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13年間 観光大使!?
 アンテナショップでイベントが開催された兼ね合いで調べたところ、飯坂温泉キャンペーンレディさんの2013年の記事が見つかり、そこで観光大使11年目とあった。すると2015年の段階で13年目!同じひとですよ。2016年も継続かは不明ですけど2015年までは確認できた。宣伝映像からすると、地方局の中堅アナウンサーって感じだった。
飯坂温泉オフィシャルサイト今月の人今月の人平成25年3月

そこから宣伝要員の変化を論じてみよう...

 地方ほど選ぶ人がいなく「渡り」と呼んでいる職業ミスコン・観光大使さんがいることは承知しているのですが、そんな中で13年継続はすごい。これを知るまで職業的と思えたのは熊本の人が6年間。

 選考会をやらない地方型だと3~4年継続はざらにいる。年月じゃなくて驚いたのは2年ほど前に「ぬまづ燦々レディー」だった美魔女な47~8歳なお方が20歳そこそこな娘の年齢と一緒にやってる姿でした。

 私は愛しの八重歯ちゃん一筋だから引退してからは他を客観的判断できてる。同じ展示会場とかで上記の彼女らのアナウンス能力やら対応能力の高さは目の当たりにしてきた。それでいて学生じゃないから履歴書に1行付け加えるためじゃない。現実、就活(特にアナウンサー希望が目立つ)のための踏み台だろって人は多いが元から会社員ならそれがない。

 キャンペーンレディは地域が決まっているが、司会業のほうだと上手な人、もしくは詳しい人に依頼が集中してしまう。ゆるキャラ関係に汎用司会者を付けられると状況が飲み込めず空気読めない進行になることが多い。それを見抜いている興行主は安全に正しい選択をすることになる。例えば、ふなっしーには専属と言ってよいほどの司会者が付いている。


 さて、日本海側「1県飛ばしの法則」から外れる地域だと選ぶ人がいなくて同じ人がやってる場合もあるし、渡ったあげくに元に戻ってまた同じキャンペーンレディーに採用されてる人までもいる。なり手のいない人材難だろう。

 加えて、地方にありがちなのは地元企業や団体職員とか仕事の一環として選出というか業務命令みたいなのもあり、失礼ながらやる気がないとか愛想なしとかいう宣伝効果なしも見られる。やんちゃだった人が選ばれることがあるのも田舎のほう(ネット時代、過去は隠せず)。


・近代の意識低下

 ゆとり世代になって貢献どころか仕事にもなってなくて称号だけ欲しいからやってる人たちが増えてしまったので長くやってる人のほうがプロ意識が高い。過去に指摘したが、それで会社員のほうが適格だと言ったわけです。

 でも、副職だと参加できないこともあるから同時に必要じゃなくても参加可能率の低さから10人くらい選んでしまったりするところもあるわけ。思い返せば、普通なら半年以上会えなくなるところ、愛しの八重歯ちゃんの参加率が高かったから、ちょくちょく会えたのが嬉しかった。

 そういえば熱海は同時期に桜まつりを始めて全員出動かもしれない日を作った。1月末の梅・桜・大島だが、今年は梅まつりは出動なしになってる。梅園を捨てたってことは人材不足に陥っているのだろう。増員すべきでしたね。それに、なぜかわかりませんがネット世代のほうが情報発信が減ってしまった。予想するに、言われないことができなくなったからでは。

いれば良いだけじゃないならプロ起用のほうが適してる。


・宣伝する気があるのか、仕事で来ちゃっただけなのか

 情報発信については元からしてわかってない。例えば事前に「ソニービル前で~県~市が花配ります」とか報道が出るから集まるわけですが、宣伝やるのに通りすがりしか相手にしてないことが多い。それも大都会東京なら通用するが、周辺では通りすがりすら少なすぎて宣伝にならない。「九州物産展 何々日にくまモン来場」とか言われるから行っちゃうわけ。関係ないひとにも目に留まるきっかけとしては機能している。

現代の観光大使=ゆるキャラ

 宣伝下手な地域ほどこっそり開催。前日とか当日にボソボソ言うわけです。“あつお”が上野(御徒町)に来ていたわけじゃん。なのに朝からそんな事なんて何もつぶやいてないわけよ。やる気あるのかって。以前からだとけ何か書いたところで当日に今、どこどこでキャンペーンやてますとか 突然言われて「行けるわけねーだろ」って反応するしかない。これが情報統制と整っている運営と、のらりくらりとやってるところの違い。

 結局、今回“あつお”は上野の件は何も発信しなかった。普通、情報発信ったら “ゆるキャラ” と相場が決まってるのに! 役所や商工会議所ではなく特定団体のキャラクターだからとも言えないのは、“バリィさん”なんて団体じゃなく1企業なのにしっかりしている。

 一例として出しただけなので詳細を書かなかったが、実は情報が出ていた。だが、知ることができない状態でね。知るべきウェブサイトにたどり着く情報が発信されたのが前日(1月14日)だったからだ。しかも私が半ば関与しなくなった観光大使方面からの情報でした。笑えないのは、その辿り着いた先は昨年12月からいろいろ書かれていた。URLを告知してないのに、それ、いったい誰が読んでいたの? そういう具合。役所じゃなくても「縦割り」なんだ。


 マスメディアを使ってタダで宣伝できたら最高だが、東京でのCMは巨額。交通機関の広告はテレビと比べたら安いから激戦を潜り抜けないと出せない。気軽に出せると、どんどんローカル傾向になってしまう。そこで問題はインターネットすら真っ当に使ってないことにある。使ってるようで使ってないし、使い方がわかってないのもある。また、選考の自己PRとかでSNS利用とか言う人に限って選ばれるとほとんど発信しない傾向が高い。


宣伝要員として観光大使が ゆるキャラ に変わったのだが、結局は飼い主の良し悪しが全てだった。
うまく生かしきれるかは後ろにいる側の能力次第なのだ。

| emisaki | 2016-01-15 Fri 21:07 | comments (0) | 催し::情報・計画・考察 |
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