2013-04-25 Thu
フジテレビ「ほこ×たて」平成25年7月に放送予定で静岡VS山梨ってのをやるらしい。今回も写真だけを募集しているため、昨年同様に富士山の見た目だけの対決なのか、静岡VS山梨として全体を対決させるのかわからない。
・静岡県 文化・観光部
ホーム > 組織別情報 > 文化・観光部 > 「ほこ×たて」静岡VS山梨 富士山写真コンテスト
http://www.pref.shizuoka.jp/bunka/hokotate.html
・山梨県 社団法人やまなし観光推進機構
ほこ×たて 静岡VS山梨 富士山写真コンテスト
http://www.yamanashi-kankou.jp/hokotate/
(締め切りが5月7日ですので該当ページへの直接リンクを避け表示のみにしてあります)
日本テレビ「秘密のケンミンSHOW」などでも揉め事や街頭インタビューで県民の主張が放送されたりしますが、この件で犬猿の仲である双方に県外の客から言わせてもらうと見苦しい論争であります。
・どこから見ようと富士山は富士山であって勝ち負けの問題ではない
・眺望の良さは個別のものであって県で分ける考え方は愚か
・山に表も裏もない
・頂上の未確定県境について直線を引いてやりたくなる
・山梨県でも南側の身延線沿線の山から富士山を見ると前は全部静岡県に
・富士山に接してないけど神奈川県からも綺麗に見える場所がある
他にも言えることはあるだろう。
富士山のどちらが表か裏かの論争だが、表は自分が見てる側であって山梨県民が静岡県で見たらそこが表ということになろう。山に主たる面などというのがあるはずがない。山梨と静岡県民がくらだん揉め事をするから当事者以外には馬鹿らしいと思う企画でマスコミに踊らされているわけだ。観光関係としては勝とうが負けようが宣伝効果が大きいためにのってくるのだろう。
私としては、番組で紹介される写真を見て左右される確率は低い。昨年の対決から推測すると、紹介されるような写真は厳しい条件下において撮影されたものばかりであって、近隣住民、そして時間があり余ってる人にしか撮れないから。例えば、逆さ富士に加えてダイヤモンド富士なんて偶然とも言え、どちらかでも天候次第で何日か寝泊まりして見られるかどうか。条件が厳しすぎるのは観光絶景としての得点は低くなる。
番組の趣旨に沿うものとして、何でも切るカッターと切れないチェーン対決など誰が見ても勝敗が明白でなければいけない。写真では誰がどう見るかによって変わってくるため白黒つけられず「ほこ×たて」で扱う題材としては間違っている。どうにもネタがなくなってくると、こういう甲乙付けがたいのを挟んでくるようだ。
この記事に対するコメントの受付は終了しています。
コメント
先頭へ △