テレビチューナー付きパソコンなら数百も可能。家電だとCPUもケチられノロノロ動作で数百も処理できないってことなのか?
今回の故障で我が家のIEEE1394(i.LINK)端子搭載機が消滅した。既にIEEE1394って何?とか言われそうだが、DVからHDV時代の接続に困ることがありそうだ。テレビ録画機よりパソコンから先に消されている。
同時にアナログ出力も消滅。今の機種はコンテンツ保護の規定によりデジタル出力しかなくなった。そのせいか入出力端子類はシンプルで本体の値段も安く作れる。スイッチや端子類は意外と高くつく。オーディオライン出力もしくはヘッドホン出力もないのがつらい。
壊れても、せめてテレビくらい映れよってブツブツ言いながら古いチューナーを掘り返してきた。地デジの初期モデルだから12年前のだけに番組表を表示させるだけでも遅すぎてイライラする。録画しなくても同時チェックにはチューナーが何個も必要。故障で困ったのは録画して後で見ようと思ってた多数の番組とサヨナラしたこと。解約しちゃったチャンネルのはつらいな。
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