2021-03-09 Tue
海外記事の翻訳で「パスタ」なんて書かれていたから、そんなことを書くはずがないと翻訳記事の原文を確認したところ「スパゲッティ」でした。かねてより聞かされる側として怒っていたが、小麦粉もセメントも粉もんであるようにパスタも100%食べ物の言葉ではなかった。英語に訳すとペーストとなっている。かつて日本語の堪能な外国人に間違っているであろう言葉に「なんでそう言うの?」と尋ねたことがあるが、「日本人がそう言ってるから」との答えでした。原因は日本人。
当然だ。スーパーマーケットをスーパー、携帯電話をケータイ等々、もはやそこに実態は残ってない馬鹿すぎる言い方。「あれ」「それ」である。昭和の無口なオヤジの「飯」「風呂」「寝る」のほうがよっぽど具体的だ。
さきほどのクイズ番組でも「リベンジ」と言ってたが、リベンジは憎悪を伴う復讐でしかない。日本語で言う復讐戦でもない。更に軽々しく再挑戦、雪辱なんてときに使ってるのを聞いたことがない。軽々しく使ってるのは日本人のお馬鹿さんだけでしょ。
腐っても最大メディアのテレビの馬鹿が止まらない。出演者のことを放置してきた局の責任。
なぜ日本人は他人の言うことをすぐに信じるのか?そして正しい言葉があるのさえ訳のわからない言葉に換えてしまうのか?誰もが最初は無知さ。知らないことは山のようにある。知らないことを馬鹿と言うのではなく、確認作業を怠ることを馬鹿と罵っているのである。間違いもある。私もたくさん間違うからこそ勉強する。
ところが世間の人は厚顔無恥でいることが大好きらしい。
近代は酷いがテレビ新聞などにはそれなりに基準がある。ところがネットメディアは我々個人以下なだけに一定水準も満たさず、言葉のみならず呆れる内容ばかり。コピペ記者なんて“みながれ”週刊誌が糸を引いてるだけに外道。ド素人を貶してもしょうがないが、それを採用するからな。
マスメディアに対して聴視者、読者は生徒となるわけだから先生が間違ってはいけない!
| emisaki | 2021-03-09 Tue 21:17 | 大衆媒体::ネット系 |
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