2021-10-01 Fri
何年か前に都市部でも強風に襲われ、取材カメラの後ろを車輪付きな大型看板が強風に流されて道路を横断してたり、建物から何か落ちてきたりする映像があったが、そのあたりから視聴者の批判なのか知らないが「安全を確保して中継してます」なんてのが定番になり、今度は反対に事態(危険性)が掴めなくなってしまった。事態を知らせるならば無人のカメラを設置しておけばよいものを、事前に乗り込んでるくせに、なぜかそういった人的安全を確保しながら従来通りの映像すら撮れなくなってしまった。
外国から見られてる日本人の馬鹿さ加減って台風に襲われてるのに何か心配で見に行って死ぬ奴が必ずと言ってよいほどいること。正常性バイアスってやつなのか安全ボケなのか知らないが危険性を伝えることは必要だと思う。火災や津波でも同情できない死人がかなりいた。その危機感を伝えるのが報道の仕事。過去だって安全確保してなかったはずがない。
苦情に屈してしまっただけだ。例えば熱湯風呂が熱湯なわけねぇーだろ。感覚器官が鈍った爺さんが入る風呂よりぬるくても熱いを装う「芸」なのに法令遵守(コンプライアンス)って頭おかしい。自らやってる芸に法もへったくりもない。視聴者が信じるならば日本人はそうまで馬鹿になったと嘆くべきである。
そんなことで台風中継が危険だからやめろって苦情に屈したとしても、今は、あまりにも高みの見物すぎて危機感が伝わらない本末転倒である。
| emisaki | 2021-10-01 Fri 12:11 | 大衆媒体::テレビ全般 |
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