2021-07-30 Fri
今回、婆ちゃんのベッドの件は在庫の関係から足下を見られた状態で知りながら高く買ってる件は除外するが、この流れからも以前から気づいていた問題が更に表面化した。いままで購入金額が一定額以上ならば送料が無料もしくは送料は一定額ってのが普通のサービスだったが、ある通信販売会社では送料は個別に発生して金額が安いほど負担が増える。
私が買ったのは同梱できる代物ではないが、メーカー直販なら送料込み、組み立て料金も込みで、10%ポイントすら付いた。別の商品の売り込みで言ってる真逆で、大型商品の送料、組み立て費用、ポイントは制度自体がない。ここらにビルも建ち、東京都心部の高値にオフィスを構えられる収益がありそう。世代が移れば消費者還元はどこへ行ってしまったのか?
自社のクレジットカード決済にすれば送料無料って言ってるくらいだから、量販店だけに、ここが金儲けの一角だと見える。私は実質に支払う額で決めるため、今まで利用したことがない理由がそこで、送料を加えて考えると安かったことがない。
比較されるのを恐れた側が行ったのが独自商品なのだが、電化製品メーカーと量販店がやってきたのが型番を変える程度だから判る人には比較できた。ところが独占販売なんてされちゃうと定価自体が怪しいため信じがたい値引きを謳って当たり前の値段で販売できたりする。オープンプライスなんて当初から骨抜きにされてしまって「定価」が定まっていたほうが消費者として良かったくらいだ。こんな商売が勝手にされていいのか、法的規制が必要なのか?
同様に送料無料を強要して問題になってる独裁的なネット商店街も「送料無料→送料込み=1品ごと高値」となったため競争力を失った。1品でも以前より高値になり、便乗値上げもあった。
利用する価値がなくなったので通信販売を自立して欲しいと訴えかけてきた。私が利用してきた分野では、利用者のために全国的なネットワークを構築したのに、それを買収しやがった奴らが手数料を増やし反感を買ったことで起きたのが「自立」だった。それは利用者側にとっても有益に働いてくれた。Googleがあるんだから誰かにカネを払ってまで集まってる必要なんて無い。
それは当たり前で、宿を探すとして料金10,000円に予約サイトにホテル側が支払う手数料10%(例)に加えて月額費用を取られる。ならば9,700円にして、500円分をシステム導入費に割り当てたとしても利益が出る。地図を表示すればホテルと料金までも表示される時代で、ホテル一覧から選ぶ時代じゃない。自営業すら導入して商売ができる時代。
真っ当な仕事に対価を支払うのではなく、化かしと暴きの知恵比べは悲しいよ。
先頭へ △