2013-07-02 Tue
富士山に登るには朗報かもしれないが、富士山急行線沿線(西湖・河口湖・山中湖)への旅は割高になってしまった。今回発売になる「世界遺産・富士山フリー乗車券」は、JR東京都区内・横浜市内・大宮~川口・戸田公園からJR大月駅までの往復と伊豆急行線全線、周遊バス(河口湖・西湖、山中湖、富士山五合目)が二日間有効4,500円で発売になる。利用期間は7月1日~12月1日。参考とする以前あったのは、
・日帰り用 河口湖・山中湖セレクトフリー乗車券(2013年3月15日で終了) 3800円
・二日間有効 河口湖・山中湖セレクトフリー乗車券(2013年6月30日で終了) 4000~4500円
バス路線を選択するタイプで、富士山五合目は追加1,000円となっていた。よって、富士山へ登るのは今回の「世界遺産・富士山フリー乗車券」のほうがお得になった。
個人的に河口湖の花火で往復するだけなら以前は1000円お得だったのに、これからはたいして得しない状態になってしまった。東京から河口湖まで通常往復だと5,120円、夏期・土日祝だと「休日おでかけパス」が使えるため4,820円となり都区内など範囲を超えて「休日おでかけパス」の広い範囲から往復可能となる(日帰りの場合)。このフリー乗車券を使いこなすには宿泊、富士急行線で乗り降り繰り返すか、バスを使いまくるなど価値を見出す必要がでてくる。
こちらから行く場合の富士急で降りるとすると、河口湖駅、富士急ハイランド駅、そして名前の面倒くさい富士山駅くらいだから富士急行線のフリーはメリットがない。特急は走ってない時間となっても往復するだけで損しない「フジサン特急フリーきっぷ」2,200円を組み合わせる方法もある。本件のフリー乗車券の場合は別途特急料金を払えば乗車可能。
それにしても何か起きないと行動できない人たちが多すぎますね。マスメディアの特にテレビはすごく、YouTubeで100万回再生なんてテレビに比べたら屁でもない低視聴率だから腐ってもテレビ。各局で富士山と騒がれたら積極性に欠ける受動的な日本人なら動くに決まってる。
→ JR東日本お得なきっぷ → 世界遺産・富士山フリー乗車券 (期間終了後はリンク先の削除あり)
→ 富士急行線
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