2013-10-24 Thu
フジテレビの「ほこ×たて」が放送自粛(打ち切り)となった。詳しくは検索していただきたいが、要約すると対戦でトラブルが発生したが違うシーンを使って編集(ねつ造)してしまったらしい。私も録画して見た番組だ。この番組は開始当初と比べてひどい “ひっぱり” すぎとなってしまい、くだらない部分はすっ飛ばす録画して後で見る番組に成り下がってた...(追記:「代替番組でも不適切編集が発覚」。ですから良いと駄目の境界線がわからないんです)
(追記 2013年11月29日 フジテレビ定例会見より) “フジ社長「ほこ×たて」打ち切りで謝罪「やらせでなく過度な演出」”・・・ほら、病気でしょ。この筋が通るならば、ストーカーではなく「過度な愛情表現」ということになります。世間ではそれらを過剰演出ではなくヤラセと呼ぶ。表面上だけの嘘の謝罪をされても困るが、こうした会見内容によって世間と考え方がズレまくってることがよくわかった。テレビは今もなお巨大メディアであるが、年月を重ねるごと視聴者の層が入れ替わり果ては見放される。いや、既に視聴率に表れている。
・頼ってる視聴率は不確定へ
わかりやすく極端な例にすると、1000人に10人と、100人に1人は同じ1%。調査機を同じ台数ばら撒いても絶対的な視聴人数が減りつつあることに誰か気づいてても、見なかったことにしているのではないか?
もはや録画は当たり前で、生で見ないほうが時間利用の効率があがる。近年の録画機やテレビ内蔵機能でも2番組以上の同時録画が普通。よって録画しても視聴するとは限らない。本屋でパラパラっとめくって気に入らないから買わないのと同じで確認はする。過去と違って多様化した現在では、見てから「無駄な時間だった」と思うようなことは避けたい。
テレビ制作者の異常ところは犯罪者への道と同じで小さい罪悪感を持たなくなることから始まる。私が銀座で目の当たりにしたのは、キュー待ちした街頭インタビューだ。生放送なら逃げられても、それが真実であるが、答えてもらうために待機させ、あたかも通りがかりのようにした不謹慎な行為である(その場で捕まえたかのような嘘であって演出とは呼ばない)。わからなければいいという風潮が根強い。多くの制作で別の映像を使うことくらい当たり前だと思ってるはずだが、この行為が大罪につながるのである。
既にいろいろしでかしてくれてて過去の「あるある大辞典」の教訓なんて何も生かされておらず、視聴者はお前らには期待してない。最初からテレビ番組としてシナリオがあり作り物と公言ならいいだろう。しかし、「ほこ×たて」で真剣とされる勝負事が捏造されてしまってはシャレになりません。ほかの機械などの対決者に疑いのまなざしが向けられるが、その責任を誰が負うのか?
こうさせた事情は放送局からの視聴率絶対主義で、視聴率が取れない下請けは切られるから異常なことをしだす。CMもしくは音楽系も似たようなもので目立とう精神からめいっぱいに音量を上げ合戦となり、意味を伝えることを忘れて「うるさい」だけに成り下がってしまった。
その辺の話は専門家に譲るとし、視聴者として兼ねてより訴えかけてきたが、うざったい字幕にナレーション、映像けがしのCGなど入れて仕事した気になってるだけで、本当の中身など作れなくなってしまったのだろう。視聴者からしたら迷惑でしかないことに気づきもせず演出とか効果の仕事したと思い込んでる。
放送業界と言えば既に著名人に叩かれてるが、著作権縛りで B級カス事業を生み、コピーワンスをダビング10、DNLAだのDTCPだの次々と新しい方式にして大多数の惑わせた上、どこかであっさり破られる始末。自分だけで使いたいのに、一握りの悪党のために使い勝手が最悪の状態と大迷惑しているのは毎回変わってきた対応機器を買わされる我々消費者である。家庭内ですら従来のように扱えなくなったテレビなんかにそっぽ向くのも当然。
