2013-03-06 Wed
週末のイベントの前に予習としてYouTubeに上がってる昨年7月の「やなな緊急記者会見」というのを見たら、目から鱗が落ちるとはこういうことか!と思った点がいくつかあった。こちらとしては、あくまで客という立場から見えた問題点からどうにかならないのかと指摘してきた部分は間違ってないが、商売してる側へ何が高すぎるだのという一方的な考え方がちょっと甘かった。
>駐車場が高いからダメじゃない。ヨンさまに合うために15万円払って韓国に行くでしょ
>ファンになれば駐車場高くても来る
商店街では大型ショッピングセンターと違って駐車場はタダにはできない。ファンを作れば高くても行くということだそうだ。駐車場は車社会である中部だからの話であり、やななキャラクターの力でどれだけの集客力があるか怪しいが、考え方には一理ある。
>タレントの誰々がナントカまんじゅう好きだと言ったら、ファンの人も好きになっちゃう…
背に腹は変えられぬと言うことだろうが、この部分に関しては同意しかねる。ステルスマーケティングと区別つかないからだ。もう一つ、ファンになって商店街に来てもらうより先に、行ってまで買うべき商品の水準になってる必要がある。自分たちが取り扱ってる商品が周りと比べてどうであるかも調べてないのがシャッター通り化する商店街の一番の問題。たいしたことないメシが500円で、それなりにうまいメシが550円だったらどちらへ行くか?この550円が700円とかでも価値があれば行く、それが上記で「高くても客が来る」という本当の意味ですよ。商店街が存続するための大多数の客からすると、キャラクタ-はきっかけになるが商店街存続の理由にはならないと思う。
やななの引退については、
>だんだん人気がなくなって登場する機会もなくなり自然消滅という終わり方が一番商店街にとって良くない。
>期限をもうける必要がある。その期限は、ピークの時でなければならない。
商店街のみならず、観光地にも当てはまる。決断が遅すぎたり、無理・先行きないことまで延命処置をするから気づいたときに取り返しが付かなくなる。延命策より常に次なる手を考えることでしょう。先なんて読めるはずがないので来るべき時に対処可能な体制が必要なのだろう。
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