2021-01-31 Sun
自主的ロックダウンが熱海に行った直後なら、復帰も熱海かと思ったら世間の阿呆どもがそうさせてくれなかった。乗れる状態じゃない電車を拒否して1年が経過してしまった。ソメイヨシノと違ってアタミザクラに類する花には「満開」という表現が正しくないのも満開になることはないから。先に咲いたのが枯れてるのに次が咲いても満開じゃない。
観光協会が使うので使ってることがあるが、私は「見頃」という表現にしている。この「見頃」も主観となり、私の場合は第一弾が咲いたときを指す。
十数年と見てきてアタミザクラは一斉に花開かず1本の木で早咲き、遅咲きが2~3段階、古木ではそれ以上に段階的に進むから満開にはなれないのだ。昨年撮影した写真が一目瞭然で、葉っぱ、花、ツボミが同居している。
最終段階のツボミが花開いたとき、先に咲いた花はしおれているか、雨風や鳥によって花びらが落とされガクだけになってる。見かけ上で綺麗に見えるには若い木々では駄目で、花の数が多い古い木でなくてはならない。それだと花が多く高密度なため満開のように見えてしまうがソメイヨシノでの満開とは違う。河津桜もだが段階的に進むから期間が長いとされてるだけで、ソメイヨシノより少々長くても一ヶ月保つわけではない。
「桜の名所散策路」のほうが穴場でも「糸川沿い」もしくは「梅園前の市道沿い」のほうが綺麗な理由がそこにある。古いから花が多く高密度で一段階が咲いて二段階目が咲き始めた頃に最大の見頃となる。よって「桜の名所散策路」で綺麗に見えるのは十数年と早く植えられた熱海高校寄りの斜面だけになる。市街地の「親水公園」や「渚小公園」に植えられてるのも、糸川の木々と同じになるには10年、20年と必要。そんなの待てん!オッサンが爺さんになっちゃうよ。
この写真は別の若い木で、花や葉っぱが出てくる間隔の広いか狭いもあるが一カ所から出てくる花の数が段違いに少ない。木によっても花の付き方に善し悪しがありそうだから多く作って見定めてから植え直したほうがよろしいかと思う。
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