2013-08-31 Sat
20号1発 + いつもの大空中ナイアガラ動画開催日時: 2013年8月13日 20:20-20:50
天候: くもり、小雨、南西から強風(突風)
20号玉があるのでサンビーチではなく山のほうに行ったが、距離2キロ弱だから遠すぎたようだ。サンビーチや親水公園では魚眼に近い超広角レンズが必要だから離れたのだが、ちょうど良い距離に観覧場所がない。春日町あたりが距離的によかったと思うが、上から見てて風下なので悲劇だったろう。
土曜開催は嬉しい。 帰ってきて疲れでわかるが翌日に元気に動けるのは二十代までだよ。
パラシュートに短冊花火みたいなのが付いて浮遊するのは消える前に上陸したほど真横の強風。雨天決行でも風速10メートル以上なら中止なはずだが、客商売だけに地上計測で下回ってれば開催でしょう。花火目線である山の中腹の風はすごかったですよ。表面積が少なく脚を広げてる三脚が倒れるって言えばわかるかな、風速数メートルくらいで倒れるはずないんです。三脚を押さえながら撮影してたし、写真は露光中に風で動くからブレちゃうから仕上がりは悲惨でした。
以下はビデオカメラ1号機の映像。マイク風防の能力が低いため音質が悪い。 2号機は度重なるゲリラ豪雨を切り抜けたものの不調だし、HDV方式(ビデオテープ)なので編集するまで時間がかかりそうだ。
風を考慮いたしましても20号の品質については見ての通りです。例年の10号もそれほどでもないため単発で打ち上げられる品質には無理があるのかもしれません。熱海の場合は市からの補助金を除くと温泉ホテル旅館協同組合か観光協会の独自開催のため、企業や商店、市民の協賛金を得てないので予算という問題があるのでしょうか。有料自由席もたいして収入にならない。常連になってるとわかるのですが開催日によっても質にバラツキがあるので一度で評価できないのであった。
終わって周囲で「どうでした?」みたいになったので「風を差し引いても20号の質が悪すぎる」と答えたら、近くの夫婦が品質に関して「熱海(が依頼してる花火業者)じゃ無理でしょ」と申しておりました。私の範疇外である花火業者名をいろいろ言ってたので詳しい方々だったのでしょう。
(未確認ですが、どうやら神奈川県藤沢あたりの花火業者らしい。
変わってるの知らない時期に前の業者さん質が悪いと書いてしまってごめんなさい)
本当に20号ですか?という疑問もある。見てたのが海抜160メートルくらい、そして20号が開いたのが大空中ナイアガラでの上の大玉が開く位置よりちょっと上くらい。高さも大きさも20号って感じなかった。時差着火の部分は大きいが、それでも作りが失敗だった気がする。打ち上げは風向きを考慮したのか、ほんの少し風上に曲げて打ち上がったが、割れる前に大幅失速して最後は真横に流れ動いて花開いた。落下に転じる瞬間に着火したって感じ。実験場にされちゃったかな?ならば、何度もやれば良くなるのかもしれないな。
花火についてはネット上にいくらでもある各種開催地の写真で見比べることができ、当方でも尺玉は例えば諏訪湖、熊谷や小見川での単発打ち上げやコンクール、20号玉を含むスターマインは桑名では一夜にして十数発も見てるので、それらとの次元の違いを比べることができる。
こう思われないようにするかどうかは主催者次第です。結果論としては、20号より大空中ナイアガラをド派手にするか、途中の時間稼ぎで統制のない花火を真っ当な花火にするなどしたほうがよかっただろう。派手ってのを勘違いする花火業者が多いのですが、打ちまくって「照明弾」にしてしまっては、もはや花火にあらずです。
市議会で「打ち上げ場所として貸して経済効果」という案が出てたが、そんなことで収入が得られるとは考えにくい。それを言うなら花火業者を固定にしてきたほうが問題です。複数の業者が入ったり、競争するのが一般的。補助金が出てるなら役所が何か言うべきでありコンペディションや入札が当たり前です。主催の宿泊収益による支出率が大部分にしても我々観客が熱海でお金を使うことからの間接的税金が投入されているのなら固有事業とは言い切れず、小言の権利くらいあるだろう。
ビデオカメラに重点を置いてるための失敗。なぜか露出オーバーばかりなので後半で確認すると自動感度アップがONで ISO400 だった! いつもの調子でシャッター切ってると2段オーバーってことに。事前にも小雨がぱらついてたり強風でカメラ倒れそうとかあり、直前までカメラを出さなかった。他いろいろ問題がありすぎて考えが回らなかったのが原因。毎度のことだが肉眼で見ることを優先してるため、いちいち確認もせずリモコン撮影だから特に後悔はしてない。
今期の熱海での花火観賞は4回、世間的にお盆休みの時期は開催しないため最大の繁忙期の客数はわからないが、学生の夏休み期間最終週末にして花火開催日最大の混雑を迎えたであろうと思う。もちろん定時に計測したわけでもないが、街中の人口密度も違うし、ある観覧場所にふだんはいない人数が来てたから。大きな理由は「土曜日」であること。
こがし祭りのほうが客が多いと考えるのは間違えでしょう。「動員」としたら考え直すが、「客数」という点では花火のほうが多い。花火のときのサンビーチや親水公園で左右に広がってる人たちを全員集めたら、こがし祭りの混雑どころでは済まない。
右足を負傷してる状態で機材が10キロ、なのにうろちょろしてから撮影ポイントに行こうと思ったらタクシー乗り場が大行列。いつも日中は、だれきってる運転手まる見えってくらい溜まってるのに1台もいなかった。私の目的地で使えるバスは17時でもう終わってるからタクシーしかないのだ。このままだと間に合わないのでケガした足を守りつつ時間をかえて階段登山をすることとなった。上りは疲れるが、足への負担が大きい下りの階段は膝にくる。駅でも上り階段より下りで衝撃が加わる。話が変わるのでこの後は別件としよう。
帰りの電車、平塚で同じような人が大勢乗ってくるのは一目瞭然。なぜならユニホーム着てるからJリーグ観戦だとわかる。だが、茅ヶ崎駅に到着前、混雑との車内アナウンスには全く意味がわからず、何か祭りでもあったかと思う程度でプラットホームを見ても理解不能だった。後でわかるが、確かに祭りか、茅ヶ崎公園野球場でのサザンオールスターズのライブでした。ニュースによるとチケットがない人も集結していた模様。
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