2020-04-20 Mon
アメリカの製品に関わったから昔から聞いていたのが「レイオフ」だった。日本にない言葉なので文章となってしまうが、企業が業績の悪化や工場の生産調整などで一時的に従業員を解雇するわけだが、クビと違うのが業績が戻ったら再雇用されることが前提だから。倒産してしまったら再雇用の可能性もないし、レイオフ(一時解雇)されるのは経験値がない下層から行われるわけだから会社側として能力に困ることはない。業績が悪化して自発的にベテランに辞められるよりマシなわけだ。
今の日本の制度だと社会主義であって能力を高めても身にならず転職もしくは起業という道しかない。高度成長期ならともかく今は年功序列の社会主義化が駄目にしてることは各所で言われてきたが、オッサンだけじゃなく若年にも腰掛け社員は多いわけですからバブル崩壊後に陰湿な方法で自主的に辞めさせる手段が横行したのなら強制力のあるレイオフ制度が導入されたほうが幸せなのではないかと思うのであった。
強制力があるとなると労働基準法の改正が必要なのでしょうか。
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