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各種動作環境を持ってないと故障とは言い切れない
 DDR3LなのにDDR3を買って動かないとか違いがわからないで相性だとか故障だとか怒る人がいたから困る。販売店の製品レビューを読んでると、非力なPCと特定のOSなんかの環境下で発生する件があたかも故障かのように書かれてる。

 それは私も確認しており搭載メモリーが少なく、特にOSがWindows8.x だと起きた。例えばメモリー残量がひっ迫してる時にサイズが大きなファイルで右クリックするとアクセスしっぱなしになる。

 こういったことは Windows7、XPと戻るごとに余計な処理がなされないため起きなかった。私がWindows7のサポートが切れても使い続けた理由はWindows8の改悪。

 Windows7くらいから搭載メモリーが4GBじゃ足りなくなり、余計なタスクが多く走ることになったWindows8.xだとこのようなことが起きて8GBが事実上の最低ライン。SSDにしてるとシーク動作もなく読み書きがHDDの何倍で気づけなくなるがメモリーは4GBじゃダメが使っていての結論。

 テレビ録画機になってる小型PCは買って損したWinodws8(8.1)を使ってる。マザーボード ASUS J1800I-C に搭載された Celeron J1800 と遅いからとタスクマネージャーで監視してみたら、ハードディスク使用率が100%、メモリーが90%、そのときCPUは50%くらいだった。原因はCPUじゃなかった。メモリーの増強(8GB上限)とSSDに変えることでエクスプローラーが暴走するのを緩和できた。

 ここで問題は、省電力PCにしたため購入時点で販売されてる製品のメモリー仕様がDDR4になっていため、DDR3(DDR3L)の価格が上がっていたこと。容量が小さいのは捨て値も見たが1枚4GB、DDR3L SO-DIMM 小型PCやノート型用となると、わざわざ交換需要が少ないのだから売り上げの過渡期を過ぎたら値上がりに転じる。今のDDR3はまだ高値ではないがデスクトップ用も同じで保守の在庫のようになると高値に転じてきた。

 通常ならば問題ないんだが、番組表を見るのに Google Chrome を使って放置してるとゾンビのよう死んでも生き残ってるタスクだらけでメモリー2GB以上を喰ってる時がある。そんな状態でサイズ10GBくらいあるファイルを右クリックしてしまうとメニューが表示されるまで長い時間を要することがある。このときハードディスクの使用率が100%。

 ファイルサイズに比例して待たされるのだが何十秒から何分もかかる。ハードウェアを変更せずOSを切り替えてたからOSによる違いを体感できるが、OSがインストールされてるドライブとアクセスしたデータファイルが同じドライブであると仮想記憶とファイルへのアクセスが同時に起きてHDDが苦手なシーク動作が繰り返し行われて劇的に遅くなる可能性を考えた。
 だから起動ディスク(仮想記憶領域)とデータ記録用を分ければ緩和されるが、超小型PCやノート型だと搭載できるとは限らない。C、Dドライブとなっていてもパーティションで1台。

 もう一つ確認している理由として Windows Defender の異常動作がある。上記の操作と同時に動作するとハードディスクへのアクセスが集中して異様に重たくなる。Windows Defenderを停止させれば起きなくなったが、他社の市販ウイルス対策ソフトへ切り替えないと無防備になり危険。これは Windows 10 でも発生する。

突き詰めることができないと故障と言いがかりを付けることになってしまう。

 そんなことがあってデスクトップ用の買い換えでは後で交換するならばと8GBだったのから一気に32GBにしたが、ビデオ編集ソフトの動作環境を見たら「4K 32GB推奨」とあり結果的に正しかった。

 amazonは上から下まで寄せ集まりだが、最近は素人がPCパーツショップでも買うようになって、そっちの口コミの質が落ちてる。そういう人に限って動作環境を全く記載しないため他者への参考にもならない。見極めるのは某国の偽評価だけじゃない。

| emisaki | 2021-06-16 Wed 17:23 | 映像音声::コンピューター関連 |