2021-02-06 Sat
調査において関越交通の時刻表に訳の解らない部分が見られたため、その理由が気になって推測してみた。当初は夏期と冬期で何か経由か変わるのかと思ったが違ってた。関越交通 吹割の滝 11:05→11:24 鎌田 (2020-2021年 冬期ダイア 19分)
関越交通 吹割の滝 11:20→11:34 鎌田 (2020年 夏期ダイア 14分)
旅行の計画ツウなら即座に なんじゃこれ と気づく運行で電車のほうがよくある。バスでも電車の単線のよう、すれ違い待ちがある路線があるが、ここは全く関係がない。
乗り換え案内を使って表示される始点と終点では見えるものも見えない。オタクじゃなくても線のダイアグラムを見ればよくわかるのだが、一般が知ることができるのは停留所ごとの出発時刻だけ。その時刻表を見ると余計に訳が解らなくなった。
【これでは接続バスに間に合わない】
須賀川 12:11 → 片品公園入口 12:12 → 12:22 鎌田 (例)
これだけ見ちゃうと、鎌田は鎌田営業所なんで、しばらく停車してから発車するんでしょって事になるが、そうじゃない。この例の場合は到着時刻で出発時刻は別途記載で12:27。
全ての時刻表を見ても、片品公園入口から鎌田の所要時間は6~10分になっている。書いてないバス停があるんでしょ、と思っても、全てのバス停の時刻が書かれており、途中にバス停はなく、距離は950メートル。車で1~2分でしかない。
Googleストリートビューで2019年10月撮影、途中に土砂崩れを防ぐために斜面の工事現場が映っており片側通行になっている。それで止められるからにしては長すぎる。
その間の所要時間は冬期ダイアでは6~10分となってるが、夏期ダイアでは2~4分だった。よって工事が理由じゃない。冬期か夏期かに理由があるのだ。
そこで反対方向を調べると、冬期も夏期も関係なく鎌田から片品公園入口は1分でしかなかった。
【謎が読めてきたぜ】
反対方向のみならず他の路線も調べたところ、短距離にも関わらず所要時間が長すぎるのは決まった場所であることがわかった。それは主要バス停へ到着する区間のみ。
旅行の経験からだが、大都市だと電車のみならず路線バスすら運行中に可能な限り遅れを取り戻す措置をするわけだが、地方路線だと遅れは遅れっぱなしになると認識してる。
大都市なら遅れの理由として渋滞を想定するが、ほかはもう日本全国ウチナータイムよ。だから停留所の間が近いとき、駅の寸前で先に降りて走ったことがある。支払いでもたつく奴らを抜くだけでなく、あと数百メートルで駅なのに5分停車することになってるとかあるんだ。止まるなら駅で止まれって言いたくなるのだが、田舎ほど電車の価値が薄いから。
そして地方路線で遅れの原因はICカード化しておらず均一ではない料金支払いにある。よって定期券利用である通勤通学よりも観光路線のほうが遅れる。通勤通学の時刻は車社会のための渋滞だと考えることができる。
その慢性的に起きる遅れのため終着など区切りの到着時刻において所要時間を加算して時刻表に書いているのだろう。でも、最後の区間だけ異様に長い時間にするのは間違ってるよ。
これは、小さな親切、大きなお世話だぞ 関越交通よ。絶対的に遅れるならば時刻表自体を見直すのが事業者としてすべきことですよ。その遅れも絶対じゃないんだから終着で帳尻を合わせる表記は余計に戸惑わせる。
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須賀川 12:11 → 片品公園入口 12:12 → 12:22 鎌田 (例)
これだけ見ちゃうと、鎌田は鎌田営業所なんで、しばらく停車してから発車するんでしょって事になるが、そうじゃない。この例の場合は到着時刻で出発時刻は別途記載で12:27。
全ての時刻表を見ても、片品公園入口から鎌田の所要時間は6~10分になっている。書いてないバス停があるんでしょ、と思っても、全てのバス停の時刻が書かれており、途中にバス停はなく、距離は950メートル。車で1~2分でしかない。
Googleストリートビューで2019年10月撮影、途中に土砂崩れを防ぐために斜面の工事現場が映っており片側通行になっている。それで止められるからにしては長すぎる。
その間の所要時間は冬期ダイアでは6~10分となってるが、夏期ダイアでは2~4分だった。よって工事が理由じゃない。冬期か夏期かに理由があるのだ。
そこで反対方向を調べると、冬期も夏期も関係なく鎌田から片品公園入口は1分でしかなかった。
【謎が読めてきたぜ】
反対方向のみならず他の路線も調べたところ、短距離にも関わらず所要時間が長すぎるのは決まった場所であることがわかった。それは主要バス停へ到着する区間のみ。
旅行の経験からだが、大都市だと電車のみならず路線バスすら運行中に可能な限り遅れを取り戻す措置をするわけだが、地方路線だと遅れは遅れっぱなしになると認識してる。
大都市なら遅れの理由として渋滞を想定するが、ほかはもう日本全国ウチナータイムよ。だから停留所の間が近いとき、駅の寸前で先に降りて走ったことがある。支払いでもたつく奴らを抜くだけでなく、あと数百メートルで駅なのに5分停車することになってるとかあるんだ。止まるなら駅で止まれって言いたくなるのだが、田舎ほど電車の価値が薄いから。
そして地方路線で遅れの原因はICカード化しておらず均一ではない料金支払いにある。よって定期券利用である通勤通学よりも観光路線のほうが遅れる。通勤通学の時刻は車社会のための渋滞だと考えることができる。
その慢性的に起きる遅れのため終着など区切りの到着時刻において所要時間を加算して時刻表に書いているのだろう。でも、最後の区間だけ異様に長い時間にするのは間違ってるよ。
これは、小さな親切、大きなお世話だぞ 関越交通よ。絶対的に遅れるならば時刻表自体を見直すのが事業者としてすべきことですよ。その遅れも絶対じゃないんだから終着で帳尻を合わせる表記は余計に戸惑わせる。
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| emisaki | 2021-02-06 Sat 18:19 | 交通::情報・考察・計画 |
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