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土石流は逢初橋で左右にも流れ伊豆山神社の参道まで達してた
 逢初橋(新)から80メートルは離れているため伊豆山神社の参道は大丈夫かと思ったら石段のところまで泥が流れ込んでいる写真があり、テレビの中継で見た段階より東海バスが深く埋まってた。

 逢初橋の西側(熱海駅方向)へ国道135号線上を土砂が流れてくる動画が早くから放送され、それほど流れずに止まっていたが、事情通ならわかると思うが、逢初橋から西は微妙に上り坂で、東の湯河原方向は微妙に下りだから流れやすくはなってる。
 ただし西側も下りに転じる。投稿動画は結構離れた場所だから撮影地点から逢初橋を見ると全てが上り坂に見えてしまう。だから西側で土石流が止まったのは上りだったのと逢初橋から川へ流れ落ちることができたから。

 初期の安否不明者リストにフルーツケーキ屋だった人の名前があった(のちに安否は確認)。テレビ中継で見た時点では溜まってた泥が取り除かれていただけか。

 逢初橋から伊豆山漁港まで逢初川の急勾配がわかる動画は参道837段を石段をのぼるイベント時に撮影し2016年にYouTubeに投稿してる。海岸線の国道から熱海高校や伊豆多賀駅への急坂もだが、雪が降った翌朝、危なすぎてあきらめたのを思い出した。

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2012~2016年撮影の写真より
逢初橋と伊豆山漁港の中間点(海側)
[Googleストリートビュー]

これはカメラ内蔵の角度センサーを使って水平に撮影した。この撮影場所から距離170メートルで中央の下に写ってる地点まで下る急坂。国道135号線から海沿いの道路、伊豆山港との丁字路まで300m 高低差46m。これは道路で逢初川は直線的。



逢初橋と伊豆山漁港の中間点(山側)
[Googleストリートビュー]※利用者の投稿写真

 逢初橋から直線距離で50メートルしかなく、この狭さに縮まる。ところどころで角度が急になり滝のようになってる。

 土石流が詰まらなければ高低差と細くなることによって流速が増し、激突したときの破壊力になる。ここで土石流の多くは道路を下ったと思う。

 投稿時点、ここの映像は全く出ていないからどうなったか不明。急坂なので探索活動をしている方々も滑って通れないと思う。右横に通路が見えるが平時から湿っていて怖かった。


伊豆山神社参道 国道135号線
[Googleストリートビュー]

 このあたりに達したのは水分が多かったのか泥は数cmだが木が2本転がってた。10mほど逢初橋のほうへ近づくと地面に置かれてるエアコンの室外機が見えなくなってるから60~70cmは埋まってる。バスは浮いてしまっても1mくらい埋まっていたはず。土石流が国道135号線に達した地点では1階の天井まで埋まってた。


伊豆山神社 参道

ここも泥が押し寄せ、石段を流れ落ちていた。



 逢初川とは言ってるが、国道135号線の逢初橋から上は道路脇の排水溝。逢初橋からは少し広がるだけ。よって土石流は地上の道を流れたが、東海道線 在来線を抜けると川と道路は分かれ、道路の目の前が建物(鈴木電機商会)、川は木造住宅の下を流れるため、重たい土石流は道路、軽めの泥流は川のほうへ逸れたため、双方の真ん中に位置した逢初橋の真横の家屋は倒壊。東側の市民が撮影した動画に映し出されていた。


伊豆山神社参道 東海道新幹線
[Google Map]

ちょうど草木で見えないあたりに新幹線の線路の下の通路(トンネル)がある。



伊豆山神社境内より2021年7月3日 土石流の被害場所
[Googleストリートビュー]

 般若院の右下に何度もテレビで映像が流れたとき映っていた赤茶色の建物(酒屋)がある。

 山の神社やお城って比較的に安全な場所に建ってる。元の熊野本宮大社のように中州なんて無謀な場所に建ってるのを探すほうが難しい。


 危険なのは熱海だけじゃない。日本は狭いではなく、わざわざ危険な側に家を建ててる。川で濁流、カーブなら遠心力で外側だが内側じゃなく外側に家が建ってる。そして川の近く、谷間の底、山のすぐ脇。

 過去に神奈川県の市街地だって崩れて死傷者が出たことがある。上流の盛り土や違法建築や造成での地盤強度不足など手抜き工事の危機的なこと住民が知る手段がない。行政だって作ってしまったら掘り返して調べるわけにもいかない。

 ビルの建設で廃材をコンクリートの壁の中に埋めてしまう犯罪行為も見つかってるのは氷山の一角でしょう。それくらい建設業は、いわくつき経営と作業員。これが海を渡ってお隣さんにでもなれば世界中で崩壊して人殺しにまで落ちる。

 人で不足とか言うが大勢の人命に関わること、申請書類の確認ではなく、実際の建設現場を押さえなければ何にもならない。

#伊豆山土砂災害
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| emisaki | 2021-07-08 Thu 23:32 | 生活::防犯・防災・防疫 |