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ぶろぐん

連呼とクドイは違う(CM)
 犬のお父さんのCMで、英語でしゃべってるのを聞いて「発音いいな」、そのまま続けられてると、「なんだか腹立ってきた」ってのがあったから以下のを取り上げる、その腹が立つのと同じ過程で個人的に腹立ってきちゃうCMは年々増えてきている。科学的根拠があるのかよと追求したくなる宣伝番組もそうだが、CMとなると特に考えるべきは地上波よりBS、CSだとクドイほど放送される自動車保険のである...

 中でも「この価格」「この価格」って提示もしないものを何度言うんだ(激怒)ってのがある。加えてしゃべり方に幼児性が含まれパルス音なのが怒りを助長する。可愛いと感じるのと大人の幼児性も違うのです。だから、もーウザイ!ってなるわけだから広告の意味としては真逆の効果。

 BS、CSだと広告費が安いためCMの時間が長いのも災いしている。15秒と1分、2分では作り方が違うのに推定同じのから編集しているだけである。長くなるほど説明が増えるというよりもウザったくなるだけと下手な作り。

 検索しますと同種の意見が多数見つかり理由は同じように思える。もう2~3年は同じの続けてますから別の意味ですごい(若干別版があったり静止画像部分が違ったりはしている)。いくら続けてもムカツクだけですけどね。

 前に書いているが私は安いのがどうので保険会社を選ばない。自動車保険の額からしたらボッタクリレベルなのが家電の保険料だから評判が悪い某国系は保険料が安くてもお断りした。それより重要な自動車や火災保険となればケチって何かあったら痛い目に遭うという言葉じゃ済まされないほどになる。保険は無駄と安物買いの銭失いになる可能性が同居している代物だから見極めが難しい。だから保険料より企業資産や評判が第一。うざったいCMを見せられたら契約は絶対しない。


 金利が高すぎたからどうの関係のCMも寄生虫と叩かれようともクドイほど放送されてる。もしかするとウザイ、ムカツクと思ってない客からだけの儲けでウハウハ状態だから批判なんて関係ねぇーって思ってるのではないだろうか。じゃなきゃ批判浴びて長いこと放送するなんて考えられない。

だが、それって客がいなくなったとき残るのは何かを考えようともしてない。

 「明日の幸せより目の前の銭」なのだが経営者だけは大金掴むからそこで終わっていいわけだ。誰かの言葉を借りれば頭の黒い鼠。日本とて暗黒面に支配されてる感が強い。別件だが規制緩和とは別の規制強化と企業規模に応じた賠償責任を日本も導入しないと外資系に食い物にされる。

 カモがいなくなったとき汚れた看板のもとに誰がやって来るのだろうか? 他の例を見るならば看板をすげ替えるだけで別人のふりをするのかもしれない。そしてまた同じことを繰り返すのか。不祥事起こしたテレビ番組制作会社みたいな。履歴は会社名じゃなく人間に付けるべきだ。


 さてと、海外で日本のCMがウケたからって放送回数や期間がクドイの世界に入ってるのが「犬にたてがみ着けてライオンに見立てるCM」なのもわかってないようだ。上記の件もだが日本企業ならそこまで繰り返し放送はし続けない。誰か見てない可能性なんて、とっくのとうに消えてます。知らない人はテレビ見てないだけ。

 一般的に万人ウケもするはずないから賢い企業は男女向けに別なバージョンがあったり、ストーリーから演出がまるで違うCMもある。マニア向け番組じゃあるまいし広告なのだから可能な限り多くの層に気に入られる必要がある。不祥事は当然、不謹慎タレントすら即刻クビからもわかる。

 
 ある種のCMで批判がネット上で激増したとき外国の息がかかった企業であったが、それで日本のことがわかってないとも思えない。なぜならCMは日本人が作ってると思われるからだ。何か違うとすれば企業側に日本での広告のやり方がわかってないのと、低予算にて従来の映像制作会社じゃないところが作ってるのではないかと思えるところだ。どれも推測でしかないが、真相なんてどうでもよくて、こっちとしてはお前らウザイって思われてよろしいのかと。

広告だよ こんなんでいいのか!




過払い金請求のCMについて

 産経新聞に過払い金請求が最高裁判決から10年で時効になるかのよう言い返却相談をあおるCMが違法ではないが問題だと取り上げられていた。その記事から深堀りすると、行政書士倫理ってやつに「第10条 行政書士は、不当な目的を意図し、又は品位を損なうおそれのある広告宣伝を行ってはならない。」とある(出典:日本行政書士連合会)。

 ところが最近まで弁護士もやらかしていて時効だと煽るCMをやっていたが、急に消滅したってことはどこかから問題視されたのだろう。そもそも広告団体は何をやってるのかだが、従来はBS、CSでしか見なかったような怪しい雑誌レベルの広告が地上に舞い降りてきてるようにテレビCMが減ってるから違法ではないからと倫理規定までも下げてしまったのではないか。

 時効を煽るのがダメだからって性懲りもなくおっぱじめたのが、大金な過払い金が戻ったとするCMである。百数十万円とか言ってるわけだが利息がその額って、時効までの期間に、いったいいくら借りたらそうなるのかってことだ。確かに500万円も借りたら利子は大きくなるが普通は月々返済の予定がなければ借りられない(1円も返済しなかったとき年利29%と18%の1年の利息の差は55万円)。対象となるならば利子だけ返せば返済延ばせるなんていう俗に言うサラ金ではないか。長年高い金利で大金を借り続けて返し続けてもいるような人がいることはわかってるが大金を借りられる前提条件を満たす少数派なわけで、弁護士事務所のくせにCMとして温和路線、やさしくみせかけても内容として煽ってるわけで品位がないわけです。

 結局、彼らには「違法か合法か」しかないのではないのか。それは裁判で通用しても社会では通用しない。合法ドラッグじゃなく脱法ドラッグと呼ぶように違法じゃなくても不道徳ってのが社会には存在するし、前科にもなってない犯罪者がうようよいることくらい知ってるだろ。おまえらに「道徳」ってのはあるのかと問いたくなった。通常のCMで捨て置ける程度でさえぶつぶつ言われるわけだが、それと比べたら一般社会として大変品位のないCMなのである。
| emisaki | 2016-12-13 Tue 22:29 | comments (0) | 大衆媒体::広告 |
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