頭が悪いのは世間が見えてない権利者だが、日本で目立った騒ぎはDAT(デジタルオーディオテープレコーダー)から始まってたのかもしれない。更に過去を聞くにはSONYがBetamaxを発売するため米国訴訟に勝ち、それから各社がVHS、DVDなどなど築き上げた市場拡大でコンテンツ権利者は、権利侵害どころか、ただならぬ恩恵を受けてきた。こんなことすら理解できず社会経済の流れに噛み付いてくる時代遅れはいつもいて、最近では通称「自炊」事業者が槍玉にあがった。
「自炊」をやめさせたいなら電子書籍出してから文句を言えってのが市場(消費者)からのセリフだ。作業代行が著作権侵害への加担はちょっと時代遅れだ(現法上は違法になるらしいが)。時代遅れな権利者ってやつは売れなくなると的外れた機械や行為に責任を擦り付けが繰り返されてきた。変化した市場を潰そうとする行為は、自らの首を絞めてることに気づけない可哀想な連中なのだ。CDやDVDを山のように買ってきた側から言わせてもらうが、買わなくなったのはお前に興味がなくなったからだ。たとえば市場を無視して公衆電話が使われなくなったと携帯電話会社を訴えるかのような愚かさが見える。
もし、最初から再生しかできない機器を投入させ録画機器を禁止してたら、ビデオソフトや、その後の再生のみの機器市場は全然広まらなかったと考えるのが妥当。私の場合は若い頃にフリーウェアを作っていたし、オープンソースも利用させていただいたので「損して得を取れ」って市場の概念がよくわかってる。しかしDAT、MD、DVD-R、PSEマーク問題と毎度のように出てくる固定種族は被害妄想が激しいらしい。繰り返すが売れなくなったのは機械のせいではなく多様化して興味がなくなったからです。
周りまわって権利者に利益をもたらす市場を権利侵害の恐れありとし、がんじがらめのよう守り、放送事業者やAV機器メーカーによからぬ出費をさせたせいでマスメディア(テレビ局)が弱体化したとは考えられないでしょうか。こういうときに限って時代遅れなマスコミほどメディアの多様化を低迷理由にするのだろう…大笑いだ。多様化について前記と相反するようだが、音楽やテレビのほうがつまらなくなったところに、いろいろ手を広げる要素が増えてきたから飛びついたワケ。この順番を間違えると結論も間違う。
視聴者数が落ちたと言われるいまもなお、YouTubeで100万回再生などテレビの足元にも及ばないのである。ただしYouTubeは興味があって見てるが、テレビは見せられてるだけの可能性も高い(ネット動画視聴率 ≫ テレビ視聴率)。よって予算があるくせに放送のほうが内容および興味対象として上とは言いがたい。
テレビがくだらないから、いろいろ手をだしてるだけで本当にテレビが面白かったらテレビを見る。
だってほかのことするより楽だもん。
番組制作者の「病気」は不治の病だから人種が変わるしかない。私や同類が若い頃に片足突っ込んだけど、ダメなことはダメって思える人があんな異常なところで働き続けられる訳がないんです。
ともかく、もっと賢くなれないのかね
尚、報道後にちょこっと調べたら「ほこ×たて」の制作に関わってる制作会社はこの報道後に謝罪ではなくメンテナンス中(Z社)や、何もなかったかのよう該当ページのみ削除(D社)など会社の体質が疑問視される行動をとっている。捏造なんて最初から視聴者を裏切ってるわけだが、それを示すよう彼らが真っ先に謝罪したのは視聴者へではなくフジテレビなのだ。そして別途報道によると責任者であるフジテレビは過去の登場企業に謝りのひとつもしてないらしい(投稿時点)
他の会社は現状で制作番組のリストに書かれてるが、これら会社の多くに重複した番組名があるため下請け(丸投げ?)、孫請けなどグループ化しているのではないか?テレビ局は報道で役所は政治家のシステムを非難するわけだが、お前らの組織こそ非難されるに値するものだと視聴者として苦情を申し立てる。
この記事に対するコメントの受付は終了しています。
コメント
先頭へ △