2021-08-22 Sun
横軸:停留所、縦軸:時刻って具合に「面」で示された時刻表が公開されてれば、そのほうが桁違いに良いに決まってるが、どう乗り継げるかを探ってる側としては、乗車と下車を選んで自動的に乗り換えを一本線でしか示さないのは、この時代に つまらなすぎる機能。路線バスにおいては電車よりも乗り継ぎ時刻の危険性(遅れ)があるため、時刻表通りに繋げられても困る。例えば、路線バスに対応してきたジョルダンも「1本前」「1本後」は全体を動かすしかなく、乗り継ぎ便だけ「1本後」ができない。そこで時刻表を見るなら最初から時刻表でいい。
そんなことで、バスの運行会社がGTFSオープンデータさえ公開してくれれば作り手の表示方法次第でいかようにも使えるようになるでしょう。今は単純な表示しか見当たらないし、限られたバス会社しか提供してない。東急も東武も神奈中もリストに無いんですけど? 埼玉県はリストに県名がない。
東海バスにて路線地図から時刻表が見えなくなったと怒ったが、GTFSがあればプログラミング次第となった。そこで乗り継ぎを探ろうかと思ったら伊豆箱根バスも箱根登山バスも未対応であった。
熱海では東海バスと伊豆箱根バスの並走区間があり、箱根では伊豆箱根バスと箱根登山バスの並走区間がある。割引に頼らない場合は早いほうを選ぶわけで並走区間なら混ぜた時刻表を見たい。人間的なら場合によっては歩いて500m「湖尻」でも「桃源台」どっちでもいいが、すぐ近くでも別会社に停留所が別名だと人間が探るしかない。
機械的に教えられても「そんな所で乗り換えは嫌だ」って人間が判断してやるしかない。高低差、屋外、屋根付きバスターミナル等々、乗り換え条件は無視されてる。キリがないなら人間が判断する材料を並べて置いてくれれば良い。今は誰かの経験をネット上で探して共有するしかない。
そんなことで予定を立てるのが難しかった奈良県を見たら絶望感に襲われた。奈良県で公開されてるのは市内のコミュニティーバス「ぐるっとバス」1社のみだった。
ですから現状で欲してるのは全停留所が示された時刻表と、地図で示された路線図。停留所名が線で繋がってるだけの路線図には用がない。知ってる人なら路線図なんて必要がないわけで、知らないから必要なんだから地理的と停留所名が一致しないのが多いのに四角囲み停留所名が線で繋がってても無意味だ。取扱説明書と同じで、知ってる奴が作るから酷いものが出来上がる。
→ 国土交通省 >> 経路検索の充実とバスロケデータの利活用 ~標準的なバス情報フォーマットの拡充~
これが早期に出来上がっていれば「ローカル路線バス乗り継ぎ旅」も視聴者が調べた瞬間に答えが見えてしまう。現状は積極的な都道府県と消極的が明確に見えたが役所の関与あるの?
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