2011-11-01 Tue
新千歳・成田便のメリットは? 少なくとも都民に利点を感じる部分は少ない。時間あるので1円でも安く行きたいのならメリットはある。ただ、それだけに思える。新千歳からなら茨城空港や名古屋(セントレア)では限定で5800円もありましたが、空港使用料の高い羽田や成田では無理でしょう。そしてドル箱路線で客がいて、ここまで競合相手もないから安くする必要がない。PEACH航空など登場してきてから、どうなるかですね。
あまり安くされて安全性がないがしろにされるのだけは絶対に困る!! ここでは運賃が安いを探るのではなく、単に羽田より安く設定されてる成田空港を使う価値があるかを東京の考え方で探る。
どうせ成田から東京に出るなら成田エクスプレスにしろ追加料金がかかり、お得感が見えない。海外旅行でなく大荷物がないとすると浜松町すら面倒な乗り換え場所でないから羽田に問題もない。
(運賃はあくまで例)
■ 新千歳・羽田 16,800円 新千歳・成田 12,800円
新千歳・成田に続き、那覇・成田も就航するようだが、特別な日ではない普通運賃で比べると
■ 那覇・成田 16,800円 那覇・羽田 19,800円
都内までの交通費を加算すると、この差はぐっと縮まり、移動時間で損をするだけ。勘ぐるに、羽田空港が過密状態にあり、空港使用料などの関係から成田が選ばれたのだろう。スカイマークとしては頑張っているのだが、接続する交通が飛行機に比べると高く感じ、現実にも東京駅を起点としたら金額的な差がほとんどない。
■ 成田エクスプレス 成田空港・東京駅 (2940円 うち運賃1280円)
■ 京成スカイライナー 成田空港・上野 (2400円 うち北総線経由運賃1200円。京成通常は1000円)
□ リムジンバスは東京駅まで3000円程度 もっと遠くまでのほうが割安だが時間が合うかどうか
過去に比べると成田エクスプレスの乗客は少なくなってると思う。沿線上、通り過ぎる車内を見ることも多く、また総武横須賀快速の成田空港行きに乗車して感じるのが大荷物を持った乗客の増加。特に外国人を多く見るのも円高のせいでしょうか。普通なら東京駅まで1280円なのに成田エクスプレスだと倍以上の2940円と20ドル以上もの差は見過ごせないだろう(2011年11月 =78円現在)。格安な旅館に泊まるバックパッカーのような旅人なら尚更。
以前なら羽田しか考えられなかったが状況が変わった部分もある。2010年7月17日から成田スカイアクセスが開通し、京成スカイライナーが北総線経由でショートカットできるようになった。スカイライナーは上野まで最短36分。乗車時間、便数などからくる所要時間を考えるとスカイライナーのほうに歩がある。京成の上野駅にて他社路線への乗り換えが面倒である点は、西日暮里駅で乗り換えることで解消できてる。料金は2400円で成田エクスプレスより540円安い。
※ スカイライナーは成田エクスプレスに比べて本数も多く、経由する北総線の運賃は東京メトロの3倍も高いため割安感が出る
料金を度外視した場合、東京駅→羽田空港と上野駅→成田空港は10分程度の差しかなく、成田が遠すぎるというのは過去の話。羽田空港は場所が近いから車を使うなら成田の比ではないほど近い。だが、電車を使うならそれほど時間的差が生まれない。海外旅行なら羽田を推すほど大きな理由はない。大荷物ではJRから乗り換えが不便な浜松町モノレール、これを救ってるのが京浜急行でJR品川から乗り換えやすい。
結論としては、許せるだけの料金差がなく、時間消費は取り戻せないため国内線の場合は成田を使う意味は今のところない。
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(運賃はあくまで例)
■ 新千歳・羽田 16,800円 新千歳・成田 12,800円
新千歳・成田に続き、那覇・成田も就航するようだが、特別な日ではない普通運賃で比べると
■ 那覇・成田 16,800円 那覇・羽田 19,800円
都内までの交通費を加算すると、この差はぐっと縮まり、移動時間で損をするだけ。勘ぐるに、羽田空港が過密状態にあり、空港使用料などの関係から成田が選ばれたのだろう。スカイマークとしては頑張っているのだが、接続する交通が飛行機に比べると高く感じ、現実にも東京駅を起点としたら金額的な差がほとんどない。
■ 成田エクスプレス 成田空港・東京駅 (2940円 うち運賃1280円)
■ 京成スカイライナー 成田空港・上野 (2400円 うち北総線経由運賃1200円。京成通常は1000円)
□ リムジンバスは東京駅まで3000円程度 もっと遠くまでのほうが割安だが時間が合うかどうか
過去に比べると成田エクスプレスの乗客は少なくなってると思う。沿線上、通り過ぎる車内を見ることも多く、また総武横須賀快速の成田空港行きに乗車して感じるのが大荷物を持った乗客の増加。特に外国人を多く見るのも円高のせいでしょうか。普通なら東京駅まで1280円なのに成田エクスプレスだと倍以上の2940円と20ドル以上もの差は見過ごせないだろう(2011年11月 =78円現在)。格安な旅館に泊まるバックパッカーのような旅人なら尚更。
以前なら羽田しか考えられなかったが状況が変わった部分もある。2010年7月17日から成田スカイアクセスが開通し、京成スカイライナーが北総線経由でショートカットできるようになった。スカイライナーは上野まで最短36分。乗車時間、便数などからくる所要時間を考えるとスカイライナーのほうに歩がある。京成の上野駅にて他社路線への乗り換えが面倒である点は、西日暮里駅で乗り換えることで解消できてる。料金は2400円で成田エクスプレスより540円安い。
※ スカイライナーは成田エクスプレスに比べて本数も多く、経由する北総線の運賃は東京メトロの3倍も高いため割安感が出る
料金を度外視した場合、東京駅→羽田空港と上野駅→成田空港は10分程度の差しかなく、成田が遠すぎるというのは過去の話。羽田空港は場所が近いから車を使うなら成田の比ではないほど近い。だが、電車を使うならそれほど時間的差が生まれない。海外旅行なら羽田を推すほど大きな理由はない。大荷物ではJRから乗り換えが不便な浜松町モノレール、これを救ってるのが京浜急行でJR品川から乗り換えやすい。
結論としては、許せるだけの料金差がなく、時間消費は取り戻せないため国内線の場合は成田を使う意味は今のところない。
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| emisaki | 2011-11-01 Tue 22:40 | 交通::情報・考察・計画 |
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