2021-09-03 Fri
売り上げNo.1に釣られて大失敗した。「ニチレイ 本格炒め炒飯」、ゴロゴロ焼豚は良かったものの、全体評価として別の方が旨い。隠れた味はあるものの、表だった味が薄すぎる。例えるなら塩コショウを忘れたかって感じ。個人的なら王将やセブンイレブンの冷凍チャーハンのほうが旨い。私にとってニチレイのを最悪にしたのは、「生焼けで苦くて不味いネギ」が入ってることで他の味を台無しにしている。リンガーハットの冷凍を駄目にしたのも似た理由で店なら有り得なかった。
蕎麦とかラーメンに味も解らず決まり切った流れってだけで薬味として入れるのと同じだが、食べても何が不味いのか解らない人達はシャキシャキ感とか訳のわからない事を言う。そこでクソ不味い成分が噴出するのに。
本来、苦味は毒物や腐ってきてたり危ないから避けるべき動物の能力だが、安全に食べられるか人間は経験でカバーしたため味覚を失うとのこと。だから知識の乏しい子供のうちは能力を有しているようだ。だから大人になっても有しているのが特殊で相手にしてもらえない。
おかげさまで、経験のある食べ物の劣化をいち早く感じる私は食中毒からも逃れてきた。臭いで感知できなくても舌が感知するため動物みたいに口に含んで感じて吐き出す。
子供にピーマンやセロリを喰わせようとしたり、あのクソ苦くて不味いビールを旨いと飲める人とは永遠に解り合うことはできない。味覚の一部を失ったから平気で飲食できるだけ。
ハンバーグやメンチカツに例えれば、ゴロゴロ玉葱が入ってるなんてのは単なる「手抜き料理」であるように、飴色になるまで炒めて不味さを殺すって意味がわかってない。ネギ類は熱処理をしっかりしないと不味くする成分が消えないのだ。
他に育て方(栽培)の違いによっても野菜の味は劇的に違う。昔、「どっちの料理ショー」ってので各地の厳選された食材を探してきて料理を作ってたが、ああゆう手抜きなく栽培されたのが本来の野菜なのか、もしくは人が改良した結果なのかだが、未熟なままピーマンを収獲して販売してるように生産の都合で食わされてるのが多い。
コンビニで値段が高い野菜スティックが売られてるが、あれは生でも食べられる品質。ところが、そこらのスーパーマーケットで野菜を買ってきても、到底 生で食えたもんじゃないのが多い。その代表が人参や大根だろうな。煮込みまくらねば苦くて食えません。
大人になることで味覚の一部を失ったからって、そこを理解せず調理して有名シェフづらする人が中にはいるのだが、本物の料理人は自分の舌でわからなくても正しい調理法をやってくれる。
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