2020-07-23 Thu
受け売りであるが「古いと汚いは全然違う」当然だが、京都や小京都、小江戸を名乗るところは古くても綺麗だから集客力がある。熱海では廃墟がずっと放置されてきたわけだが潮来でもあった廃墟は民家程度に小さくても目立つ場所によって全体を感じ悪くしてしまうからテレビ番組で扱われた。鬼怒川温泉で別のホテルが解体費用を出してまで廃墟には消えていただく必要があるわけ。
伊豆新聞に「ビジネスホテル瑞宝荘」がリニューアル工事中だと記事になっていたが、失礼ながら「営業してたの?」との反応だ。咲見町って1階にある商店だけが改装しているだけで建物はボロボロが続いている。潰れたところがリゾートマンション化してポツポツと新しいビルがあるだけで大地震が来たら跡形もなくなりそうな建物ばかり。築50年くらいじゃ済まないので戦後に建ってそのままって感じかな。
汚いばかりか新しいも熱海を殺したと思うのが空気読まないで作ったヨットハーバーに親水公園、そしてバブル崩壊からのリゾートマンションだった。城崎温泉や有馬温泉を期待していた私は小さい頃の記憶から時間が経過して突如として荒れ果てた姿を見てしまったためショックだった。20年、30年前と過去の政治家の無能ぶりは随所に見られる。
竜宮閣に福島屋旅館は残さなきゃいけないが管理ができてないと「古い」から「汚い」へ進むしかない。若年層の集客には成功しているが勘違いした都会的建物は大間違いだと思う。若年層は古いから京都・奈良へ行かないの? 年々と日本ぽくないのに外国人観光客を呼べるはずもない。
熱海駅から咲見町を通りホテル大野屋のほうへ抜ける道路沿いは観光とは縁遠いところになっていて劣化が激しい。特に粗が見えてしまうのが店が閉まってる時間帯だ。シャッターに和風の絵でも描いたらどうなのかと思ってしまう。ほんの一部に熱海とは全く関係がない絵が描かれてる店も、たぶん落書き防止くらいの意味しかない。
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