2016-01-06 Wed
いろいろな生活家電やらロボットやらとハイテクな日本と思われてるのだが、ビジネス界の人間たちは使ってる装置や思想に時代遅れが実に多く、外国人から影で笑われているだろう。代表格がファクシミリ(FAX)であって、インターネット繋がってないのか?と思われるくらい。これは先進国以外の外国人すら語っているので、日本なのに例えるなら伝書鳩を使っているかのような違和感に違いない。海外からとやかく言われる筋合いはないが、これは日本人な私でさえそう思う事だから…FAXなんて私が子供の頃からパソコンのモデムを通して送受信できていたが、「パソコン(ワープロ)で原稿作る → プリンターで印刷する → FAXを通す」 この間抜けな作業がいまでも行われてるとなると呆れてものが言えない。
FAXじゃなくても見かけるのはスキャナーを通して作った品質の悪いPDF!
そうやって作るとノイズを拾ってデータ量が増えるから無駄になる。印刷したのをFAX機に通すのも同じ。そもそもパソコンで作ってるならFAXで送る必要がない。
私が昔に持っていたFAXはパソコン通信用のモデムが機能を果たしていただけ。パソコンのソフトで作られた送信用のデータにはノイズが全く混入しないため、白と黒がハッキリして圧縮効率が高いため短時間で高画質に送信できた。だから、ファクシミリが存在していても良いが、紙が介在するところが問題。
そんなことから2016年にもなってまだ使われてるFAXは負の遺産で反エコロジー大賞でも与えるべきでしょう。ごく一部に必要な方がいると思うが、世界一般として考えると「あの日本が!?」のろしを上げて連絡してるかのよう時代遅れだと思われても当然である。方式からしたら廃止されてるモールス信号通信にたとえたほうが近いかな。
こういうとき無知をさらけ出す連中が新技術のほうが電気ばかり使いやがってよっぽど環境に悪いなどと言うのだが、紙を作るまでに使うエネルギーのほうがよっぽど資源、電気を食い荒らしている。更に通信速度が遅いってことは最終的に消費電力が大きいということだ。勘違いの森林保護家みたいで日本の森を守れとかのたまって世界を食い荒らしてるのも知らないような感じに近い。今に苦情があるなら、ちょっと前のほうが悲劇的で、それでも文句があるなら100年以上前に戻らなくてはならない。
海外通販で使っている店なんて何年前か忘れ去ったくらいe-mailからウェブサイト経由での暗号化通信に移行した。
もう FAX番号なんてどこにも書いてない
一般ビジネスでも手書きは皆無となったし、もしあったとしてもスキャナーを通すか写真を撮ればいいだけのこと。そもそも写真をFAXしても品質の悪さから真っ当に伝わりません。
使ってる人を救済するため今までに近い操作性で通信できる装置を作って、経済の足かせになる前にアナログTVをデジタルにしたように政府、世界レベルで撤廃させるべきでしょう。なぜなら、売り続けるという経済効果より使われなくなってるのに維持させる損失のほうが大きいから。もはやファクシミリは非効率な過去の電化製品なのである。
必要なものの跡継ぎがいなくなる一方、よりよい品の代替えがなされないなんて!
※ 本件はどうせやるなら無駄をやめろということであり、なんでも技術革新が良いかの議論はしない
日本人は電子メールを使ったって、上役は「メールお送りいたしましたとすぐ電話しろ」と時代遅れの事を言ってきた奴らなのだ。これには生活上の無駄な風習が原因ではなかろうか。うちのほうでは別の家族同士で旅行とかに行った帰り、現地解散じゃなくさっき東京で別れたばかりなのに家に着きましたとか電話して、またぶつぶつ話してるんだよ。帰ってきたばかりでまたお互い迷惑だろって思わないのかと。また、送り物とお返しの無限連鎖もある。古い人間ほど「決め事」に縛られており、本当に必要なときというのが薄まってしまってる。だってお中元、お歳暮なんて企業なら贈収賄の名前を変えただけだろ。そうじゃなかったら上司から部下にいつもありがとうって送れ、ばか者めが! 純日本人でも小さな頃から思ってきた。“本当にお世話になったから贈る”それ以外では何の意味もないと。
日本人同士でも「小さな親切、大きなお世話」という言葉があった。実はこれで在日外国人がもっと迷惑している。長く住んでいる人は間違った親切心だから悪気がないと思っているが、親切の押し売り。それは外国人と見たら強制的に箸(はし)じゃなくスプーンやフォークを出すことだ。もはや外国でも箸は使われているし、日本で生活しているとなれば使い慣れている。真の気遣いと親切の押し売りの区別が付けられないのだ。
こうした概念の中にハイテク日本と呼ばれローテクFAX利用を止められない理由があるのではないか?
日本の政治家なんぞ爺さん婆さんばっかりでセキュリティーのセの字もないほど情報漏えい対策の取り組みが遅れている。企業だってたいしたことない対策は数々の漏洩事件からよくわかる。盗聴防止だからって首相官邸かどこかに作られてるだろう部屋で話すとも限らないし、一般の役職でもそこそこ重要に意識が低いから電子メールでやりとりなんて恐ろしいことをやってそう。だったら時代遅れのFAXのほうがよっぽど安全かもしれないな。だって「のろし」上げて連絡してるなんて日増しに思われなくなるだろうから。それはたとえとして、電話線を押さえればFAX盗聴なんて簡単すぎるんだから重要な情報送信に使ってはいけない。
昼のワイドショーなんてエンターテーメント化している盗聴器発見なんぞやってるが、そんなことより無防備な無線LANを探しに行ったほうが桁違いによい。盗聴器なら情報を聞かれるだけだが、無線LANへの侵入を許すのは犯罪の片棒を担くことにもなるからだ。
そんなテレビ番組を注意喚起などとは呼ばせないぜ!ただ他人の被害を利用してるだけなので、音が聞こえもしないし、発信源を探るのに大変な装備となるなど映像にならないから無線LAN問題など取り上げず、いまだに時代遅れの盗聴を扱ってるのだろう。
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